Diary

長寿世界一と喫煙の関係

 WHOによると男子79歳、女性86歳、日本がまたしても男女とも長寿世界一。
 一方で、先進国で喫煙率も一番高い。
 http://www.nosmoking.jp/introduction/base.html
 たしかに煙草は健康に悪いようだけれど、吸ってもそれほど寿命が縮むわけではないってことが、科学的に証明されているってわけですね。
(サンプル数の少ないあらゆる医学的論文よりも、「全数調査」の寿命の方が科学的に信頼できます)
「煙いから隣で吸わないでくれ」というのは認めます。
 が、「健康に悪いから」っていわれると、じゃあどうしてこんなに煙草吸っているのに長生きなんだ、と反発したくなります。「副流煙で吸わない人の命まで縮めている」というのは上記のように事実に反しているからです。だれに聞いたのか知りませんが、ウソをいっちゃいけません。データが示すように命はちっとも縮んでいない。
 僕、根本的に理科系なので、エセ科学を「科学的」であるかのようにいわれると、ちょっと反発を感じます。
 とはいえ、健康にあまり害ははないとしても、煙を吸いたくない人に迷惑をかけないのは当然なので、もっと分煙は進めるべきだと思います。歩き煙草、ポイ捨て、論外です。
 僕は吸わない日の方が多いライトな喫煙者ですが、他人の煙はイヤなので、通常、禁煙席に座ります。他人の煙が嫌な人の気持ちもすごくわかります。ポイ捨ても歩き煙草もしません。しかし、寿命が縮まるというのはあくまで事実に反していると思う。

日本推理作家協会


日本推理作家協会から書類一式が届きました。
・会員証
・定款および内規の冊子
・2006年の手帳
・会報のバックナンバー
・日本推理作家協会会員名鑑(設立50周年記念誌:平成11年)
・同好会のお知らせと申込み葉書
・会報への新入会員紹介の執筆依頼
名簿を見ると当然ながら、著名な先輩作家たちがたくさん。
ここの一員となったというのは、形式上のこととはいえ、身が引き締まる思い。
それはそれとして、佐川急便で送ってきた袋は「ビックカメラ」の手提げ袋。
経費節約してるなあ。立派。

『覇権の標的(ターゲット)』映画化決定!

つぶやきの壺焼きリニューアルにぴったりのタイミングでビッグな(!!!)お知らせです。
『覇権の標的(ターゲット)』が、 Dream Works により映画化されることになりました。
現時点での公開時期は、米国で 2007年10月の予定。
Dream Works による正式な記者発表は
4月1日
10:00 PDT Hotel Wastine St. Francis (San Fransisco, CA)
13:00 EDT Hotel Parthenon (New York, NY)
 (上記は同時刻 日本時間では 2日02:00am)
で、同時に行われます。(多分、配役も発表されると思いますが詳細不明)
 スピルバーグ監督はどちらかに登場し、二会場はインターネットによって結ばれ、同時中継されるそうです。監督が壇上に登場したときにストーリーにちなんだアトラクションがありますが詳細は内緒。
日本での公開は、国内配給会社と Dream Works とのあいだで交渉中であり、決まり次第、そちらからアナウンスがある予定です。
いやあ、もう、めちゃめちゃうれしいなんてもんじゃないです。
舞い上がってます。
ほんと、今日まで黙ってるのがつらかった~(笑)
                ( April Fool でした。念のため )

News


■マンガ原作に初挑戦した「終電ちゃん」(作画/藤本正二)掲載の週刊モーニング(講談社)が発売になりました。(2019/01/17)
■『終電の神様』の韓国語版が発売になりました。(2018/12)
■明正堂アトレ上野店で2018年の文庫年間売り上げトップ10で『終電の神様』が4位。(2018/12/29)
■天狼院書店の小説家講座でゲスト講師を務めました。(2018/12/23)
■『終電の神様』重版(32刷)決定 (2018/12/7)
■『終電の神様』特設サイトがオープンしました。
http://www.j-n.co.jp/shuden/
■新刊『終電の神様 始発のアフターファイブ』(実業之日本社文庫) (2018/10/4)
■6/30(土) 下北沢「本屋B&B」でトークイベントがあります。
   わかつきひかる×阿川大樹 「ポルノ小説と一般文芸の深い谷」
■発売中の月刊「小説推理」6月号(双葉社)にエッセイが掲載されています。(2018/4/28)
■紀伊國屋書店スタッフが全力でおすすめするベスト30「キノベスト2018」に選ばれました。
■『終電の神様』番外編、新作短編「始発のアフターファイブ」 kindleで期間限定無料ダウンロード開始(終了しました)
■『終電の神様』プロモーションビデオ youtube で公開しました。

