diary2010

メガカロリー!

 疲れ、たまってるなあ。
 まあ、それでも昼近くになると元気になってくる。
 広島県尾道の本屋さん、啓文社福屋ブックセンター向けの手書きPOPを書く。
 手書きの字を人に見せるというのは、人前に下着で出るような恥ずかしさ。
 尾道で新しい読者に巡り会えますように、と思いを込めて。
 好物のテキサス・バーガーがまた販売されたので、昼はマック!と思ってみなとみらいのマクドナルドへ行くと、子連れママたちで満員。
 なんでだろうと思ったら、そうか春休みか。
 お財布の窮屈な小説家にとって、マクドナルドは300ー400円で座って食事ができて仕事もできる外食プレースなので、これからしばらくはちょっと困る。
 というわけで、日ノ出町駅前のマックでリベンジ。
 ここはふだん、本州でもっとも平均年齢の高いマクドナルド、もっとも老人一人客の多いマクドナルド(当社独断比)なのだけど、ここにまで小学生高校生がはびこっている。
(沖縄では高齢者もアメリカ文化で育っているので、マクドナルドに老人はすごく多い)
 セットがクーポンで590円だったので、いつもは単品なのにセットを食っちまったぜ。
 1メガカロリー・オーバー。
 さっそく運動しなければ。

祇園遊びを垣間見る

 午後、久しぶりの都内。
 某施設のオープニングレセプション。
 オーナーが京都の人で、祇園の舞妓さん芸妓さんによる「祝いの舞」があった。
 舞妓さん4人、芸妓さん8人。(だと思う)
 僕は一番近くで見せてもらう。
 芸妓さんたちの花代は、祇園の屋形を出てからそこに戻るまでらしい。
 これだけの人数を京都から東京に呼ぶと何百万円になるわけだ。
 こういうのを「お大尽」というのだね。
 祇園の芸妓さんといえば、日本舞踊の踊り手として、日本でも超一流であるわけだから、でもこの金額は実は高くはない。むしろ安いくらいだと思う。
 日本の伝統的エンターテインメントのプロ中のプロなんだから。
 祇園の舞妓芸妓は100人ほどという話も聞いたので、そうだとすると、その1割以上を東京に呼んでしまっているというわけか。それもすごい。
 ちなみに舞妓さんたちも舞ったけれど、その踊りの完成度に関して、芸妓さんと比べると問題にならない。
 舞妓さんはたしかに若くて可愛らしいけれど、芸妓さんの踊りを先に見てしまうと、その魅力も霞んでしまう。
 ステージで見てこれなのだから、自分の座敷に呼んで目の前で踊ってもらう、というのは、なんたる贅沢であるかと、改めて思う。
 文化は、お金のある人がそうやってお金をつかうことで守られていく。
 自分が貧乏だからといって、金持ちが金を使うのを否定的に考えるのは間違っている。金持ちの金遣いを咎めると、文化は衰退し、貧乏人はもっと貧乏になる。
 金持ちであれば、金を湯水のように使うこと自体が社会貢献であり、お金のある人にどんどん使ってもらわなければ、日本は困るのだ。

締め切り

 午前8時過ぎ、起床。
 寒い一日が始まる。
 朝食は、100円ローソンのパンと野菜ジュース(合計210円)
 しばらくしてこし餡の団子。(105円)
 さっそく連載の原稿に着手。
 編集者から電話。
「D列車でいこう」文庫化の件など。
 
 午後4時、遅い昼食。
 大たぬきそば(550円)
 暗くなる頃スピードが出てきて、空腹を感じなくなったので、夕食は買い置きのカレーパン(105円)。
 午後7時過ぎ、「野毛にいるんだけど」とお誘いがかかるが、締め切り当日故、身動きがとれず。
 翌午前1時過ぎ。原稿1本アップロード。
 雨だし、寒いし、タクシーで帰ろうと思いながら、歩いていると思い切ることができず、桜木町駅まで来たところで、空腹になった。
 24時間営業のバーミヤンで、瓶ビール、サラダ、餃子。(1173円)
 さっさとタクシーに乗って帰った方がよっぽど安上がりだ。(笑)
 サラダを食い始めたら止まらない。体が強烈に野菜を求めているのだ。
 しかし、体にエネルギーが満たされてくると、家でも仕事場でもない場所で過ごす時間を心地よく感じてくる。
 午前2時、やっと心と体がほぐれてくる。
 帰宅。

