『まぼろしハワイ』(よしもとばなな 幻冬舎 1575円)
ひとことでいうと、
同じ形では続かない家族
自然なやわらかい殻で包んでくれる居場所
特別な時間と特別な場所
についての小説。
「まぼろしハワイ」「姉さんと僕」「銀の月の下で」の3作が収められている。
「銀の月の下で」で登場するホテルはヒルトン・ロイヤル・ワイコロアのようだ。
会社員だった頃、その近くのコンドミニアムに何度か遊びに行ったっけ。
よそもとばななの小説を読むのは初めてではないはずだけれど、以前に何を読んだか思い出せない。