Diary

栄松堂 東京駅一番街店

7月8日書店回り、2店めは、栄松堂書店東京駅一番街店です。
 東京駅という立地から、サラリーマンや鉄道ファンも多く、「鉄道系については日本一」を目標に、ということです。
 店の外にも各方向に『D列車でいこう』のポスター(京王線と東武線の中吊り広告に使われたもの)が貼っていただいています。
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売り場内も、正面の棚に面陳しているだけでなく、写真のように鉄道・乗り物のコーナーにも。
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事務所でサインをする阿川です。大量のスリップが整理されています。
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正面の棚の前で、桐谷奈美さんと。
「ページが進むにつれ、
 止められない面白さ。
 ハラハラドキドキして
 自分もすっかり物語の中にいるのです」
桐谷さんが、電車の中吊り広告にくださったコメントです。
■栄松堂書店 東京駅1番街店
〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-9-1 東京駅一番街1F 地下1F
電話 03-6213-0111
営業時間 平日  7:30~21:30
     土・日 9:00~20:00
定 休 日 元旦

ブックストア談 浜松町店

 原稿のあいまに少しずつ、7月8日の書店回りのことを書いていくことにします。
 午前10時半に浜松町の駅で待ち合わせして、真っ先に訪問したのが、ブックストア談・浜松町店。
 「ブックストア談」というのは文教堂グループのお店で、浜松町店は駅から至近の貿易センタービル別館にあります。南口から徒歩1分。
 阿川の生活圏からは離れているので、初めてうかがったお店ですが、広々としていて居心地のいい店舗です。
 羽田行きモノレール乗り場にも近いということで、文庫本がよく売れるそうです。
 出迎えてくださったのは店長代理の前田直希さん、そして取締役で店長の角脇恭一さん。
 売り場を見せていただいた後、事務所にお邪魔して販売用のサイン本にサイン。色紙にもサイン。
 徳間書店からも近いということもあって、著者である阿川以外に編集部から3名、営業から2名と、大所帯でのお邪魔してご迷惑だったかもしれないのですが、暖かく迎えてくださいました。
 さっそくお店のサイトにも掲載してくださっています。
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 事務所を出たところでパチリ。
 向かって阿川の右側が門脇さん、左側が前田さん。
「やりたい仕事はできてるの?
 そこに自分の存在価値を
 見つけ出せる?
 今すぐ走り始めることが
 大切なんだよ、
 と優しく語りかけてくれる小説です。」
 文庫の帯に前田さんがくださったコメントです。
■ブックストア談 浜松町店
〒105-6102
東京都港区浜松町2-4-1
世界貿易センタービル別館2階
03-3437-5540
営業時間 10:00~21:00 (年中無休)

書店まわり

 居間のソファで寝てしまって、午前6時に目覚める。
 午前9時過ぎ、浜松町へ向かう。
 午前10時5分、浜松町駅に到着。
 改札外のカフェでパンとコーヒーの朝食。
 
 1030 浜松町 ブックストア談 浜町町店
 1100 東京  栄松堂書店 東京駅一番街店
 1130 上野  ブックエクスプレス ディラ上野店
 
 川崎へ移動して、「ラゾーナ川崎」にて、石焼きハンバーグ。(うぅ、カロリー高いかも)
 
 1330 川崎  丸善 ラゾーナ川崎店
 1430 横浜  丸善 横浜ポルタ店
 1530 桜木町 紀伊國屋書店 横浜みなとみらい店
 本の宣伝に素敵なコメントをくださった書店員さん
 店内で大々的に陳列してくださっている書店員さん
 素敵なオリジナルポップを作って応援してくださっている書店員さん
     (飛び出す絵本みたいな3Dnoポップまで!)
 ご自分の本に付箋をいくつもつけて「ここで感動しました」と語ってくださった書店員さん
 そんなみなさんにお目にかかれて、阿川の人生でもかなり最高の部類に入る幸せな一日でした。
 お忙しいところにお邪魔ししているのに、暖かく対応してくださってありがとうございました。
 一日で50冊ほど「D列車でいこう」にサインしました。(新記録!)
 色紙も沢山書かせて戴きました。
 個別のお店のレポートは、写真が手元に揃ってから改めて書きます。
 書店員さんの許可も戴いているので、写真も掲載予定!

