割りと原稿が進んだ。
徒歩で帰宅し、午後1時過ぎ、自宅近くのスポーツクラブへ。
20分ストレッチして、30分筋力トレーニング。
24時間営業のスポーツクラブはありがたい。
定期的にストレッチをするようになってから、マッサージに行かなくても体調が維持できている。
カナダの雑誌向けのエッセイを書き上げる。
午後2時、書評家のAさんがご夫婦で黄金町来訪。
町を案内する。
午後5時半、小説家のIさんが来訪。同じく町を案内する。
高架下でビールとカレーをご馳走になる。
アーティストの町で、微妙にアウェイ感を味わっているので、同業者と話をするとなんとなく安らぐ。
刺激を受けたので、そのまま遅くまで仕事をする。
午後、有明テニスの森で2時間テニス。
4人だったのでたっぷりできた。
だいぶ昔の勘が戻ってきたような気がする。
帰る途中、大井町駅近くで同じ方面のメンバーとビール。
旨い! というわけで、エッセイのネタにした。
山手の西洋館111番館でコザの友人であり、三線の名工・照屋林次郎三線展。
13日に行こうと思っていたけど、台風が来そうなので急遽今日に。
いつも一緒に飲んでいるばかりで、彼の仕事にふれることはほとんどなかった。
本土で彼に会うのも初めて。
数種類の型の違う三線が並べられている。
どれも見るからに美しい。
手によると、竿が自然に手に馴染む。
弦をつま弾くと、僕ですらいい音が出る。
欲しいけど、彼の作品は25万円とか60万円とかとても手の届く値段ではないし、そもそもろくに弾けない人間が手にする楽器ではない。
みなとが見える丘公演前から「あかいくつバス」で赤レンガ倉庫まで行き、JICAからチョイモビで黄金町へ出勤。
翌朝5時まで仕事。
会期も残り少なくなりつつある黄金町バザールが盛況。
かいだん広場は人で溢れているし、僕の展示室にもひっきりなしに人が来る。
夕方、友人夫婦と妻が来訪。
いっしょにバザール展示を回って、あとは野毛で食事。
東京オリンピック開幕から50年の日。
それで10月10日は体育の日になったというのに、いつのまにか体育の日は10月10日ではなくなっている。
開会式を見て、世界にはこんなにたくさん国があるのだと実感した。
けっこうメダルを取って、日本人すごい、と思った。
そもそも東京オリンピックよりまえは、オリンピックそのものに興味がなかった。
でも、何年も前から盆踊りでは「東京オリンピック音頭」なんていうのを踊ったりしていたなあ。
オートバイで市立中央図書館へ行き、8月31日の神奈川新聞読書欄をコピー。
『横浜黄金町パフィー通り』の書評が載っている。
事務所に出ると、1階の展示スペースで手に取れるように置いてある『横浜黄金町パフィー通り』がなくなっていた。美術展にきて、会場のものを盗む人がいるんだね。
夕方、東横線で代官山へ向かう。
日吉で人身事故があったとかで、全体に遅れていた。
上り各駅停車は着席できたので、別冊文藝春秋で連載の始まった伊東潤さんの「横浜1963」を読んでいたら危うく代官山を乗り過ごしそうになって、慌てて降りる。
某氏の私邸で創業百年の尾道の老舗「桂馬蒲鉾商店」の蒲鉾だけのフルコース食事会。
四代目の村上優美さん直々に製品と素材を持ち込んでの食事会。
4代目とこのお店のことはずっと前から知っていて、実はいつかこのお店を題材にして小説を書こうかとも思っていた。
とはいえ、実際はこのお店の蒲鉾を食べること自体初めて。
ううむ。すべて美味しい。すべて味が違う。すべて柔らかくて、他の何にも似ていない味がする。すばらしい。
尾道、すごい。桂馬、すごい。
製品化前の試作の洋風魚肉ソーセージ三種。
たぶん、来年になってしまうけど、一段落したら尾道へ取材に行こう。
寝たのが午前5時で、起きるともう台風18号は峠を過ぎていた。
午前中、自宅でペーパーワーク。
雨も上がって気温は急上昇。
10月だけど、半袖ポロシャツに短パン。
原稿、少しだけ調子が出てきた。
午前零時前、疲れたので終了。
「アウトサイダーズ」に立ち寄ったら、結局、午前3時まで。
というわけで、帰宅してから夕食(?)に買い置きのトンカツとビール。
午前6時過ぎにやっとベッドに入った。
夜型になっていてゆっくり起きるとすぐに午後になる。
午後2時からは、楽天ジャパンオープンテニスの決勝戦。
錦織圭vsラオニッチ。
互いにミスの少ない緊張感のあるゲーム。決勝戦らしいいい試合だった。
去年までいいテニスをしながら、勝ち進むと途中で棄権していたのが、見違えるようにタフになり、そして、技術も駆け引きも素晴らしく進歩している。
2週連続優勝、おめでとう。おつかれさま。
というわけで、テニス観戦が終わってから、黄金町に出勤。
日曜日は自宅近くからバスがないので、桜木町まで徒歩で出て、そこからバス。
帰りは逆ルート。