月別: 2006年9月

クルージング中止

 久々に、ヨドバシカメラへ。
 プリンターのインク、妻の時計の電池交換、自分の腕時計。
 ヨット用に使っていた時計をなくしてしまったので、4980円のアナデジ時計を買う。
 潮汐グラフと月齢の出る機種はあまり選択肢がない。なくしたのと同じものを買うのも癪なので、むしろ安いやつを。ソーラーじゃなくて電池式だけど、温度計もついている。メタルのブレスレットでこの機能で10気圧防水で4980円。日本ってすごいなあ。
 温度計はもちろん腕にはめていると体温のせいで気温は測れない。
 部屋に置いておいてわかったこと。我が家はやはり暑い。朝いちばん低いときで27度あった。
 この季節で半袖Tシャツに短パンなのもあたりまえだよなあ。(数日前まではタンクトップだった)
 これを書いているのは23日午前3時半だけど、外は19度、少し窓を開けてあるのに室内は26.3度。
 東南の角部屋なので、ビル自体が温まってしまって、壁から空気が暖められて、外気温よりも5度以上温度が高い。こういうデータをみちゃうと、東南の角部屋なんてぜんぜんうれしくないよなあ。どうせお天道様と関係ない時間に暮らしているし、ただ暑いだけ。
 冬の2ヶ月くらいは寒さが緩和されているのだろうけど、我が家は春夏秋の3シーズンにわたって「暑い」ものだから、真冬以外は半ズボン生活を送ることになり、真夏は28度に設定しておいてもクーラーで電気代が2万円になる。
 夜、連絡が来て、台風のため、クルージングは中止になった。

ソフトボールも、自粛

 10月の〆切がヤバイので推理作家協会のソフトボールとそのあとの懇親会はパス。
(現在、営業よりも社交よりも執筆)
 その代わりというわけではないけど、夕方、都内から出てきた友人と会って食事をして終電ちかくまでいっしょに過ごして解き放たれた気分。
 家で仕事をしていると、家にいるときにはくつろぐというよりテンションを高めたり高まったテンションを保つことに心を砕いている。この仕事のスタイルだと、家は戦いの場であり、逆に家の外でリラックスすることになる。
 あまりにリラックスして話をしているうちに一瞬まどろんでしまったり。
 ちょっと失礼してしまったのですが、いっしょにいてそれほどリラックスできる友人たちというのは素晴らしいわけで。
 帰宅してから執筆予定のため、食事の時しか酒は飲まなかった。
 主人公にとっての大きな転換を迎える場面で、書いていて楽しいし、筆も進むところ。
 翌21日午前8時、就寝。

報道こそ遵法精神をもて

 いくつかのメディアが高専での殺人事件で自殺した容疑者の実名報道をした。
 そもそも、実名であるかどうかで、報道の受け手から見た社会性、問題意識がかわるわけではない。かわるとすれば、容疑者に制裁的効果があるということだけ。
 つまり、実名報道は、のぞき趣味とリンチの欲求を満たすだけで、社会になんのプラスももたらさない。
 実名報道を選択したメディアは、少年法のあり方に疑問を呈している。
 つまり、自分が賛成できない法体系は、自身のロジックで無視してもよいのだ、という考え方である。
 ここにあるのは、法軽視、本音による建前の破壊だ。
 そうやって、建前を本音でなし崩しにする人によっていやな世の中ができる。
 本音はどうであれ、みんなが建前を守れば、もっとずっと温かい世の中になる。
 酔っぱらい運転にしても、「かたいこというなよ」という本音を平然と実行してしまっているからなくならない。どんなときでも法律を守ろう、とみんなが思えば、悲しい事故は減る。法律よりもそのときの個人的事情を優先し、法律を無視することが、事故を生む。建前を杓子定規に守れば、飲酒運転による事故は確実に減るのだ。
 法律は、本来、人に優しく、粗暴な本音から人を守ってくれるものだ。
 高専で殺人事件が起きたのも、 (もし彼が犯人であるとすれば)容疑者は、彼固有の事情による本音が(人を殺してはいけないという)建前をないがしろにした結果だ。
 殺人を動機で正当化することはできない。
 たとえ相手が殺してしまいたいほどヒドイ奴でも殺してはいけないのだ。
 生きていれば人を憎むことも殺したくなることもあるかもしれないが、それでもなお、どんなときでも、人を殺してはいけない。
 彼は人を殺してはいけない、という法律という形になった建前をあくまでも守らなくてはならなかった。
 もし、実名報道のメディアが殺人を憎むなら、少年法も大切にするべきだ。
 少年法がよくないと思うなら、それを改正するような報道をすべきなのであって、自分で少年法を軽んじてはいけない。法を軽んじるものに、法を犯すものを糾弾する資格はない。
 改正する努力をしないで、なし崩しに本音で報道してしまうのは、報道機関がとるべき行動ではない。
 少年法はオカシイから実名報道をできるように改正すべきだ、と報道するのが報道機関の本当の役割だ。
 報道機関ですら、こうして法律をないがしろにするから、意に沿わない法律なんて時と場合によっては守らなくてもいいのだ、という風潮がはびこってしまうのではないかと思う。
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 ちなみに、阿川の立場は、実名報道は「少年案件かどうかによらず、すべての犯罪報道で加害者も被害者も双方とも実名は不要」です。
 そういえば、被害者が「明るいよい人」だという報道もよくあるのだけれど、「暗くてイヤなヤツ」であっても殺されてはいけないのだ。
 被害者について「いかによい人だったか」という報道するのもどうかと思う。
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A Day of Jimmy’s

