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壺焼き

豪遊

 朝、編集者からメール。
 短編の掲載枠が一ヶ月ずれたので、〆切を一ヶ月延ばしてくれと。
 出版社の方から〆切を延ばしてくれと言われたのは初めてのケースだ。(笑)
 原稿を渡したのに掲載が一ヶ月延ばされて次の号になったことは最近もあったけれど。
 
 〆切が延びても、仕事の量が減るわけではなく、別の仕事の予定もあるので、こちらとしては一ヶ月先に執筆すればいいということにはならない。
 月末には書き終えて、すぐに別の小説を書かなくてはならない。その先のもその先のも待ってもらっている。
(と書くとすごい売れっ子みたいだけど、それくらいでないとこの世界で食べていけない)
 というわけで、ただのんびりできるわけではないけれど、今この瞬間としては大いにやる気をなくす。
 別のメールで、夜の予定もキャンセル。
 マッサージに行く予定にしてたけど、こちらは予約が取れず。
 というわけで、何もかも肩すかしの一日。
 それでも、家を出て黄金町に向かったけれど、軽い出社拒否症で、なんとなくまっすぐスタジオに出たくない。
 数日前から串揚げを食べたかったのを突然思い出し、午後5時になるまでダラダラ歩いて時間を潰す。
 午後5時、伊勢佐木町の立ち飲み串揚げ屋「はるちゃん」へ。
 串揚げ5本とホッピー(中お替わり)で1020円。
 次はそこから徒歩1分の曙町の「フライの店 總彌」へ。
 ここはかなりディープな店。
 フライは基本50円か100円。ただし2つずつ出る。
 あじ(100円x2)、なす(50円x2)、いかげそ(50円x2)、酎ハイ(300円)で、合計700円。
 フライ屋だけど、ほとんど衣がついていないから素揚げに近い。(笑)
 と、念願の串揚げ屋を二軒ハシゴ(豪遊だ!)してから出勤。
 午後6時から、やっと仕事開始。しかも酒飲んで。
 こういうのは自由業の特権。
 資料調べをしながら小説のアイデアを考える。
(執筆のフェーズではアルコールは飲まないけど、発想を待つときには、いろいろ、なんでもあり)
 午後11時前、帰宅。

野分け

 風雨のあいまを縫って黄金町へ。
 午後、黄金町バザールは台風のため閉場となる。
 こちらは、ぼんやりと考えごと。(これが今日の仕事)
 風雨はどんどん強くなり、干潮時刻なのに目の前の大岡川の水位も上昇。
 ガラス窓のすごい勢いで雨が打ちつけられてくる。
 実は、子供の頃からこういうシチュエーションはけっこう好き。
 子供の頃、台風が来ると雨戸のすきまからずっと庭を見ていたりしたものだ。
 午後9時半過ぎ、雨は上がり風も収まってきたので、自転車で帰宅。
 道路上に木の枝や破片が多くてパンクしないように避けて走るのがなかなか大変だった。
 マンションに着くと玄関前の大きな木が横倒しになっている。
 自分の家(自分だけの家ではないが)に台風でこれだけの被害が出たのは生まれて初めてだ。
 妻もまもなく帰ってくるので、自転車を置いて、近所のスーパーへ。
 野菜を買ってきて、夕食はこの秋初めての鍋。
(午後10時過ぎの夕食は我が家ではわりとふつうの時間)

黄金町けいおん部 ……のようなもの

 午後、黄金町へ出勤。
 仕事に使っている mac mini (ただし windows 7 )のメモリを4GBに載せ替える。
 VMware Fusion 4 を英語サイトの方からダウンロード購入。(日本で買うよりも安い)
 改めて、Mac から windows が動くようになった。
 松竹梅の一升瓶を手に日曜日に失礼してしまった新築祝いへ。
 突然の訪問にもかかわらず、お茶室などを拝見。
 松屋で牛めしを食べて、昨日に続いて桜木町の音楽スタジオへ。
 午後8時から2時間、バンドの練習。
 56年間の人生で、バンドでドラム叩くという生まれて初めての体験をする。この年になっても初体験は楽しくうれしいね。
 うまく叩けたとは言えないけど、とても楽しかった。
 その後、バンドメンバーとなんでも300円の居酒屋でビール。

