google 書籍電子化が、日本を除外することになってしまった。
日本文芸家協会は反対をしていたみたいだけど、僕は賛成だった。
google で電子化してくれて、売れたら63%印税をくれる、という条件だ。
拒否したければ、拒否できる。
ただし、期限までに拒否しなければ、了解したとみなす。
最後の一行は、たしかに、一方的なやり方だけど、悪い条件じゃない。
本来、出版社が横断的にやるべきことを、google がやってくれている。
本が売れないなら、電子書籍にして絶版なしにしたほうが、みんな幸せで絶対に儲かる。なのに、反対する出版人がいる。
わけがわからない。
すでに絶版になっている本も、読めるようになる。
読者も著者も、みんなハッピーな話だ。
こうやって日本はまたガラパゴス化の道を歩み、構造不況の出版界は新しいビジネスチャンスをみすみす失ってしまった。