母親の家へ行く用事があり、出かけようと思ったらマンションの管理組合理事から電話。大雑把に言うと午後2時半に知恵を貸してと。
おっと急に忙しくなる。
バイク駐車場に向かうと、パシフィコでなにやらバイクのイベントをやっているみたいで、ものすごい数のバイクが集まっている。
(あとで調べたら「ホットロッドカスタムショー」というのだった)
いろいろなバイクを掻き分けて自分のバイクに辿り着き、母親の家で用事を済ませ、とんぼ返りで家にもどり、管理組合に合流。
30分ぐらいで終わる予定が、結局、5時半までなんやかや。完全に昼食を取り損なう。
みんなのためであり自分のためだからしょうがない。世の中をよくしようと思ったら、結局、自分で動かないとね。
ということで、本日は予定のスポーツクラブは時間が取れず。
この季節、それなりの身繕いをするとバイクで寒いというほどのこともなく、むしろ空冷単気筒エンジンは絶好調。
ちょっと咳が出て呼吸が苦しいが、ツムラの医療用漢方薬「麦門冬湯」(ばくもんどうとう)というのを飲むと効いている間は呼吸が目立って楽になる。すごい。

昨日にひきつづいて東大の駒場キャンパスへ。
事務棟が開いていれば図書館の件も今日一日ですんだのだけど、土曜日は授業はあっても事務はお休み。
午後1時45分頃につくと、たくさんの学生がいってキャンパスには活気が溢れている。
午後2時、クラスメイト4人があつまり、卒業30年ぶりのキャンパスツアーだ。
東大はほとんどの専門課程が本郷になるのだが、我々の卒業した「基礎科学科」というのは、専門課程(後期課程)も駒場だった。
その上、僕は前期課程で1年留年しているので駒場で5年間過ごしたのだ。
本郷に行ったのは、入試の時や入学後に観光(笑)で行ったくらいで、たぶん生まれて10回かそこら。なので、本郷のキャンパスのことはほとんど何も知りません。
まずは少し離れた「駒場Ⅱキャンパス」といわれているところへ。
僕らが学生だった頃は宇宙航空研究所だったのが、いまは先端技術研究所と生産技術研究所になっていて、ふたつ合わせてリサーチキャンパスと呼ばれている。(現在の宇宙航空研究所は東大の組織を離れてJAXAに属している)
さらに、東大ではないけれど旧前田侯爵邸洋館へ。かつてはこの建物が近代文学館になっていて、隠れたデートコースだったりした。
ここは昭和4年に建てられた洋館だが、いまでも狂いの出ていない木工の建具や室内装飾がすばらしい。
合流予定のクラスメイトから電話が入り、いよいよ自分たちがいた駒場Ⅰキャンパスへもどる。
新しい建物がたくさんできているが、古い建物も耐震補強されて残っていたりもする。
いろいろ散策するうちに二人が合流して渋谷の宴会場に向かう。
合計7人、午後5時から9時過ぎまで渋谷で飲む。

駒場商店街には懐かしい店はほとんど無くなっていて「ゆかりたん」がいた。

東大先端技術研究所

外にクリスマスデコレーションをした住宅。豊かな人が住んでいる地域。

駒場キャンパスの銀杏並木。

うち捨てられた「立て看」。
先日亡くなったばかりの加藤周一氏がメインゲストになっている。
11月16日が金曜日になっているので、少なくとも今年(2008年)のものではない。

