推理作家、国政を語る

 大学の次に向かうのは、横浜元町。
 午後8時少し前、小説家の山口芳宏さんと石川町駅で落ち合い、駅近くの沖縄料理店で飲み始める。
 主な話題は、税制を中心とした国政の枠組みについて。
 山口さんは、この議論をするために、財源を明確にするためのデータと、政策としての選択肢をまとめたメモを印刷してもってくる念の入れよう。(笑)
 僕はこういう話は大好きなので、ほぼ4時間、二人で国の政策のオプションと、全体的枠組みについて議論した。
 こうすれば50兆円が確保できるから……、みたいな話を居酒屋で延々4時間やる。
 割り勘で4400円くらいの勘定だったところ、太っ腹の山口さんは、「僕の方がたくさん飲んだから」と4000円にまけてくれた。(笑)
 推理作家の話は、大きくて細かい。
 午前0時過ぎ、店の前で別れ、帰りは元町中華街駅から帰宅。