 地味な日。
 おかげで執筆は好調。

吉野家、食いそこなう

 起きたのが遅く、出鼻をくじかれました。
 食べたかったなあ。吉野家の牛丼。すごく好き。
 もう50歳を過ぎているので、牛肉によるBSEなど、潜伏期間が長くて確率の低い病気は恐くありません。
 10年後に死んでいる確率を考えたとき、そろそろBSE以外の理由である可能性の方が高くなってきているので。
 子供や孫には食べさせません。(いないけど)
 昨年2月にこんなエッセイ書いてます。

フットサル、自粛

 夕方からフットサルの予定だった。
 しばらく運動していなかったので、午後早い時間に準備運動を兼ねて公園でストレッチ。
 が、しかし、……、か、固い!!
 上半身がガチガチ。身体を捻って反転するとボキボキといいそう。
 安全にフットサルができる状態ではないと判断。
 30分、とりあえずいくらかほぐして終了。
 かなり計画的にコンディション作りをしないと思ったように遊べない年齢になっているなあ。

推敲

 いったん冒頭150枚の推敲に入る。
 つながりで期待感が膨らむかどうか、導入部の健康診断も含めて。
 というわけで、分量はほとんど進まず。
 もちろん、それも必要なのだけど、excel の表の数値が上がっていかない寂しさ(笑)というのはあるな。
 さて、少し寝ます。

推理作家協会会報8月号に

そういえば、お知らせしていませんでしたが、推理作家協会会報8月号に原稿を書きました。
下記でお読みになれます。
PCの方は こちら から。
携帯の方は こちら から(携帯用に変換して表示されます)

これが自動操舵装置だ!

 いよいよヨットの自動操舵装置の実証試験。
 イギリスの Raymarine というメーカーの ST2000plus という機種のオートパイロット。
R0011640.jpg
 写真のうしろに水泡が見えるように、6.5ノットで航行中。
 グレーの本体から出ているロッドが伸び縮みして、舵を動かします。
 チーク材でできた舵棒(ティラーといいます)の下に金具をつけ、そこに ST2000 のロッドを取りつけている。金具は折り曲げと溶接を外注。
 デッキ面が平らではなく途中から写真で見て左下がりになっているので、左側の本体側の取りつけ部分は、高さを合わせつつ、この角度を上面で水平になるように木材(薄い木材を重ねて樹脂で固めてある集積材:めちゃめちゃ硬い!)で部材を作成。
 ヨットはこうしたDYIで成り立つところが多いので、自動車をチューンナップしたり、家をホームインプルーブメントしたり、というのと同じ楽しみがある。
 男の子が好きそうな遊びでしょ。
R0011643.jpg
 この写真では、コンパス角度322度(ほぼ北西)に船の向きを保つように自動的に舵を動かすように設定してあるところ。
 波があったりすると、その都度、細かく船の向きが変わるのだが、この装置は周期的な変動については自動学習して、ごく短期的な変動を無視するようになる。
 それによって放っておいても元に戻るような変動に対して修正過剰になることを防ぎ、電力消費を抑えながらできるだけまっすぐに走るように動作する。
 めちゃめちゃカシコイ。
 どうやら人間よりも舵取りはうまいみたい。
 本日の実験。
 現在位置から海上のブイの方角(Bearing といいます)をGPSで得て、その数値と船の進行方向(COG: Course Over Ground といいます)が一致するように向かうべきコンパス角度(船首方向 Heading といいます)を合わせると、約3キロ手前からスタートしてもきちんとブイにぶつかった。(もちろん直前で避けるのだけど)
 横からの潮の流れや風の影響がなければ、船首角度をブイの方向に合わせるだけでいいのだが、陸と違って海には潮の流れがあるので、船の進行方向は船首の向きと一致しない。
 ヨットは速度が遅いので、潮の流れの影響が大きい。つねに潮を計算して航行する必要がある。
 たとえば目的地が90度の方向にあるとき、「船」を90度に向けるのではなく、「船の進む方向」を90度にしなければ目標に辿り着かない。横からの潮で流されていると、たとえば、船を95度に向けたときに進む方向が90度になるとしたら、90度の方角にある目標に最短距離で目標につくために船を95度に向けて走らせなくてはならないわけだ。
 人間が舵をもっていても、同じように走らせるのだけれど、目標物が見えている場合、無意識に船首を目標物に向けてしまうので、横流れの効果を計算しながら目標を正面に置かないで走らせるには、かなりの精神修養が必要。
 この場合、前を見てはいけなくて、舵を取る人はコンパスだけを見る。周囲の見張りは舵を持つ人とは別の人がやる。
 機械には余計なものを見てしまう目がないので、ちゃんと計算通りに走るわけです。

完食


本牧味奈登庵で遅い昼飯。つけ天そば大盛り。味と量が両立してます。
雨が降り出してヨットは早じまい。
帰ったら仕事します。すごく小説書きたい。