日: 2010年3月15日

オートバイのオイル交換

 いい天気。
 2月24日から充電とパルス電流付加を繰り返して来たオートバイのバッテリー。
 その反応からほぼ機能を回復したように見える。
 ここ3日は、放置して観察中で、現在端子電圧12.69V程度。自己放電も極端に大きくはない模様。(以前は、充電が直ぐ終わってしまい、見かけ上のフル充電後でも3日後にはセルモーターがやっと回るかどうかの状態だった)
 理事の仕事でバイク駐車場新設検討の実地検証をするついでもあって、バッテリーを装着しに駐車場へ。
 キャブレターのガソリンが抜けてしまっていたためか、初回、エンジンがかかりにくかったけど、セルモーターは勢いよく回る。バッテリーは元気だ。
 マンションまでもってきてオイル交換。
 ホンダ純正 G2 10W-40。(部分合成油)
 作業終了後、ガソリンを満タンにして、タイヤに空気を入れ、近所をテストラン。
 給油は半年ぶりくらい、オイル交換は走行距離2500Kmで3年ぶり。
 3000Kmごと、とか、走らなくても半年ごと、とかでオイルを頻繁に替える人がいるけど、常温放置によってエンジンオイルが劣化するという科学的データはなく、水分の取り込みさえ起こらなければ、オイルは走行距離に応じて劣化するはず。
 自動車もバイクも三十年以上乗っているけど、オイル交換は基本的に距離でしかやったことはない。エンジンが駄目になって車を替えたこともない。
 バイク乗りの誇りみたいなものとして、この程度の簡単なメンテナンスは自分でやるべきだ、と考えているのだけど、始めてみると、忙しい最中の小一時間の作業は、実は精神的に苦痛だった。
 残りの人生少ないのだから、時間は「自分だけにできること」の為に使おう。少々のお金で他人がやってくれることは他人に任せよう、と改めて思った。
 オイル交換なんぞをする暇があったら、少しでも小説を書け、ということだ。
 午後、自転車で黄金町の仕事場へ。
 前日に書いたエッセイを印刷確認した上でメールで送付。
 あとは、書き下ろし長編改稿のラストスパートに入る。
 午後11時過ぎ、一度止んだ雨がぱらついてきたところをあわてて帰宅。
 オフィスではカップ麺で凌いでいたので、冷蔵庫から「コンテ エテ」(フランス)というチーズを出してきて、チリの白ワイン “MONTES CLASSIC SAUVIGNON BLANC” を飲みながら食べる。
 これがまたベストマッチで、ものすごく美味しい。
 仕上げは塩鮭でお茶漬け。
 本日は、まったく外でお金を使わなかった。