暖かい。しかし風が強い。
オートバイで保土ヶ谷公園へ。
隣のスタジオをアトリエにしている画家の吉田幸世さんの個展が、公園内のカフェで開催されている。
公園を後にして、その足で黄金町の仕事場へ。
本日も絶好調。
小説家の絶好調には「原稿の枚数が進む日」と「内容がよくなる日」があるけど、ここのところは後者のほう。
あちこちを少しずつ削ったり書き加えたりしていくうちに、物語が厚みを増し、人物が生き生きしていく。
原稿用紙で500枚費やされている物語が、ほんの数枚のそうした操作で、二倍三倍に面白くなっていくのだ。
スパイスで言えば、ポナペの黒胡椒、鍋で言えば、柚胡椒みたいな。
昼食は買い置きのカップラーメン(メーカー不明105円)と魚肉ソーセージ1本(53円)。
夕食は、「かつや」でカツ丼と豚汁(大)(クーポンを使って571円)。
翌午前0時を回って帰宅。
日本テレビ昼の番組「メレンゲの気持ち」が黄金町特集。
先日、撮影して帰ったのだけど、僕がもスタジオで執筆しているようすが一瞬映っていた。
(放送時間には仕事場にいたので、僕が見たのは帰宅後だけど、twitter で「あ、大樹さんが出てた」というつぶやきがあったり、「お元気そうですね」というメールをもらったり)
執筆の調子はかなり好調。
内容がどんどんよくなっていく。
まだ、削って穴があいている部分はそのままなので、見かけ上、ちっとも完成には近づかないのだけど。
飽きると、連載の方のための調べものをしたり。(休憩時間に別の仕事をしている!)
好調だとひどく疲れる。
全身を使って小説を書いているのだな。
というわけで、擦り切れてしまわないうちに家に帰る。
午後10時半、家に到着。
家人と夕食をともにする。
ちなみに、我が家の標準的な夕食時間は、午後10時前後。夕食の支度の時間帯が、多くの家庭では夕食を食べ終わった人が一息ついて電話をかけてくる時間帯。
午前2時より前に寝てしまうことはほとんどないので、電話をかけてくださる方はできれば午後11時以降にしてくださるとありがたいです。
とはいえ、最近は用事や打ち合わせはメールだし、友達づきあいはSNSだから、電話で話すということはあまりないのだけど。
夕食は、カツオのカルパッチョ。カツオとブリの刺身。
今朝、四時からの日本テレビ「Oha!4 NEWS LIVE」の中で黄金町が紹介された。
その中で僕が仕事場のスタジオでインタビュー受けているところも放送されたのだ。
そんな時間に誰も見ている人なんていないだろうと思っていたら、起き抜けにメールが2通。
馬車道と野毛の飲み屋のママでした。
夜の仕事をしている人が寝る前に見てくれたらしい。
僕はそのメールを読んでから、録画で見た。(笑)
オートバイでスタジオに。
ランチに「黄金ラーメン」でワンタン麺(今週のサービスで500円)を食べた帰り、やはり同じ放送に出ていた「マイノリティーズコーヒー」に立ち寄って、ひさびさに美味しいコーヒー(480円)をたっぷり飲んで(ここは味がいいだけじゃなくて量が多いのがうれしい)ちょっと歓談。
同番組は、来週の金曜も黄金町特集です。
(僕はもう出ないと思うけど)
来る20日には、日本テレビ「メレンゲの気持ち」にも黄金町が登場。
僕の所も撮影して行きましたが、放送の中で登場するかどうかは不明。
午前9時前、ラッシュアワーの列車通過との戦いをあきらめて起きる。
(仕事場のスタジオは高架下なので、列車が通ると床が振動する)
スタートがかからない時間帯は理事会の仕事のメールやりとりなど。
朝昼兼用の食事は「すず家」でたぬきそば。(450円)
明日から今年2度目の個展が始まる隣のスタジオの吉田幸世さんが、絵を搬出していく。
ここしばらく腕を組んで唸っていたけど、やっと手が動き始める。こうなってくると、まもなく目の前が開けてくるはずである。
夕食は、聚香園で「肉団子と上海風黒酢ソースかけ」(680円)
店で聞こえる日本語はテレビだけ。(笑)
クラシックを大音量でかけながら小説書き。
千葉県にある「いすみ鉄道」が自腹で700万円の研修費を払って運転士になりたい人を募集している。
3年前に「D列車でいこう」(徳間書店)に書いたことが現実に起きてきている。
いすみ鉄道の記事(毎日新聞)
『D列車でいこう』(徳間書店)のお求めは こちらから
摂氏20度を越えて暑いくらい。
しかし、明日は冷えるので、スタジオに泊まるつもりの僕は、ちょっと服装に悩む。
昼食は野毛の中華屋さんで蒸し鳥のランチ(600円)
ほぼ一日中、長編改稿の考えに沈む。
夕食はオバチャン弁当。
金目の西京焼き、納豆の油揚げ包み、筍の炊いたん、ポテトサラダ。
夜も、考えに沈む。
少しずつ目の前が開けつつあるが、一気には開けない。精神的には辛い時期。
早く仕上げて、連載の方もグローバルプランをまとめなくてはならない。