歌舞伎町定点観測

 ライブが終わった午後9時過ぎ、久しぶりにあった古い友人女子2名とゴールデン街近くの焼き鳥「花梨」で飲む。
 午後11時、ゴールデン街”April Fool”へ。
 ゴールデン街も半年ぶりくらいかなあ。
 夜明かしをするのは、「フェイク・ゲーム」の取材のために歌舞伎町のいくつかのポイントで定点観測をしていた頃以来だから、2年以上前になるかな。
 午前2時過ぎ、ぽつりぽつりと雨の降る中、歌舞伎町一番街の李小牧さんの店「湖南菜館」へ。
 あまりおなかが空いていないので、湖南チャーハンとアイスウーロン茶。美味しかった。
 李さんは明日横浜にダライラマの講演を聴きに行くのだという。
 その間、奥さんと子供さんの遊び場所について相談に乗る。
「電車動くまでテレビを見ていけばいいじゃない」
 李さんの言葉を後に、午前3時過ぎ、店を出る。
 少し遠回りをしながら、次の定点観測へ。
 一時期減っていたナイジェリア人の客引きが増えている。
 不景気のせいなのだろうか。(根拠はない)
 24時間やっている Cafe AYA。
 深夜料金380円のコーヒーを頼んで、店の中の様子を観察。
 外にいたナイジェリア人が、一番外側の席に座っていた女性に窓越しにサインを出している。
 腕にタトゥーをしているその女性は、ドア口まで出ていく。
 やがて、黒人と店内に戻ってくる。
 二人は初対面のもよう。
 英語で話をしている。
 ユア ソー セクシー、とかなんとか。
 男は携帯の番号を教えている。プリペイドだそうだ。女の子には彼氏がいて、ホストをやっているのだと。
 臆せず、そこそこの英語を話す女の子。
 10分ほど話をしたかと思うと、テーブル越しにキスとして男は出ていく。
 女の子、それほど美人ではないけど、つけまつげが長い。風俗か水商売。肌がきれいで少し上気しているので、おそらく風俗だと思われる。
(風俗産業では顔の造作より、肌のきれいさが求められるのだそうなので)
 午前3時半、入口の外でホスト風の男と手を振って分かれた女性が店に入ってくる。
 始発を待つ女性の一人客は、ほどんどがこの町のどこかで働いている人。
 午前4時少し前、キャバ嬢風女子2名に、ホスト風の男子3名がやってくる。この子たち、すっぴんで会ったら、まったくわからないだろう。
 同時刻、このシーンで最初に登場した女子の携帯にメールが入る。だがホストの彼は現れない。必死で返事を書いている形相が次第に厳しくなっていく
 午前4時10分。彼女は水をもらいに行ったかえりに僕のテーブルにごくわずか身体を当てる。
「すみません」と彼女から自然にやわらかい言葉が出てきた。
 まもなく、彼女の携帯にメールがか届く。
 その後も「ホスト+若い女性」の組み合わせは繰り返し出入り。
 キャバや風俗で稼いでホストに貢ぐ、というパターンはほんとに多い。
 そこから先、今晩の登場人物にどのようなプロファイリングをしたか、というのは、小説のネタにかかわるので、ここには書かない。
 午前6時前、自宅に到着

ひがよしひろ ライブ

ライブのお知らせです。
もしかしたら僕も歌うかも。(ただいま曲作り中)
歌えば、僕としては本土では31年ぶり、日本国内では3年ぶりのライブ。
阿川大樹 presents
「ひがよしひろ」

■2010年7月3日(土)
 開場:18:00 / 開演:18:30
■料金:投げ銭+1ドリンク(500円)
■会 場 : 試聴室その2 <横浜・黄金町「黄金スタジオ」内>
      http://cafe.taf.co.jp/live/index.html
■住 所 : 横浜市中区黄金町2丁目7番地先
      ●京浜急行電鉄黄金町駅下車、徒歩3分
      ●横浜市営地下鉄「阪東橋」駅下車 徒歩8分
      ※黄金スタジオは黄金町寄り高架下にあります。
■電 話 : 045-251-3979(13時~18時)
■メール: live@koganecho.net
■「ひがよしひろ」のプロフィール
 沖縄コザのシンガーソングライター&イラストレーター。
 沖縄フォーク村を経て現在まで活動をつづけ、独特の濁声にのせ、
 ブルースやフォークでコザの街や人間模様を歌う。