いまではすっかり見かけなくなったISDN公衆電話を発見。

かつて図書館だった建物がいまは美術館になっている。

生協食堂の隣にある ITALIAN TOMATO CAFE Jr.
photos with CASIO W61CA
どんな町もそうだけれど、都市には裏と表がある。
日本でもっとも人気の高い観光地横浜は美しい町だけれど、人々の集まる中華街や元町から、あるいは関内から、徒歩圏内に簡易宿泊所の集まる地区がある。
わずか1ブロック離れたところには、その匂いもないほどに、その場所は見えない壁で囲まれたように存在しているのだ。
外縁の一辺には、表通りに向けてブライダル向けのドレスを売る美しい店もあり、結婚という前途に目を輝かせている男女が訪れる。
別の一辺には、ボートピア横浜と呼ばれる大きくてきれいな競艇場外船券売り場がある。
仕事にあぶれた人間が、金とヒマを虚しく費やすのにあまりにも最適な場所であることが、なんともいえない違和感を醸し出す。
レースがない時間のボートピアには誰も用がないはずだけれど、警備員だけはたくさんいて、顔を上げれば目的地は見える場所だというのに「ボートピア」という文字と矢印が書かれた案内看板を持ってたっている。つまりそれは雇用対策で、もし、週に一日、その職にありつければ、週の残り6日間仕事がなくても、とりあえず食費をまかなうことができる。
擦り切れたカーゴパンツにホームセンターで買ったカストロジャンパー(別名:ドカジャン)をひっかけてその町に行った。自転車を少し離れた表通りに駐め、脱いだ軍手をポケットにねじ込みながら、表通りから寿町に折れる。
その瞬間から、もう視野に入るのは全然違う町だ。
中程に急に有名になった「さなぎの食堂」があり、その引き戸を開けると、入ってすぐがカウンターで、中のキッチンが見える。
豚汁定食、納豆定食、寿町カレー、コロッケ定食などが300円。
牡蠣フライ定食は400円、トンカツ定食は500円だ。
好物のハムカツ定食が食べたかったのに、今日のメニューにないのですごくがっかりして、カレーを注文。
会計を済ませる頃には、もうトレイにカレーと味噌汁と小皿が並ぶ。
トレイをもって、ビニールの敷かれたテーブルにつく。
味噌汁の具は、たっぷりで、ワカメとキャベツとモヤシが入っている。小皿には、ゲソの竜田揚げときんぴらゴボウ。味が濃いから、どうやらこれがコンビニ弁当の残飯の活用らしい。
カレーには、人参ジャガイモ肉がたっぷり入っていて、まあ、いわゆるカレーライスの味で、東大の生協食堂やNECの社員食堂と変わらない。
ご飯に比べてルーがたっぷりかかっていて、たいていの食堂でルーの消費を抑えながらご飯を食べていく習慣がある僕は、ご飯が残り三分の一ほどになったところで、大量のルーを余らせてしまい、最後はルーだけをスプーンですくって食べることになってしまった。
なぜか壁にはバリ風(?)の絵が飾られている。
平日の午後4時の客は、僕以外全員が60歳以上、ほとんどは70歳を超えている。服装にはほとんど彩度というものが感じられず、まるで店中が30年前のモノクローム写真の中にあるみたいだ。
みなひとことも口をきかず食べ、そして店を出る。声を出しているのは店の人だけだ。
たしかにそこにいる人々の表情は、あまり幸福そうには見えない。
けれどそこは妙に居心地がいい。
幸福でないことが許されている心地よさとでもいうようなものがある。
ここでは幸福を競う人は誰もいないのだ。
日が暮れたこの町を歩くと、コインランドリーとカップ酒を立ち飲みする店の明かりがやけに目立つ。午後4時に立ち飲みは満員だ。
ここでは、外食でも1日食費700円くらいで十分生きていける。
(行政から食券をもらえばそれすらいらない)
もし、健康で、週に一度か二度、ワンカップの酒を買うことのできるほどのわずかな余裕があり、どこか寝る場所を知っていれば、生きていける。(一日1300円を払うことができれば宿泊所に住める)
体さえ健康で、たまに仕事に就ければ、がんばらなくても生きていけてしまう。
(もちろん仕事が見つからない高齢者や健康でない人はたいへんだ)
この微妙な居心地のよさは、もしかしたらこの町をブラックホールのようにしてしまい、しばらくいるうちに、ここから「這い上がろう」なんてことを考えなくなってしまうような気がする。
昨日あたりから喉が痛いので、ビタミンCを大量摂取中。
午後8時から、渋谷クラブ・クアトロで京都のロックバンド「騒音寺」のライブ。
技術的に、バンドはしっかりしているし、ボーカルもいいんだけど、メロディがロックンロールじゃなくて「さだまさし」かも。
2-4のアフタービートじゃなくて1-3の頭にアクセントがある音楽。
終了後、6人で「サイゼリア」を目指すが席がないので「和民」へ。
わーい、久々にあっさり居酒屋宴会だぜ。
6人中2人は、ゴールデン街の某店のママと従業員だけど、今宵は最初から店を開ける気がないみたい。(笑)
楽しく飲んで語らって、僕はひとり終電で帰宅。
ということで、怒濤の宴会シーズンの第一ヒート(11月28日-12月3日の6連続宴会)なんとか終了。
木曜金曜は(夜については)自宅生活にもどるのだ。
でも土曜日は大学のクラス会。
本日は中華街。
中華料理4日連続。
香港にいれば、4日12食中華だから、それはそれ。
仕事してないので、4連続休暇。音が似てる。
午前11時目覚めた。
午後1時に新宿で会合がある。
インターネットで調べると12時ちょうどに最寄り駅で乗ればいい。
これから中華料理の宴会なので朝食は省いて、ゆっくりシャワーを浴びて出ればいい。
予定通り11時50分に家を出た……つもりだった。
「いってらっしゃい、時間は大丈夫?」
「12時ちょうどの電車に乗ればいい」
「え? 1時でしょ」
……。
腕時計を見るとまもなく1時である。宴会の開始時間も1時。
とにかく駅へ急ぐ。
ラッキー! エスカレータを降りると、ちょうど電車が入ってくる。
横浜駅で湘南新宿ラインに乗換だ。ホームに上がると、ちょうど電車が入ってくる。またしてもラッキー!
しかし、問題がある。あまりにもスムーズに電車に乗れてしまった。1時間ほど遅刻することを参加者に伝えたいのだが、電車に乗っているので電話ができない。わかっているのは電話番号だけで相手の携帯アドレスは不明。
席を立ってドアの辺りで小声で電話しようかな、と思うと車掌のアナウンス。
「社内では携帯電話をマナーモードに切り換え、通話はご遠慮ください」
おっとっと、機先を制されてしまったぜ。
そのまま遅刻時間を時々刻々更新しながら電車は走る。
(呼び出し音がうるさいというのはわかるが、電車の車内で隣同士喋るのはよくて同じ声の大きさでも電話で喋るのが迷惑だ、という理屈がわからない。僕にとっては携帯電話の会話より、オバサンたちの車内の会話のほうがよっぽど迷惑だけどなあ)
新宿駅到着1時37分。
ホームに降りてやっと電話。
町に出ると、僕が走るために道路に交通規制が敷かれている……わけではなく歩行者天国だった。
歩行者天国も珍しくないからか、多くの人は歩道を歩いている。僕は車道を野口みずきのように走って会場に駆けつけようと思ったけれど、まあ、ちょっと早足の時速6.5kmくらいで、会場に到着。
というわけで、本日は、高校演劇部のOB/OG会である。
何十年ぶりだろう。
昨日も法事で中華だったので、中華二連チャンだが、中華料理は好物なので毎日でもかまわない。心配なのは体脂肪とサイフだけ(笑)。
演劇部の会合なので、女優さんもいれば映画監督もいる。もちろんふつうの職業の人もいる。卒業年度で昭和47年から平成7年と、上下の幅は広いが僕より少し下の学年が中心。
一緒に芝居を作ったというのは皆にとってかなり強烈な共同体験なので、当時の話になると、みな眼がきらきらする。
4時半に1次会終了。
なかなか二次会の場所が開いていないが、幸いほどなく居場所が見つかる。
ちなみに、現在時刻を間違えていた理由は、目覚まし時計の時刻が50分遅れていたこと。
午前11時に起きたつもりが、実際は11時50分だったらしい。その時点で5分で家を飛び出さないと間に合わなかったのだ。
起きた時間が11時だと思いこんでいるから、その先、「時」のところには目が行かず「分」のところだけを見て出かける準備をしていた。
でも、自己紹介タイムに間に合ったので大過なし。
そう、料理も十分残っていたしね。(笑)
午前9時半から、鶴見の総持寺で法事。
伯父、叔父、祖母の一周忌、三回忌、17回忌。
鳴り物を含め、僧侶13名の儀式が2回、お墓の前で点眼式(改装したお墓を validate する宗教上の手続き)と供養。
12時半から、鶴見駅前の中華料理店で会食。
明日も、中華で飲む予定。
28日から12月3日まで6日連続、怒濤の飲み食いが始まる。

