6月6日発売の『あなたの声に応えたい』(小学館文庫)の見本が届いた。
阿川大樹の小説の本として八冊目。
ある人が文学新人賞受賞者が出版した本の冊数を調べ上げた結果がネットに出ていた。
それによると、
新人賞をとっても30%は本が出ない。
1冊だけの人が13%、2冊だけの人が7%。
ここまでを合計すると、新人賞を獲っても半数の人は、本が出ても二冊以下ということらしい。
阿川大樹は今月中に九冊目も出る。73%が9冊以下だという。
10冊出ると多い方から20%に入るそうだ。
たくさん本を出している売れている人が目立つので、僕なんか全然駆け出しだと思っていたら、こんなもんでもすでに上位30%に入っているなんて。
それを知ると同時に、こんなもんで上位30%だといわれても全然うれしくない自分でよかったと思った。他の人が何冊だろうとどうでもいいのだ。自分が書きたいことを書ききるまで、満足している場合じゃない。
ちなみに上位4%になるには100冊。200冊出せば上位1%らしい。
森村誠一さんは1611冊だそうだ。すごい。
僕はデビューが遅いし、書くのも遅いのでそこまではとうてい手が届かない。
明日から雨が続くようなので、深夜、ジョギング5.5Km。
涼しいのでハイペース(当社比)