■T-SITE に、「劇団設立、エンジニア等を経て小説家へ。『終電の神様』阿川大樹、作家への道」というインタビュー記事が掲載されました。
■『終電の神様』が、第9回エキナカ書店大賞に選ばれました。
■新刊『終電の神様』(実業之日本社文庫)2月3日発売。
25刷が決まりました。
■『D列車でいこう』(徳間文庫) 新デザインのカバーで再登場
重版決定 11刷が決まりました。(2017/03/14)
■黄金町バザール2016 にアーティストとして参加しました。(2016/10/1-11/6)
月刊「ジェイノベル」8月号(実業之日本社)に、阿川大樹の短編「赤い絵の具」が掲載されています。(2016/7/15)
「黄金町レビュー」 3月11日から21日まで。(14日は休場) 入場無料。
阿川も ビデオ・インスタレーション で参加しました。
■旧劇場にインタビューが掲載されました。
■「帰ってきたパフィー通り展」2016/ 1/16-1/31
詳しくは こちら を。
■最新短編「緊急停止」が月刊ジェイノベル1月号に掲載。(2015/12/15)
■劇版『横浜黄金町パフィー通り』公演@BankART NYK 終了しました。2015/10/9-12

■短編「閉じない鋏」が月刊ジェイノベル8月号に掲載されます。(2015/7/15)
■阿川大樹が「人物風土記」タウンニュース・横浜中区・西区版に登場。(2015/6/4)
■『横浜黄金町パフィー通り』(徳間書店)が舞台化されます。
   Yahoo!ニュース(2015/5/27)
   タウンニュース(2015/6/4)
   産経新聞・神奈川版(2015/6/5)
   読売新聞・神奈川版 (2015/06/17)
■日刊コラム、連載中。
宮崎日日新聞 佐賀新聞 高知新聞 秋田魁新聞 北國新聞
徳島新聞 上毛新聞 房州日日新聞 紀南新聞
■神奈川新聞・横浜「かながわの人」欄に阿川大樹登場。(2014/12/27)
■短編掲載
 月刊”ジェイ・ノベル”(実業之日本社)1月号に短編「ブレークポイント」(50枚) 掲載。(2014/12/15)
■黄金町芸術学校2013[小説コース]「エッセイで黄金町を語る─ワークショップ」の作品集が、.pdf .mobi .epub の各フーマットで公開されています。
ダウンロードはこちらから。
朝日新聞神奈川版に『横浜黄金町パフィー通り』が紹介されました。(2014/11/6)
■黄金町芸術学校小説家コース「職業小説家になるために知っておくべきこと」
 定員に達しました。
■黄金町バザール2014 阿川大樹写真展「黄金町 光、光、ときどき影」終了しました。 (2014/11/3)
■黄金町ナイト☆シアター 最終夜・黄金町の夜 終了しました。(2014/10/25)
■読売新聞神奈川版にインタビューが掲載されました。(2014/9/4)
■有隣堂の情報誌「有鄰」(534号)の「人と作品」に
  阿川大樹と『横浜黄金町パフィー通り』 が掲載されました。(2014/9/2)
阿川大樹への執筆依頼などは、近著の編集部気付で。

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『終電の神様』韓国語版 発売!

『覇権の標的』読者の方の感想から

発売以来、読者の方からメールをいただいたり、友人から飲み屋で感想を聞いたり(笑)、知らないところでブログに感想が書かれていたり、などなど、さまざまな感想を頂戴しました。
「最後まで予断を許さない展開と期待を裏切る決断と日本人でよかったと思わせる痛快さ」
「フレデリック・フォーサイスとかを読んで育ってきたもので もうとにかく、どストライクの小説でした」
「読みはじめたら、やめられない止まらない」
「翻訳小説に多い多視点型のタイムリミット・サスペンスで、マイクル・クライトンの最先端情報サスペンス作品を彷彿とさせるところがある。読後もさわやかで、カタルシスもいっぱい。ハリウッド映画の原作みたい」
「このジャンルの本で、まさか目から水が流れるとは思ってもいなかった」
「何がおもしろいかというと、つまり、嘘を本当に見せる迫力があるのですね。脱帽です」
「エンジニアとしての夢が、誇り、が文面からハミ出して来るようで読み終えてのアト味のいいこと」
「無駄の無いキチンとしたストーリー。まるで ルービックキューブのような本」
「経済小説というと経営者か金融のストーリーが多く、技術ベンチャーをテーマにするのは珍しい。好著」

