いやあ、恐かった。
電気消してみていたけど、途中で思わず点けてしまいました。(笑)
最後、真田広之が死ぬところははオチがあるのだろうと思って全然恐くなかった。なのに死んじゃった。そうか、怖がらなきゃいけなかったんだ。(笑)
さらに最後の松嶋菜々子、ちゃんと恐いのがよかった。
7年前の映画(撮影は8年前?)だけど、彼女の演技は完成されていますね。大したものです。
原作は本棚にあるけど読んでません。
昔、角川の編集者に「ホラー書きませんか?」といわれたんだけど、理屈っぽいのでどうも、説明が付かないことが書けないキライがあって、でもホラーというのは理屈が通用しないからコワイわけで……ようするに書けないとお断りしちゃいました。
キャラクターは不可思議な理屈の通じない人格は書けます。でも、理屈の通じないストーリーは書けない。 (一応、ミステリー作家ですから)
GYAOで見た初めての映画でした。
コマーシャル入るけどタダというのと、200円ぐらい払うのと、ビミョーですね。
先に見ると決めたものは払ってでも見る。
でも『リング』は無料じゃなかったら見なかったかも。
監督:中田秀夫
原作:鈴木光司
さあて、3時間しか寝てないから、そろそろ寝ましょうかね。
Diary
前夜から小説プロットのつづき。
90分ほど眠るつもりが3時間眠ってしまった。
午後6時すぎ、いちおう全体像がみえたバージョンを編集者にメールで送る。
ふ~。この24時間で本の後半半分を一気に書いた。
(ただしあらすじとして。あらすじといっても原稿用紙65枚くらいあるけど)
朝から一食だったので出かける前に遅刻確信犯で「マルちゃんの緑のたぬき」を食べる。
雷鳴轟くなか、ふだんは歩いて行く桜木町の会議室まで、しかたがないのでタクシーで。
午後7時25分、25分の遅刻でボランティア団体の世話人会。
午後8時半終了。雨は小降りになっていたので、徒歩にて帰宅。すぐに夕食。
「選挙に於ける一票の格差はずいぶんあるし、政治家や官僚は一部の人の利益を守っているように見えます。日本で本当に議会制民主主義が機能していると思いますか」
あることろでそんな風に問われました。
教育基本法の改正に愛国心を盛り込むことについての是非を時事通信が世論調査し、その結果、五割を超える人が「愛国心」の概念を盛り込んだ教育基本法案に賛成だったということについての議論のなかのことです。
教育基本法を巡って「愛国心」について議論されています。
この法案に反対する言説の中に、「愛国心は国に強制されるものではない」という意見がたくさんあり、そこに民主主義の基本的問題があると思われたので、少し論考してみます。
本日、amazon から届いた本。これも執筆資料です。
「みんなの意見」は案外正しい
ジェームズ・スロウィッキー(著)
小高尚子(訳)
角川書店 1600円
ブルー・オーシャン戦略
W・チャン・キム レネ・モボルニュ (著)
有賀裕子 (訳)
ランダムハウス講談社 1900円
仕事の予習で一日中”TOTO”聴きまくり。
iPod Shuffle の中もほとんど TOTO にしました。
最新アルバムは iTunes Music Store で買いました。
80年代のアーチストは、空白地帯なので、意外に新鮮です。
僕の70年代後半から80年代前半は長時間通勤と長時間残業で音楽聴いてる時間がなかったのです。乗り物に乗っている時間は眠る時間だったから、通勤路の車窓の景色すら覚えていないくらい。
布団で寝る時間と食費を削って音楽機材と音作りに費やしました。わずかな時間はそのなけなしの金で買った4chのマルチトラックレコーダーで、音楽を聴くよりもつくっていました。いま残っている曲は全然ないけど。
給料日前には、金がなくて鶏のレバーとモヤシと社員食堂の定食で生きていた。シンセサイザーやレコーダーに安月給をつぎ込むからシワヨセは食費に来るんです。エンゲル係数が低かった。(笑)
エンジニアの仕事は好きだったけど、仕事だけしている人生なんてまっぴらだと思って、平日はそうやって暮らし、たまの休日は体力の限界まで城ヶ島のディンギーハーバーに通いました。
仕事だけでも過労死しそうだったのにね。
執筆資料
“Six Degrees”
The Sience Of A Connected Age
Duncan J. Watts
W W Norton & Co
地球上のあらゆる人があいだに6人を隔ててつながっているという、いわゆる「Small World 理論」の原典。
「ロングテールの法則」
菅谷義博
東洋経済新報社
売れないもののたくさんの集まりが売れるものを凌駕する、というインターネット時代の考え方。
大林宣彦監督。
だめ、最後まで見ることができずに最初の20分みて消去。
観念的でありながら、作り込みがあまりにも雑。
たとえば、主人公が女性と出会うシーン。レンジファインダーのカメラなのに、ピントを合わせようともしないし、ファインダーに指がかかっている。もちろん明確にシャッターを押す、という瞬間も表現されていない。シャッターを押す、という行為を理解していない映像監督なんて信じられない。
片岡義男の原作は、いわゆる片岡義男ワールドができているのだけど、この大林映画は、「太陽の季節」みたいな映画を1986年に撮ろうというただの時代錯誤。71年の「8月の濡れた砂」(藤田敏八監督)の方がずっといいです。
僕は映画のこと、あまり知らないんだけど、大林宣彦って名前はよく聞くので、この人、有名なんでしょ? どうして? 83年の「時をかける少女」はそんなに悪くなかったと思うんだけど。
全米の映画・テレビ脚本家約9500人で組織する米脚本家組合(WGA)は7日までに、歴代の優れた映画脚本101作品を発表し、最優秀脚本として第二次大戦下の仏領モロッコを舞台に揺れ動く男女の愛と勇気を描いた「カサブランカ」(1942年、エプスタイン兄弟/ハワード・コッチ脚本、ハンフリー・ボガート、イングリット・バーグマン主演)を選出した。 (asahi.com)
異論はないです。
それほど映画好きではない僕が、途中から見ても、何度見ても、面白くて釘付けになる。
「The有頂天ホテル」(三谷幸喜)も負けていないと思うけれど。