新宿花園神社の三の酉。
いつもの屋台で焼き物を突っつきながら燗酒を飲んで下地ができたところで、トイレをすませて「見せ物小屋」。
お代は見てのお帰り800円。
入ると、坊主頭に「せんとくん」みたいに鹿の角を生やした男性が、いろいろな芸をしている。
手品だったり、火のついた蝋燭を口に入れたり、細いチェーンを鼻の穴から入れて口から出して、その先にバケツをぶら下げたり。
むかし土居まさるのいテレビジョッキーで白いギターをもらうためにシロウトがやっていた、ちょっとイタイ芸である。
何かひとつやるたびに左から右へ「詰めてください」と客を動かす。
入口から出口への一方通行を促すわけだ。
「ちゃんと20分に一回は蛇女必ず出ますから、騙されたと怒らないでくださいね」
いうまでもなく、ここのハイライトは生きた蛇を食べる「蛇女」。
それの間をつなぐのが、「珍しくて古い芸」をする男性芸人「珍古(ちんこ)くん」
人体の縦切り標本が出てきたのも、たしかに珍しくて古い。
いよいよ、蛇女「小雪さん」の登場。
山口小夜子みたいなおかっぱ頭。赤い着物。年齢は28歳(後の調査による)。
「こういうところはだいたい家族でやっているんですが、小雪さん、家族じゃなくて若い人が入ってくれました。小雪さんがやめたら、この見せ物小屋はもうなくなってしまうんです」と珍古くんのMCが入る。
たしかに庶民的な伝統文化(?)だよ、無くなって欲しくはない、と思わせる。
小雪さん、まず、手始めにロウソクを使って前に火を噴く芸。ゴジラみたいなもん。
(僕の知り合いにもこの芸をやる人います)
で、いよいよ蛇を食べるのだけど、小振りのアオダイショウ。
「すみません、これ一匹5000円もするんで、さっき頭を食べてしまったんですが、未だ動いているやつでやらせてください」
と珍古くんがいう。
貧乏くさいのもまあこの小屋の個性である。(笑)
たしかに、本物のようではあり、小雪さんは、それを頭の方から食べる。
細い骨が砕ける音がするところが地味目のハイライト。
小雪さんは、その間も、ずっと表情を変えない。
惚れた女の職業が花園神社の蛇女だったら切ないよな、なんて気がする。全体に漂っているイタイ空気がなんともいえず場末のストリップみたいな感じで、珍古くんはいわばストリップ小屋でコントをやっているビートたけしといった役どころなのである。
小雪さんはひっこみ「河童のミイラ」が見せられたところで、出口に近づく。出口に年配の女性が二人いて、木戸銭800円を払って外へ出た。
祭のあいだじゅう、珍古くんは1時間に3回、鼻の穴にチェーンを通し、小雪さんは蛇の骨をこりこりと砕きながら食べ続けるのだ。


