しばらく雨模様だったところ、急に晴れた日曜日。
気晴らしにオートバイで千葉へロケハンに行こうと思って家を出る。
ところが、すごい強風。ふつうの道で横風に煽られてふらふらする。
これでは吹きっさらしのアクアラインは通れない。
アクアラインはすぐに「二輪車通行止め」になるのだ。行きはヨイヨイで、帰りに通行止めになったら最悪。
というわけで、予定を変更して、まずはヨットハーバーへ。
久々の晴天でたくさんの人が来ていたが、やはり強風のため、みんなちょっと出て戻ってきている。
10分ほど、知り合いと話をして、こんどは湘南方面を目指す。
逗子鎌倉あたりまで行って、横浜横須賀道路で戻ってくる。
午後3時ごろ、黄金町のスタジオに到着。
いつものように仕事をして、夜11時前に帰宅。
google 書籍電子化が、日本を除外することになってしまった。
日本文芸家協会は反対をしていたみたいだけど、僕は賛成だった。
google で電子化してくれて、売れたら63%印税をくれる、という条件だ。
拒否したければ、拒否できる。
ただし、期限までに拒否しなければ、了解したとみなす。
最後の一行は、たしかに、一方的なやり方だけど、悪い条件じゃない。
本来、出版社が横断的にやるべきことを、google がやってくれている。
本が売れないなら、電子書籍にして絶版なしにしたほうが、みんな幸せで絶対に儲かる。なのに、反対する出版人がいる。
わけがわからない。
すでに絶版になっている本も、読めるようになる。
読者も著者も、みんなハッピーな話だ。
こうやって日本はまたガラパゴス化の道を歩み、構造不況の出版界は新しいビジネスチャンスをみすみす失ってしまった。