日: 2007年3月26日

液晶テレビがやってきた

 午後、ヨドバシカメラから届きました。シャープアクオスの32V型。
 ちょうど1年前のモデルだけど、実質9万円って、なんだかすごく安いよなあ。
 最新型の方がいろいろいいのだろうけど、比較対象が15年前の21型だから、すべてにおいて、すごくよくなりました。
 古いテレビも放送機材がよくなって送り出しの画質が向上しているせいか、なにもしなくてもどんどん画面がきれいになっていて、別に新しいのとか大きいのとか欲しくもなかったのだけど(あんまりテレビ見ないし)画面がちらちら歪むと、さすがにガマンしていられなくなりました。
 ふ~ん、世間の人って、こんなきれいな画面でテレビ見て
いたのね。(笑)
 日本だと、どこへいっても我が家の家のテレビよりたいていきれいだったけど、アメリカへいくと、けっこうお金持ちでも、とんでもないテレビで放送をみていたりするので、別に我が家のテレビが貧相だという自覚はなかったわけですが。
(日本人ってなんだかすごくテレビが好きなのだなあ、て思う)

旅立つ人(時には若さを羨んでみる)

 僕のもっとも若い女友達・未来(ミク)ちゃんが世界一周の旅に出た。
 http://worldtourmi.ti-da.net/
 初めてあったのは、3年前の4月で、大学を卒業してすぐ、初めて沖縄にやってきた彼女と、ゲストハウスでいっしょになったのだった。
 大学の頃、FM愛媛でパーソナリティをしていたという彼女は、こちらが心配になるほど無防備な人なつっこさで、沖縄についた初日に、FMコザに出演したと思ったら、次の日には、もう地元のイベントの司会をやっていた。
 とにかく、不思議な行動力と驚くほどの吸収力に満ちている。
 その無防備さを、親子ほど年の違う僕はつい心配してしまうのだけれど、3日ほどのあいだに、さっさと仕事とアパートを見つけ、そのまま沖縄に住みついてしまった。
 就職先はなんと、荒くれ米兵のたむろする純正アメリカンバーだったりで、それもびっくり。
 次に会ったときは、コザの町を歩いていたら、「あれ、大樹さんじゃない。来てたんだ」と声をかけられ、ヘルメットを脱いだら彼女だった。自分のバイクを沖縄にもってきていたのだ。
 しばらくして、「世界一周の旅に出ます」といって、沖縄から大分の実家に帰り、資金をつくるのにキヤノンの工場で働いていると知らせが入り、そして、先週、「明日、オーストラリアに向けて旅立ちます」といきなりメールが来た。
 自分自身、若い頃よりいまの自分の方が好きだし、あまり若いことに価値を見出さない人間なのだけれど、知識でガードを固めず自分の肌でなんでも吸収してしまう彼女を見ていると、若さというものには無類の価値があるのだと感じる。