花園神社の酉の市。三の酉に再出陣。
花園神社の三の酉といえば寒いに決まっている。縁日を見て回ってお参りするのではなく、ここのお酉さまは、「屋台で酒を飲む」のが楽しみ方。つまり、冬空の下、野外で呑むわけなのだ。
が、本日、さいわい暖かい夜ではないか。
楽しみ方のコツは、まず先に「お清め」つまりお参りは後回しにして先に呑むこと。でないと遅くなるほど込んで席が無くなる。(笑)
みんなそれぞれ行く店が決まっている。店の名前は知らないが、場所は決まっているのである。
というわけで、お気に入りの店でお清め開始だ。(笑)


海老やアユなどを焼いている。でも、焼き方がいい加減でしかも値段は結構高い。ちなみに、この海老1200円。
なので、こういうのは見て楽しむだけで、厚揚げとかエリンギとか薩摩揚げとか、そういうのを食べながら呑む。
ここの燗酒は200mlのカップ酒をそのまま温めているので、こちらは良心的だ。(ふつうの飲み屋は清酒一合といいつつ、肉厚で小振りなとっくりに7酌も入っているかいないかだったりするし)
場所が場所だから、そうそう長居はできない。
体が温まったところで、いよいよお参り。
いつも、お願いすることは「それぞれの人が自分らしく生きられますように」。
ちょっと手抜きだけれど、結局、人生はそれに尽きる。

photos with W61CA
ひとつ山を越えて、身の回りのことに手が回るようになった。
昨日は、台所に積み上がっていた、牛乳パック28個、ティッシュペーパーの箱11個、その他紙の箱30個くらい、を分解して畳んでリサイクルゴミに出す。
畳むとわずかな体積だけど、箱のまま積み上がっていると食材を保管するスペースの前に壁ができ、さらにはたびたび地滑り的崩壊がくるわけで。
わかっていても、夫婦それぞれ体力気力の限界まで仕事をしているので、なかなか手がつかないのだ。
ふつうに捨ててしまえばスッキリするだろうと、なんど誘惑に駆られたことだろう。
でも、再生できるとわかりきっているものをなかなかぞんざいに捨てられない。
本日になって、こんどは家のあちこちにある段ボールを壊して畳んでゴミ置き場へ。
あとは読書とか ipod touch に新しいアプリを入れてみたり。
インタネットラジオを聴くアプリ Fly Cast をいれて、サンフランシスコのジャズステーションを聴きながら、家を歩き回っていると、すっかりアメリカにいる気分になる。なかなか快適。
午後には、マンションのメンテナンスに職人さんが代わる代わるやって来た。建築会社(ゼネコン)は対応が悪いけど、実際に作業をする職人さんはとっても感じがいいし、みんな腕がいい。
子供がいたら、職人にしたかったな、なんてちょっと思う。
「ぼうず、おめえはおっきくなったらでえくになるんだぞ」
なんていって育てたら、ほんとになってくれたかも。
夕食前に久々のプール。
筋力が落ちているのを実感。むろん腹も出ている。
