先日、字が小さくて使いにくい、と書いた VAIO type P ですが、チューンナップで実用域に入りました。
システムフォントは 120dpi で少しマシになったていどでヨシとする。
次の問題は、秀丸で原稿などを書いている時。
というわけで、秀丸の表示を 14pt MSゴチック にしたところ、なんとかくっきり表示できて、縦の狭い画面でも24行くらいは表示されるので、十分実用になります。
ということで、妻にもどす前のフィールドテストとして、さっき、マクドナルドに iPod touch と VAIO type P をもっていったのですが、実は touch でウエブもメールもできてしまうので、原稿書きは「パソコン」である必要がない。
つまり、pomera で間に合ってしまうということがとてもよくわかります。
たしかにPCというのは文章も書けるし、ウエブブラウジングもできるし、メールの送受信もできる。音楽も聴くことができるし、ビデオを見ることもできる。
だけど、一台で何でもやろうとする必要はないのですね。
高機能な携帯をもっている人は、よっぽど込み入ったメールを書こうというときでもなければ、携帯電話で間に合ってしまうでしょう。音楽は専用のプレーヤーで聞く方がいい。適材適所、餅は餅屋。十徳ナイフみたいなものでなんでも間に合わせるのは、キャンプ生活の場合で、都会生活でそういうことをするのは、どちらかといえば貧乏くさい行為であって、豊かではない。
ということで、pomeraに通信機能をつけてメールの読み書きができるようにしよう、などという貧乏くさい考え方はやめてくださいね。絶対ですよ。キングジムのみなさま。
メールは携帯かパソコンでやればよろしい。pomera様に、そのような下賤のものとは関わらない方がいいのです。
さて、執筆環境として、残るは、辞書ですね。
専用の電子辞書にすれば、やはりパソコンはいらない。
そうじゃなくて、広辞苑などを検索する DDWIN をパソコンに入れて使うか。
僕の執筆用ノートパソコンには、広辞苑、英和/和英中辞典 クラウン仏和辞典が、入れてあります。
それとは別に、
フランス語が使える電子辞書(国語と英語も入ってはいる)
イタリア語 同上
スペイン語 同上
以上3点が家にはあるのですが、ひとつでフランス語とスペイン語の両方は使えない。パソコンに入れられるフランス語辞書はあっても、スペイン語やイタリア語は電子辞書があってパソコンには入らない。
まあ、英語とフランス語が入っていれば、ほぼOKなのだけど。
というわけで、VAIO type P に一応辞書を入れれば、pomera よりも有利な点ができます。書くのはやはり pomera にして、辞書は専用の電子辞書をももつ、という貧乏くさくない(笑)解決法もあります。
ということで、とりあえず妻の新しいコンピュータの最適設定はおしまい。
連載の一話分、完成。
執筆は一部 Sharp MURAMASA、一部 SONY VAIO type P、一部 EPSON ST-110 で書きました。今回は pomera 使わず。