diary2011

ヨットの中間検査

 ヨットの中間検査の立ち会いのため、ヨットハーバーへ。
 船の車検に当たり船舶検査は6年に一度、その間、3年目に中間検査というのがある。
 基本的に装備が揃っているかどうか点検をするだけ。
 日本小型船舶検査機構という政府全額出資の運輸省(当時)の認可法人として誕生して、後に民間法人になったところ。
 それが「国の代行機関」として検査をしている。ようするに天下り団体です。
 理事長の収入は退職金まで勘案すると、月額135万円。
 常勤役員5人のうち4人が運輸省OBです。
 http://www.jci.go.jp/corp_info/pdf/yakuin%2022.10.pdf
 さて、12時に検査が終わり、黄金町の仕事場へ。
 まもなく、妻と欧州某国外交官夫人がスタジオに来訪。
 近くの中華「聚香園」でランチ。(一人あたり700円)
 あとは普通に仕事。
 明日、カメラマン付の取材を受けるので美容室「NEED」で髪をカット。前回は骨折の直後だったので、二ヶ月ぶり。
 夕食は老舗「玉泉亭」でタンメン(600円)
 スタジオに泊まるつもりなので、伊勢佐木町のユニクロまで足を伸ばしてレッグウォーマーを購入。(590円)
 午前1時過ぎまで仕事をして、午前3時頃寝袋に潜り込む。

俺たち、おかしくね?

 新年三日目。
 午前中の早い時間から出勤してきた。
 スタジオはガラス張りで遮光ができないルールになっているので、陽のはいる午前中はパソコンの画面が見にくいのだけど、幸い薄曇り。
 白飯をタッパーでもってきていたところ、カフェが「豚汁200円」をやっていたので、それを買って、ランチは「ごはんにふりかけ」のメニューが「豚汁定食」にグレードアップした。
 早出をしたからそこそこの時刻に引き上げようと思っていたのだけど、夜になって調子が上がってしまって、もったいないので、午前零時前までやってしまう。
 へとへとで、家まで辿り着けず、桜木町の紹興酒楼で、白身魚の高菜炒めと瓶ビール(1200円)。
 ところが、午前1時前に家に着いたら、妻がこれから夕食を摂るところだった。
 俺たち、なんかおかしくね?

小説を書くことのできる幸せ

 新年二日目。
 さっそく黄金町に出勤してきて長編の改稿。
 小説家としてデビューして以来、休みたいと少しも思わない。
 むしろ正月だとか来なければいいと思う。
 遊びにせよ、美食や飲みにせよ、まず第一には「小説を書くじゃまになるなあ」と思い。
 それでも、すべては芸の肥やしであるし、人に助けられて生きているわけでもあるから、いろいろなこともしなくてはならない、と思い直す。
 一冊目が出て、次の注文を受けるまで、「仕事」と呼んでいいかどうかわからなかったけど、やっぱり書いていた。
 いまはなにしろ、注文はいただいていて、自分が素早く供給できないでいるわけなので、もう、少しでも早く仕事を仕上げたい。
 とにかく、この仕事ができることの幸せ、僕に「書いてくれ」と言ってくれる人がいる幸せを、毎日噛みしめている。

仕事がしたい! (笑)

 6時間くらいで起きるつもりだったが、一年間の疲れが出たのか、7時間と少し寝た。
 簡単な和風のプレートとお雑煮の朝食。
 朝食が終わるとさっそく仕事をしたくなったけど、今日は仕事をしないと決めている。
 母を自宅まで送り届け、妻の実家へ。
 普通のお節とお雑煮をご馳走になる。
 もうお腹いっぱい。
 午後5時過ぎ、辞去して、家へ。
 バスタブに湯を入れ、バスクリン(のまがいもの)を入れてゆったり入浴。
 まったく酒を飲まない元旦だった。