日: 2007年5月23日

なぜジュンク堂で売れるのか

 池袋へ。
 というのも『D列車でいこう』の販売POSデータで池袋ジュンク堂が目立って売れ行きがいい。(て、たいしたこたあないんだが)
 池袋はなぜか他の書店も割といい。こういう風に数字に何かが出ると、がぜん理科系心が刺激されて、その原因を調べたくなるのだ。今後の販売拡張のヒントがそこにあるかもしれないし。
 というわけで、夕方、家を出て池袋へ。
 さっそくジュンク堂へ行くと、まず、1階レジ前の新刊の棚に3冊並べて入っている。つぎに3階文芸書の新刊コーナーに面出しで、そしてミステリーの著者50音順の棚に2冊並べて、と、3箇所で売られている。単純に売り場面積の問題なのか。
 ジュンク堂という書店、レジはレジで大きな病院の会計カウンターみたいにずらりと並んだところにひっきりなしに客が来ている。なんでもそろう品揃えが魅力なのだけど、しかし、ジュンク堂の店員さんは、よく動いて売り場を見ている。大きいだけでなく、本を売ることに対する情熱のちがいを感じる。
 池袋駅に戻る途中、吉野家で牛丼を食べて新宿へ。
 紀伊國屋本店では、経済小説の棚に平積。
 でも、ここの経済小説の棚は棚自体ブラインドになっていて場所が悪いんだよなあ。本当は「エンターテインメント」に置いてもらう方が売れると思うんだけど。
 ジュンク堂も紀伊國屋も、夕方の混雑時間帯だったので、店員さんに挨拶するのは遠慮しておく。書店員は売るのが仕事だからその本番中に著者がじゃまするのはマズイと思うのだ。
 あとは、ゴールデン街のなじみの店に2軒ほど立ち寄って飲んだり喋ったり。
 ただいまのところ、ゴールデン街に1軒だけ『D列車でいこう』のポスターが貼ってある店があります。さあ、どなたか探してみませんか?(笑)
 終電少し前に帰宅。