intimacy

 午後3時、黄金町バザールの intimacy の為の生原稿(といってもプリントアウトだが、いろいろ書き込みがしてある)をわたす。
 intmacy というのは、オーストラリア人のキュレーター、ルーベン・キーハン Reuben Keehan が、黄金町のアーチストをインタビューして回って、その作品や、作品作りの過程を表現するものを、一箇所に展示することにより、人の繋がりを「物」として表現したもの。
 黄金町エリアマネージメントセンターの1Fがその場所で、そこへいくと、阿川大樹の執筆中の生原稿が見られます。
 展示されているのは、書き下ろし長編の第2稿、第2稿に編集者が無数のコメントを入れたもの、そして、第3稿。
 小説が、著者と編集者の共同作品であることが感じられると思います。
 午後6時、帝国ホテルにて、江戸川乱歩賞贈呈式&パーティ。
 のち、有楽町ガード近くの新井政彦さんと焼き鳥屋へ。
 午後11時過ぎ、帰宅。
 午前0時過ぎ、居間の椅子に紙袋を発見。
 中を見ると、学会発表のために仙台に行っている妻の発表資料のコピーではないか。
 ここしばらく、毎日明け方までかかって、これを作っていたはず。
 発表は明日。今から送っても間に合わない。
 と、仙台にいる妻に電話すると、現地のコンビニでコピーを作り直したとのこと。
 テニスの試合にラケットを忘れていく僕のことを笑うけど、学会発表に資料を忘れていくのも、似たようなものだ。
 というわけで、言い返すネタができましたとさ。