日本、カメルーンを下す

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 本日はいよいよ、日本代表の試合がある。
 そのせいか、世の中が何となくざわついている。早く帰宅して家で食事する人も多いだろう。
 こういうイベントはだいたいにおいて箱物以外は経済効果としてはマイナスである。
 ということで、原稿そっちのけで午後8時過ぎに家に着くようにスタジオを出る。
 日本戦も大事だが、やがては対戦相手となる同じグループのオランダ対デンマークも見ておかないと。
 ちなみにオランダ代表チームは長身だけれど、実はサッカーオランダ代表チームの平均身長はオランダ国民の平均身長よりも低いのだそうだ。オランダ、恐るべし。
 夕食は、本日も鰹節スペシャルである。かき玉の清まし汁、冷や奴、など。
 そして、日本、カメルーンに勝利。
 カメルーンの士気が極めて低かったことが勝利の主な原因だと思うけど、勝負は勝てばその理由など、どうでもよいのだ。
(逆にどんな理由があろうと、勝たなければ駄目。ただし練習試合は別)
 本田とか松井とか、結局、ヨーロッパで日頃から強い相手と戦っている選手が活躍する。
 日本に弱い相手ばかり呼んできて、練習試合で勝った負けたと言ってばかりいるのではだめだよね。自分で強い相手のいるところへ対戦相手を求めて出て行かないと。
 日本のスポンサーやテレビ局の都合ばかりで強化試合を決めているのがどうも困ったものだ。

鰹節削り

 地元で鰹節問屋を営むIさんがスタジオに。
 Iさんは「大岡川桜まつり」の実行委員長だ。
 演芸大会の司会のお礼、ということで鰹節削りと立派な鰹節(とビール券)を頂戴する。
 子供の頃、家の手伝いとして、夕方になると鰹節を削ったことを思い出す。
 いよいよワールドカップが始まる。
 午後9時過ぎ、オープニングゲームを見るために家路に就く。
 南アフリカxメキシコ。
 2002年にはメキシコの試合を仙台まで観に行った。
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 2002年日韓ワールドカップの空気を捉えたノンフィクション「ワールドカップは終わらない」は こちら から電子書籍で。

推理作家、国政を語る

 大学の次に向かうのは、横浜元町。
 午後8時少し前、小説家の山口芳宏さんと石川町駅で落ち合い、駅近くの沖縄料理店で飲み始める。
 主な話題は、税制を中心とした国政の枠組みについて。
 山口さんは、この議論をするために、財源を明確にするためのデータと、政策としての選択肢をまとめたメモを印刷してもってくる念の入れよう。(笑)
 僕はこういう話は大好きなので、ほぼ4時間、二人で国の政策のオプションと、全体的枠組みについて議論した。
 こうすれば50兆円が確保できるから……、みたいな話を居酒屋で延々4時間やる。
 割り勘で4400円くらいの勘定だったところ、太っ腹の山口さんは、「僕の方がたくさん飲んだから」と4000円にまけてくれた。(笑)
 推理作家の話は、大きくて細かい。
 午前0時過ぎ、店の前で別れ、帰りは元町中華街駅から帰宅。

「歌クテル」に対談掲載

「歌クテルWEBマガジン」に、「アンダーグラウンド定点観測 feat. 阿川大樹」と題して、歌人・日野やや子さんとの対談が掲載されています。
 黄金町という町のこと、阿川大樹の小説観、創作の秘密(笑)なんかを、二回にわけて掲載。

映画「すべては海になる」@横浜

明日から横浜シネマ・ジャック&ベティで
 「すべては海になる」
を上映しています。
阿川大樹も19日(水)に山田あかね監督とトークショーを行います。
詳しい情報 と ヨコハマ経済新聞