たいした仕事をしていないのに、悩みとプレッシャーだけは売れっ子作家並である。
(この程度のことでいっぱいいっぱいなのは、単に自分の能力が低いだけなのだけど)
午前0時半を回ったところで、買い置きの酎ハイ(88円)と、チーカマ1本(たしか3本で105円だった)で緊張をほぐして、寝袋に潜り込む。
いい天気。
2月24日から充電とパルス電流付加を繰り返して来たオートバイのバッテリー。
その反応からほぼ機能を回復したように見える。
ここ3日は、放置して観察中で、現在端子電圧12.69V程度。自己放電も極端に大きくはない模様。(以前は、充電が直ぐ終わってしまい、見かけ上のフル充電後でも3日後にはセルモーターがやっと回るかどうかの状態だった)
理事の仕事でバイク駐車場新設検討の実地検証をするついでもあって、バッテリーを装着しに駐車場へ。
キャブレターのガソリンが抜けてしまっていたためか、初回、エンジンがかかりにくかったけど、セルモーターは勢いよく回る。バッテリーは元気だ。
マンションまでもってきてオイル交換。
ホンダ純正 G2 10W-40。(部分合成油)
作業終了後、ガソリンを満タンにして、タイヤに空気を入れ、近所をテストラン。
給油は半年ぶりくらい、オイル交換は走行距離2500Kmで3年ぶり。
3000Kmごと、とか、走らなくても半年ごと、とかでオイルを頻繁に替える人がいるけど、常温放置によってエンジンオイルが劣化するという科学的データはなく、水分の取り込みさえ起こらなければ、オイルは走行距離に応じて劣化するはず。
自動車もバイクも三十年以上乗っているけど、オイル交換は基本的に距離でしかやったことはない。エンジンが駄目になって車を替えたこともない。
バイク乗りの誇りみたいなものとして、この程度の簡単なメンテナンスは自分でやるべきだ、と考えているのだけど、始めてみると、忙しい最中の小一時間の作業は、実は精神的に苦痛だった。
残りの人生少ないのだから、時間は「自分だけにできること」の為に使おう。少々のお金で他人がやってくれることは他人に任せよう、と改めて思った。
オイル交換なんぞをする暇があったら、少しでも小説を書け、ということだ。
午後、自転車で黄金町の仕事場へ。
前日に書いたエッセイを印刷確認した上でメールで送付。
あとは、書き下ろし長編改稿のラストスパートに入る。
午後11時過ぎ、一度止んだ雨がぱらついてきたところをあわてて帰宅。
オフィスではカップ麺で凌いでいたので、冷蔵庫から「コンテ エテ」(フランス)というチーズを出してきて、チリの白ワイン “MONTES CLASSIC SAUVIGNON BLANC” を飲みながら食べる。
これがまたベストマッチで、ものすごく美味しい。
仕上げは塩鮭でお茶漬け。
本日は、まったく外でお金を使わなかった。

第二日曜なので黄金町はオープンスタジオ。
今回は「チーム2月」による、「自分の家の旗をつくろう!」。
美術系はニガテの阿川も旗は作らねばなりません。
午前11時、イベント開始。
僕は、スタジオの前にできあがった旗を掲げてみました。
イベント中も、メールの返事など、事務的な仕事を進めておく。
歌人の日野さんと中里さんが来訪。
5月のオープンスタジオで開催予定の短歌のワークショップの打合せ。
午後4時、事務局1Fで、ミニパーティ。
今回は美味しい料理がたっぷり。
近くで仕事しながら、ふだんは話をする機会の少ない他のアーチストたちとも話ができて、楽しい。
黄金町にいるだけで、仕事もできて、楽しいイベントもあって、色々な人と出会えて、違う世界の違う考え方の人たちと話ができる。
黄金町は、ちょっと中へ踏み込むと、すごく楽しい町です。
パーティは延々続いていたけど、僕は午後6時で辞去して、仕事場へ。
連載エッセイを書き上げてから帰宅。
ラストスパート体制が着々と整ってきた。
ホワイトデーだけど、お返しをすることができていません。
バレンタインにプレゼントをくださった方、申しわけありません。
というわけで、「3・14」は、ホワイトデーではなく、「円周率の日」でありましたとさ。




阿川大樹の旗は国際信号旗の「A」をモチーフにして、裏から見ても同じイメージになるようにしてみました。
ラストスパートのために、今日は少し休むことにした。
午前中、家でゆっくり。
午後、一応仕事場へ出てきて、「旗」作り。
午後8時半過ぎに帰宅。
お茶だけ飲んで、午後9時から11時まで、管理組合の会議。
帰宅後、ひとりで、鰹の刺身で高清水を飲む。
(妻は、仕事で午前0時頃帰宅)
いろいろ忙しいけど、小説を書かない日は、あまり疲れず楽だ。
ほぼ2週間かけて、26枚削って、471枚。
明日から60枚くらい書き足す。
削るより書く方が遥かに早いのだけど、それでもかなり「巻き」を入れなくてはならない。
それでも作業上の区切りなので、明日は、ちょっと休むか。
心は休みたくないけど、肉体は疲れている。