アカデミーヒルズでの講演会に20名の読者をご招待

**** 締め切りました ****
 6月7日(月)開催の阿川大樹講演会にNB Online連載中「第三企画室、出動す ボスはテスタ・ロッサ」読者の方20名をご招待いたします。
アカデミーヒルズ ライブラリートーク
  ・「電子書籍時代の小説家とそのビジネスモデル」 阿川大樹
  ・2010年6月7日(月) 19時15分~20時45分 (受付 18時45分頃~)
  ・六本木アカデミーヒルズ(六本木ヒルズ森タワー49階) (アクセスマップ
 電子書籍元年と言われる今、これからの小説家のあり方をビジネスモデルの観点から話します。
 アカデミーヒルズ会員限定の会への読者特別無料招待となります。
 参加をご希望の方は
   お名前
   電子メールアドレス
   作品への簡単な感想
 をお書きの上、 5月27日(金)までにメールにてお申し込みください。
 応募者多数の場合は抽選にて、当選者だけにご連絡させていただきます。

阿川大樹 著作リスト オンライン

小説「第三企画室、出動す」(日経ビジネスオンライン) (2009/5-2010/5)
PCコンシェルジュ (PC@nifty) 連載
オンラインメディア「騒人」
 小説『境界水域』2000.5
 小説『リベルタ』(30枚)2000.9
 小説『チャイナ・コネクション』(100枚)2002.1
 エッセイ『ファインダーの五月』2001.5
『シリコンバレーの石拾い』(オンライン版)
パソコン通信Peopleの「ぴあ大学電脳生活学部」にて連載。
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第1話「猫に小判」
第2話「フィリップの芸能人ビザ」
第3話「祖国のある人のこと」(KITANから再掲)
第4話「鳥人間コンテスト」
第5話「早慶戦{ビッグゲーム}」
第6話「南京豆に埋もれた夜」
第7話「ミニスカートのプロフェッショナル」(KITANから再掲)
第8話「カクテルを飲んでから」
第9話「戦闘機の空・虹の空」
第10話「電離層の彼方に」
第11話「1964・コーベット」
第12話「サーシャの自家用飛行機」
第13話「日本女性を食事に誘う際の若干の注意事項」(KITANから再掲)
第14話「葡萄畑のテクノロジー」
第15話「故郷に錦を持ち帰る」          (KITANから再掲)
第16話「コンドルは飛んでいく」
第17話「328番目の女・秘密のアジト」
第18話「クレジットカードで車を買う」
第19話「最後にアイラブユー」
第20話「シリコンバレーの阪神タイガース」    (KITANから再掲)
第21話「脱出不能」
第22話「マハラジャの妃」
第23話「社長の選び方」
第24話「受付の魔女・売り切れたカボチャ」
第25話「ニューヨーク0泊3日の旅」
番外編「お正月のクリスマスツリー」
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阿川大樹 著作リスト 電子書籍

電子書籍でご購入いただける阿川大樹のタイトル
 『D列車でいこう』(徳間書店)
 『フェイク・ゲーム』(徳間書店)
 『ショウルームの女』(徳間書店) 単行本未収録のサスペンス短編(50枚)
 『ワールドカップは終わらない』(マイカ) ノンフィクション
他。
 お買い求めは各電子書籍販売サイトで。

『覇権の標的』の「帯」には、こんな文章が

書店で表紙にかけられた「帯」、『覇権の標的』の場合はこんな文章
幸田真音氏絶賛!
「スケールの大きなハードボイルド経済小説が誕生した。石油資本の支配力とダイヤモンドシンジケート、その双方がユダヤ系ながら対立する関係。プロジェクトの障害にハリケーンという自然の脅威を配しながら、そこを切り抜ける人間の叡智を描いているところなど、この書き手の視野の広さと、自在な発想力は貴重。」
シリコンバレーを舞台に新技術をめぐる攻防をダイナミックに描く国際サスペンス。
経済小説に新たな地平を拓く大型新人登場!

ただし、従来の経済小説とはかなりイメージがちがいます。「経済小説」という言葉に惑わされず(笑)国際サスペンス小説だと考えていただいたほうが読者のみなさまのイメージにはあうかもしれません。
あえていうなら「異端の経済小説」……でしょうか。どうかお楽しみに。