日: 2007年9月4日

リハビリ日記(2)

手術後5日目 DAY6:9月4日
 ぐっすり眠った。起きると全身筋肉痛。
 朝食後の体温36.9度。まだ身体は若干戦闘モードってことか。(僕の平熱は35.6度くらい)
 午後のリハビリのために体力温存。寝たり起きたりしながらいろいろな姿勢で読書など。
 お湯の蛇口までいって、コーヒーを淹れてみる。1年以上の賞味期限切れ。(笑) 「白い恋人」なんて1年以上なんともないのに、二ヶ月期限を伸ばしたのがいけないみたいなこといわれて、ばっかみたい。最初から6ヶ月長くしておけばよかったってことだけど。(いけないのは細菌が検出された「バウムクーヘン」の方)
 ベッドにもどって伊藤園の「お~いお茶」ティーバッグ。これがおいしい。
 午前11時過ぎ、同室のX線撮影 Hitachi Sirius Star Mobile という小型の装置。
 昨日から看護学校の生徒がナースひとりに2人ずつついて実習している。
 本日、読み始めた本は、『再生巨流』(楡周平 新潮社)。
 午後2時半からリハビリセンターへこちらから出向いてリハビリ。
 ストレッチ、筋トレ、歩行練習。
 昨日動きはじめたせいで筋肉疲労が残っていて、いまひとつスムーズに歩けない。
 
 3時半、母が見舞いに来る。
 マドレーヌのような美味しそうな洋菓子をもってきてくれたのだが、せっかくだけれど食べるわけにはいかない。親の愛情はありがたいのだけれど、入院もいわば仕事中なので申し訳ない。
「できるだけふだんと同じように楽しく入院生活を送ろう」がテーマではなくて「病院生活の辛さを体験取材しよう」ということなので、その一環として「病院食だけで生活してみる」ということをやっているわけなのだ。
 パソコンの電源を取ることをを断られたので、二台のPCを自宅で充電してピストン輸送してもらうことにした。
 昼も夜も食事は完食。とくに夕食は美味しかった。
 ここまでで、入院日記がすでに原稿用紙50枚になっている。