構想を転がす日

 連載小説の長期的なプランを、頭の中で転がしながら、ほとんど何もしないまま夜になった。
 午後11時過ぎ、近所で食事をしていたら、隣の映画館の支配人と遭遇。「すべては海になる」(山田あかね監督 阿川大樹エキストラで冒頭シーンに出演(笑))の上映をトークショー込みで監督に無断で勝手に売り込む。
 twitter にて、事後承諾で山田あかね監督の了解を得る。
 考えがまとまらないので、早めに寝よう。
 というわけで、翌午前2時前、仕事場の寝袋に潜り込む。

かなり好調

 暖かい。しかし風が強い。
 オートバイで保土ヶ谷公園へ。
 隣のスタジオをアトリエにしている画家の吉田幸世さんの個展が、公園内のカフェで開催されている。
 公園を後にして、その足で黄金町の仕事場へ。
 本日も絶好調。
 小説家の絶好調には「原稿の枚数が進む日」と「内容がよくなる日」があるけど、ここのところは後者のほう。
 あちこちを少しずつ削ったり書き加えたりしていくうちに、物語が厚みを増し、人物が生き生きしていく。
 原稿用紙で500枚費やされている物語が、ほんの数枚のそうした操作で、二倍三倍に面白くなっていくのだ。
 スパイスで言えば、ポナペの黒胡椒、鍋で言えば、柚胡椒みたいな。
 昼食は買い置きのカップラーメン(メーカー不明105円)と魚肉ソーセージ1本(53円)。
 夕食は、「かつや」でカツ丼と豚汁(大)(クーポンを使って571円)。
 翌午前0時を回って帰宅。

「メレンゲの気持ち」

 日本テレビ昼の番組「メレンゲの気持ち」が黄金町特集。
 先日、撮影して帰ったのだけど、僕がもスタジオで執筆しているようすが一瞬映っていた。
(放送時間には仕事場にいたので、僕が見たのは帰宅後だけど、twitter で「あ、大樹さんが出てた」というつぶやきがあったり、「お元気そうですね」というメールをもらったり)
 執筆の調子はかなり好調。
 内容がどんどんよくなっていく。
 まだ、削って穴があいている部分はそのままなので、見かけ上、ちっとも完成には近づかないのだけど。
 飽きると、連載の方のための調べものをしたり。(休憩時間に別の仕事をしている!)
 好調だとひどく疲れる。
 全身を使って小説を書いているのだな。
 というわけで、擦り切れてしまわないうちに家に帰る。
 午後10時半、家に到着。
 家人と夕食をともにする。
 ちなみに、我が家の標準的な夕食時間は、午後10時前後。夕食の支度の時間帯が、多くの家庭では夕食を食べ終わった人が一息ついて電話をかけてくる時間帯。
 午前2時より前に寝てしまうことはほとんどないので、電話をかけてくださる方はできれば午後11時以降にしてくださるとありがたいです。
 とはいえ、最近は用事や打ち合わせはメールだし、友達づきあいはSNSだから、電話で話すということはあまりないのだけど。
 夕食は、カツオのカルパッチョ。カツオとブリの刺身。

日本テレビ「Oha!4 NEWS LIVE」

 今朝、四時からの日本テレビ「Oha!4 NEWS LIVE」の中で黄金町が紹介された。
 その中で僕が仕事場のスタジオでインタビュー受けているところも放送されたのだ。
 そんな時間に誰も見ている人なんていないだろうと思っていたら、起き抜けにメールが2通。
 馬車道と野毛の飲み屋のママでした。
 夜の仕事をしている人が寝る前に見てくれたらしい。
 僕はそのメールを読んでから、録画で見た。(笑)
 オートバイでスタジオに。
 ランチに「黄金ラーメン」でワンタン麺(今週のサービスで500円)を食べた帰り、やはり同じ放送に出ていた「マイノリティーズコーヒー」に立ち寄って、ひさびさに美味しいコーヒー(480円)をたっぷり飲んで(ここは味がいいだけじゃなくて量が多いのがうれしい)ちょっと歓談。
 同番組は、来週の金曜も黄金町特集です。
(僕はもう出ないと思うけど)
 来る20日には、日本テレビ「メレンゲの気持ち」にも黄金町が登場。
 僕の所も撮影して行きましたが、放送の中で登場するかどうかは不明。

