月別: 2017年10月

色紙99枚

世は日曜日らしいが、前日にひきつづき、『終電の神様』自筆サイン入り色紙の作成。
99枚よりたぶん数枚多い感じがするけど、版元営業さんのリストにある全国の書店さん向けの宛名の入った物。
結局、サインペン3本のインクを使い切った。
ちょっとした重労働でした。諸事情により、送付は明日。

Fishnet Night

午後8時から、Fishnet Night というクラブイベントへ。
黄金町で活動している女性アーティストが、fishnet つまり、元の意味は魚を捕る漁網のことだが「網タイツ」を意味するもの、をキーワードに開催したイベント。
ふだん見慣れた女性たちが黒一色のセクシーでビッチーな、娼婦風衣装で闊歩している。
「ねえ、あたしにビールおごって」「わたしは、キッシュが食べたいわ」
というお決まりのおねだりで、こちらは千円札をドレスの胸の谷間に差し込む、というロールプレイング。
女性たちも男性たちも、なんだかそこにいるだけで空気を楽しんでいる感じで、いいイベントでした。
体がつらいので、午後10時頃、辞去。

「クラブマン」再創刊

本日、10月28日、エンスーのバイク雑誌「クラブマン」が復刊。
阿川のエッセイが見開き2ページ、写真付きで掲載されています。
せっせと『終電の神様』の自筆サイン入り色紙作り。
痛みとクスリで集中力がないので,集中力がいらない仕事を片づける。
60枚ほど書いたところでサインペンのインクが掠れてきたので今日はここまで。
18時30分から、黄金スタジオで劇団「王子の実験室」をみる。
タイトルは「週刊嫁をつくる」。
ディアゴスティーニのように部品が送られてきて最後まで講読すると、理想の嫁が出来上がるのだが……、というストーリー。
とても面白かった。
酒が飲めないけど、少しだけ、打ち上げに参加。

ヨコハマトリエンナーレ

8月始めからやっているトリエンナーレも、行く機会がないうちに会期末が迫っている。
体は痛いけど、家にいれば痛くないわけではない、というわけで、家から至近の横浜美術館をスタートに、赤レンガ倉庫まで。
とりわけ赤レンガ倉庫の展示は良かった。
宇治野宗輝、すごい楽しい。二度見た。

選挙結果の満足度

こんどの選挙結果。
高齢者は満足していない人が多いのに、29歳以下3分の2は結果にが満足しているらしい。
となると、「若者よ、選挙に行け。選挙に行かないから年寄り優先の政策になるんだ」という言説はまったく説得力がなくなっている。「選挙に行かなくても自分たちが望む結果がでいる」状態のようだ。選挙に行かないのは、積極的な白紙委任なんだね。
昔と違って、若い人ほど自民党支持率が高い。
政治に不満があるのは年寄りで、若者は満足しているらしい。
若者が政治に満足しているなら、老い先短い年寄りの言うことなど聞かないで、若者の望む社会を尊重する方がいいのかもしれないね。自分の国は自分で作るわけだから、若い人が自分が思うような国を作ればいい。
ちょっと、ため息が出るけど、エビデンスベースで判断するとそういうことになる。
(もちろん、ぼくは僕の考えで投票するけど)

確定診断

午後1時、けいゆう病院。
金曜に撮影したMRI画像を元に診察。
やはり、頸椎椎間板ヘルニア。
「かなり悪いですね」と整形外科医。
頸椎の手術はリスクが高いので、とりあえず薬物療法。
整形外科の処方は
 リリコ 日量300mgに増量。2錠x2
 リマプロトアルフェデスク錠5μg 1錠x3
 トラムセット配合錠 1錠x3
 テルペラン錠 1錠x3
あとは内科で処方されている以下の薬
 クレストール錠2.5mg 1錠

とあるランキング

大阪の旭屋書店 天王寺MIO店の週間文庫ランキング
10月17日ー23日
 1位/日の名残り/カズオ・イシグロ/早川書房
 2位/わたしを離さないで/カズオ・イシグロ/早川書房
 3位/忘れられた巨人/カズオ・イシグロ/早川書房
 4位/終電の神様/阿川大樹/実業之日本社
 5位/サラバ! 上/西加奈子/小学館
1位から3位まで、ノーベル文学書、5位は直木賞。
その中で4位に阿川大樹「終電の神様」。

衆議院議員選挙

午前中に、選挙の投票。
近ごろは出口調査で午後8時にすぐに「大勢が判明」してしまうので、選挙速報が面白くない。

東大教養のクラス会

 東大の教養課程のクラス会に参加した。会うのは20年ぶりかそれ以上。
 参加者は12人、うち女性3人。
 49SⅡⅢ2Dと略称される、昭和49年入学理科2類3類第二外国語フランス語、というクラス。
 専門課程では医学部、薬学部、農学部、理学部への進学が多い。僕は教養学部基礎科学科という理学系。
 61歳以上だが、精神病院の院長、臨床医や研究医、農水官僚、大学教授、メーカーの研究員などに進み、いまでも活躍している。
 ほとんどが所属先を何度か変わっている。一生同じ会社や組織で働く人が少ないのに少し驚かされる。ほんとに終身雇用の時代じゃないのだね。と、同時に、会社を移ることのできる実力もあったのだろう。
 東大の同窓会に出るといつも思うのだが、みんな、社会への貢献というのがいつも頭にある。それぞれのレベルで「成功者」なのだけど、まるで利己的ではない。それが気持ちがいい。ノブレス・オブリージが自然に生き方の中に入っている。
 基本的に研究者マインドなので、あまり世俗につよい興味がないというのもあるのかもしれない。そして、大学の先生をやっているか、その同類だから、みんな「ちょっとヘン」だ。
 そして、この年になると、何らかの成果を上げたひとかどの人になっている。みんなすごいなと思うと共に、勇気づけられる。
 組織の中でのパワハラセクハラを体験している人も多くて、そういうのにもまれながら、生き抜いてきたなにかしらの余裕のようなものもある。
(官僚組織や病院組織にはあたりまえのようのパワハラセクハラがあるということでもあるけれど)
 そんなわけで、なんというか、とても清々しい気持ちになって帰ってきた。いまさらだが、東大はいい大学だと思うのであった。

MRI検査

午後5時過ぎ、けいゆう病院へ。
頸椎椎間板ヘルニアが疑われるので、MRIの撮影。
まっすぐにな台に乗って、頭を固定するのだが、その姿勢がそもそも痛いのだ。
強烈な磁気の当たると首が少し温かくなる。うず電流か。
痛みが激しいので、会計のついでに薬剤を追加してもらう
 リリコ 日量150mg (ロキソプロフェンは中止)
効果は、ほんの少し、痛みは軽くなったかなあ、という程度。