長編にもどる

 連載原稿の修正。
 東京工芸大学での公開講座講義資料の仕上げ。
 夕方から、やっと長編原稿に戻る。
 ちょうどいいタイミングで編集者から電話が入る。
 前回は、彼から電話が入った夜に「小説の神様」が降りてきたのだった。「神を呼ぶ編集者」と呼ぼう。
 まだまだ分量的に残っているけれど、だいぶ終わりが見えてきている。
 充実しているから心は折れないけど、体には無理がかかっている。
 腰が痛くてロキソニンか湿布のどちらかまたは両方が毎日欠かせないし、胃の働きが悪くて重い感じのする毎日。
 目は、ブルーベリーのサプリメントをとりながら、時々目薬を差す。まあ、年だしね。(笑)
 あと三日というなら突っ走ってしまうのだけど、あと2週間はかかると思うと、ペース配分が難しい。
 マラソンでいえば、30km手前、といったところか。どこからラストスパートするか。
 必ず完走できて、かつ、できるだけ早く。
 小説家の暮らしは、アスリートのそれにかなり似ている。
 負荷をかけすぎると体や心を壊す。負荷をかけなければいいものはできない。常に壊れるぎりぎりで最高のパフォーマンスを出すようにする。
 そんなわけで、小説の執筆に pomera を全面的に使って試す余裕はなく、日記を pomera で書いてみる程度。
 しかし、入力に対する反応も、キーボードの感触もいい感じだし、新型 pomera はなかなかの出来映えだと感じる。
 遅いランチは聚香園で肉団子黒あえの定食。(680円)
 翌午前1時すぎ、帰宅の途につく。