今日も泊まり込み

 午前9時前、ラッシュアワーの列車通過との戦いをあきらめて起きる。
(仕事場のスタジオは高架下なので、列車が通ると床が振動する)
 スタートがかからない時間帯は理事会の仕事のメールやりとりなど。
 朝昼兼用の食事は「すず家」でたぬきそば。(450円)
 明日から今年2度目の個展が始まる隣のスタジオの吉田幸世さんが、絵を搬出していく。
 ここしばらく腕を組んで唸っていたけど、やっと手が動き始める。こうなってくると、まもなく目の前が開けてくるはずである。
 夕食は、聚香園で「肉団子と上海風黒酢ソースかけ」(680円)
 店で聞こえる日本語はテレビだけ。(笑)
 クラシックを大音量でかけながら小説書き。

春だ!

 摂氏20度を越えて暑いくらい。
 しかし、明日は冷えるので、スタジオに泊まるつもりの僕は、ちょっと服装に悩む。
 昼食は野毛の中華屋さんで蒸し鳥のランチ(600円)
 
 ほぼ一日中、長編改稿の考えに沈む。
 夕食はオバチャン弁当。
 金目の西京焼き、納豆の油揚げ包み、筍の炊いたん、ポテトサラダ。
 夜も、考えに沈む。
 少しずつ目の前が開けつつあるが、一気には開けない。精神的には辛い時期。
 早く仕上げて、連載の方もグローバルプランをまとめなくてはならない。
 たいした仕事をしていないのに、悩みとプレッシャーだけは売れっ子作家並である。
(この程度のことでいっぱいいっぱいなのは、単に自分の能力が低いだけなのだけど)
 午前0時半を回ったところで、買い置きの酎ハイ(88円)と、チーカマ1本(たしか3本で105円だった)で緊張をほぐして、寝袋に潜り込む。

オートバイのオイル交換

 いい天気。
 2月24日から充電とパルス電流付加を繰り返して来たオートバイのバッテリー。
 その反応からほぼ機能を回復したように見える。
 ここ3日は、放置して観察中で、現在端子電圧12.69V程度。自己放電も極端に大きくはない模様。(以前は、充電が直ぐ終わってしまい、見かけ上のフル充電後でも3日後にはセルモーターがやっと回るかどうかの状態だった)
 理事の仕事でバイク駐車場新設検討の実地検証をするついでもあって、バッテリーを装着しに駐車場へ。
 キャブレターのガソリンが抜けてしまっていたためか、初回、エンジンがかかりにくかったけど、セルモーターは勢いよく回る。バッテリーは元気だ。
 マンションまでもってきてオイル交換。
 ホンダ純正 G2 10W-40。(部分合成油)
 作業終了後、ガソリンを満タンにして、タイヤに空気を入れ、近所をテストラン。
 給油は半年ぶりくらい、オイル交換は走行距離2500Kmで3年ぶり。
 3000Kmごと、とか、走らなくても半年ごと、とかでオイルを頻繁に替える人がいるけど、常温放置によってエンジンオイルが劣化するという科学的データはなく、水分の取り込みさえ起こらなければ、オイルは走行距離に応じて劣化するはず。
 自動車もバイクも三十年以上乗っているけど、オイル交換は基本的に距離でしかやったことはない。エンジンが駄目になって車を替えたこともない。
 バイク乗りの誇りみたいなものとして、この程度の簡単なメンテナンスは自分でやるべきだ、と考えているのだけど、始めてみると、忙しい最中の小一時間の作業は、実は精神的に苦痛だった。
 残りの人生少ないのだから、時間は「自分だけにできること」の為に使おう。少々のお金で他人がやってくれることは他人に任せよう、と改めて思った。
 オイル交換なんぞをする暇があったら、少しでも小説を書け、ということだ。
 午後、自転車で黄金町の仕事場へ。
 前日に書いたエッセイを印刷確認した上でメールで送付。
 あとは、書き下ろし長編改稿のラストスパートに入る。
 午後11時過ぎ、一度止んだ雨がぱらついてきたところをあわてて帰宅。
 オフィスではカップ麺で凌いでいたので、冷蔵庫から「コンテ エテ」(フランス)というチーズを出してきて、チリの白ワイン “MONTES CLASSIC SAUVIGNON BLANC” を飲みながら食べる。
 これがまたベストマッチで、ものすごく美味しい。
 仕上げは塩鮭でお茶漬け。
 本日は、まったく外でお金を使わなかった。