「おもてなし」はまず相手を理解することからが第一歩だと思うけど、東京五輪にはそれがまったく感じられない。
自分たちの考える独善的なものを世界に押しつけようとしただけだった。
とても悲しくて恥ずかしい。
もてなそうなんて最初から全然思ってなかったじゃないか。
ザハの競技場には僕は批判的だったけど、代わりが隈研吾にはがっかりだった。
ザハが、華美で、大きすぎ、費用がかかりすぎるなら、たとえば「鹿島建設設計部」でよかったんだ。
機能に徹して長期の保守も含めて費用最適化ができていたらそれがおもてなしになったし、国民の資産になった。
オリンピックは恥ずかしいくらいに(裏はどうであれ)建前の世界で多数の善とする価値観のもとでストレートな研鑽を競うイベントであるのに、そこに逆張りで安易に受けをとるものを入れようとしたり、世界の価値観を理解しないような国が開催しようとしてしまったのが間違いの始まりだったと思う。
斜に構えるのがかっこいい、みたいなのは(僕は必ずしも嫌いじゃないけど)オリンピックとは相容れないのに、日本の組織委員会はその根本的理解がないみたいだ。
ザハが隈研吾になり野村萬斎が小林賢太郎になったのは、真っ正面からメインストリームで競うことを避けてしまった日本の象徴だ。
1964年の東京五輪では直接関わる人たちが(理念も含め)「よい大会にしよう」と自然に考えていたと思うのだけど、2020大会は、五輪がそれぞれのために利用するツールでしかなくなって、当然の結果として理念にも無頓着になり、「とにかく開催する」ことだけになってしまった感じがする。
お値段が結構高い「農薬を使わずに育てたダージリンブレンド紅茶」というのを買ってみたのだけど、予想通りあんまり美味しくない。
僕は農薬を使ってもいいので安くて美味しい紅茶がいいです。
農薬を使わなければ味などどうでもいいと思って作っているのだね。食を舐めてる。
農薬を使わないとコストはかかるので、値段が高いのはしょうがないけど、美味しくないのはだめ。
五輪サッカー。
日本対メキシコ。
久保の見事なシュートで勝ちきった。
歴代日本代表のシュートの中でトップクラスだと思う。久保は一流。
iijmio 8GB に続き、楽天モバイルパートナー回線5GBも使い切ったので、このSIMは以後、spotify専用とする。あとは povo が9GBほど残っている、
5日間で24GBほど消費。
深夜、どこからか鹿の鳴き声が聞こえてきた。