黄金町卓球部

 午後8時、黄金町卓球部に初めて参加。
 先日40年ぶりに買った卓球のラケットのデビューだ。
 恥ずかしい過去(笑)を告白すると、中学校の時には3年間卓球部だった。
 卒業後は何年かに一度「温泉卓球」をするだけで、ほとんど卓球などやったことがない。
 でも、美人卓球部長に誘われて(笑)すっかりその気になり、始める前からラケットを買ってしまったり。(けっこう高かった)
 遊びだからラケットなんてどうでもいい、というのではなく、遊びだからこそマイラケットを買うのだ。
 そうすると、どんなラケットにしようかと考えるところから楽しみが始まる。
 すぐには買わずに何度も用品店に足を運ぶ。
 買ってからは自分でラバーを貼る楽しみがある。
 貼り上がったラケットを眺めてニヤニヤしたり、そっと素振りをしてみる楽しみがある。
「部活」に実際に参加する前に、すでに散々楽しんでいる。
 こういうのがお得な金の使い方なのだ。そういうことを50年かけて学んでいる。
 最初のうち、距離感がおかしくて空振り連発!
 どうなるかと思ったが1時間が過ぎる頃にはドライブをかけて打てるようになってきた。
 でもまだ、いまいちスィートスポットに当たっていない感じ。
(あとでラバーに残った打球痕をみると、ラケットの中心より少し先端よりで打っていたようだ)
 当分はやる度に進歩しそうで、つまりは当分すごく楽しいということが確定しているわけである。
 人間にとって、めきめき自分の進歩を感じることほど楽しいことはない。
 汗びっしょり。こんなに汗をかいたのは久しぶり。
 終わった後は、もちろんビール。
 卓球は1時間で500円、その後はビールと中華で1500円。(笑)