午前10時半より、黄金町エリアマネジメントセンターで、黄金町を舞台にした小説の出版記念パーティを黄金町で開催することに関する打合せ。
出版記念パーティなんてやるのは、デビュー作以来。
デビューの時も、「出版記念パーティなんて、リタイアした人が自分史出版したときみたいで恥ずかしいからやらない」といっていたのだけど、田口ランディさんが「デビュー作の出版記念パーティは一生にいちどしかできないんだから」と音頭を取ってくれて、開催したのだった。
今回は黄金町地区の町の人たちへのお礼と、そして、もちろん販売促進を兼ねて。
ランチは和泉屋の天ぷら定食(880円)
夕食は松林で五目そば(750円)
6月6日発売の『あなたの声に応えたい』(小学館文庫)の見本が届いた。
阿川大樹の小説の本として八冊目。
ある人が文学新人賞受賞者が出版した本の冊数を調べ上げた結果がネットに出ていた。
それによると、
新人賞をとっても30%は本が出ない。
1冊だけの人が13%、2冊だけの人が7%。
ここまでを合計すると、新人賞を獲っても半数の人は、本が出ても二冊以下ということらしい。
阿川大樹は今月中に九冊目も出る。73%が9冊以下だという。
10冊出ると多い方から20%に入るそうだ。
たくさん本を出している売れている人が目立つので、僕なんか全然駆け出しだと思っていたら、こんなもんでもすでに上位30%に入っているなんて。
それを知ると同時に、こんなもんで上位30%だといわれても全然うれしくない自分でよかったと思った。他の人が何冊だろうとどうでもいいのだ。自分が書きたいことを書ききるまで、満足している場合じゃない。
ちなみに上位4%になるには100冊。200冊出せば上位1%らしい。
森村誠一さんは1611冊だそうだ。すごい。
僕はデビューが遅いし、書くのも遅いのでそこまではとうてい手が届かない。
明日から雨が続くようなので、深夜、ジョギング5.5Km。
涼しいのでハイペース(当社比)
午前中から黄金町の事務所へ出て、昨日渡した再校ゲラについて、昨夜のうちに確認事項が来ていたものをチャックして、午後一番でメールにて返信。
6月6日発売の『あなたの声に応えたい』(小学館文庫)の販売促進用の色紙を20枚ほど作り終えて、明るいうちに帰宅。
帰宅途中にまた連絡が入っていて、家で編集者と最終調整。
黄金町に事務所を構えて5年あまり、黄金町を舞台にした小説、ついに校了。
あとは、発売を待つばかり。
午後8時過ぎ、妻と家を出て、近所の路上から、横浜開港祭の花火見物。
風もちょうどよくて、とてもいい花火でした。
午後1時半、渋谷駅でT社編集さんと待ち合わせて、再校ゲラを渡す。
その足で、駒場東大前へ行き、ドトールで仕事。
およそ40年前に仲の良かった(元)女優と待ち合わせて、駒場公園へ。
気温31度と暑い日だけど、旧前田邸は和館洋館ともに風が吹き抜けて涼しい。
緑に囲まれている、ということが過ごしやすさにとても大事なのだと実感する。
午後5時からの東大劇研同窓会にはまだ少し時間が合ったので、キャンパス内を散策。
構内のイタリアントマトでビール(440円)
午後5時から、構内のフレンチレストラン「ルヴェ・ソン・ヴェール駒場」で同窓会スタート。
思わぬ急病人が出たりとハプニングはあったけれど、5時から9時まで、ゆっくりと旧交を温めた。
東大演劇研究会は僕の代までで、僕の代から劇団「夢の遊眠社」になったので、僕より下の世代には劇研OBはいない。