脱稿 後、ドラマー

 前夜から引き続き、執筆追い込み。
 午前3時過ぎ、少し休憩。
 蒸気の出る花王のアイマスクをして、たぶん、20分ほど床で眠ったと思う。
 目がすっきりしたところで、原稿の続き。
 午前6時前、脱稿。
 
 バンドの練習のため、採譜作業を済ませてから、午前10時過ぎ、帰宅。
 シャワーを浴びて、3時間ほど睡眠。
 午後6時から2時間、桜木町の音楽スタジオでドラムの個人練習。
 高校生の時から、ときどき「そこにあるドラム」を触っていただけで、1時間以上続けてドラムを叩くのは生まれて初めてだ。
 スティック、家にあったはずなのだけど見つからないので、スタジオで練習前に買った。840円。
 2時間練習して、1600円。
 カラオケなんかよりずっと楽しい。

三連休中日

 黄金町バザールは真っ盛りだけど、こちらは連載長編の追い込み。
 伊勢佐木町はお祭りで、食事をしようとすると、店がやっていなかったり満員だったり。
 3時過ぎ、伊勢佐木町の玉泉亭でチャーハンを食べていたら携帯にメール。
「いま、スタジオの横を通りました」
 はるばる鎌倉から毎年御輿を担ぎに来る某担当編集者だ。
 夕方、地元の人の新築お披露目会に呼ばれていたけど、人と普通に話ができる状態ではないので、失礼させてもらう。
そのまま、次の朝まで、スタジオで執筆。
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 写真は本文とは関係のない御輿のとある風景。
 

江戸川乱歩賞パーティ 帝国ホテル

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 夕方、帝国ホテルへ。
 江戸川乱歩賞授賞式&パーティ。
 本年の受章者は女性二人。
 会場内で、すがやみつるさんに会い、いつものように新宿ゴールデン街へ移動。(このパターンは定番だけど、実は結構久しぶり)
 僕も執筆モード中、すがやさんも翌朝早いということで、早めにお開きにしようとしたところ、外はゲリラ豪雨。
 というわけで、雨がやむまで、「これ一杯飲んだら」のあと2杯。(笑)
 それでも、終電よりは十分早く帰りました。

ひたすら小説書き

 引き続き、小説の神様はここにいる。
 あらためて、4時間ほどかけて、残りの修正点などを列挙する作業。
 最後の処まで、全体像を見切ったので、編集者にメールして、16日という自己申告〆切を19日に延ばしてもらう。

夜のお仕事

 昼間、スタジオに人が多くて落ち着かないので、思い切って夕方の出勤に変えてみる。
 午後5時に自宅を出て、野毛でマッサージを30分。
 突然、手足に血液が通い始める。効果覿面。
 午後6時過ぎにスタジオへ出る。
 午後9時過ぎ、「聚香園」で食事をしていたら、アーティストの志村信裕さんが風呂上がりの横浜美術館の人たちとやってきた。
(竜宮美術旅館の浴室にある志村さんの作品は「お風呂のお湯」なので、作品のまま入浴ができる)
 あちらは、ビールで乾杯。
 こちらはこれからまだまだお仕事。
 ちょっと悔しかった。
 午後2時過ぎ、曙町「中華一番」で夜食。
 隣のテーブルは、普段着のオカマのみなさん。
 翌午前5時過ぎ、疲労困憊にて、タクシーで帰宅。
 深夜割増料金が終わっていた。

夜11時過ぎ、小説の神様が降臨

 いいシーンが書けた。
 エネルギーが尽きて、食事をしたら、今度は眠くなってしまって、その先、がんばれず。
 調子がいいと、ものすごく疲れる。
 身体がフル回転しているのだろう。
 こうなると、脳味噌も筋肉もたいした区別がなくなる。

特になし

 ただ、原稿を書いている。
 特記事項なし。