黄金町の映画館ジャック&ベティへ。
アカデミー賞を受賞した反捕鯨映画「コーブ」へのカウンターとしての、日本人の監督によるドキュメンタリー映画。
雨の上がるタイミングを見計らって、ヨットハーバーへ。
この3年ほど出艇していなかったので、本日の所は、整備すべき項目のリスト作り。
【予定整備項目】
ジブセールのシステムをファーラーに変える。ゼノア新調。(生涯3枚目)
フィルムの接着が剥がれてしまっているメインセールをダクロンで新調。(生涯4枚目)
主なロープ類をすべて新調。(3セット目)
錆びている船台の修繕。
キールの再塗装。
エンジンオイル交換。
(以上)
で、今日の所はデッキを仮の水洗いから。
食料庫で缶が漏れてその結果、連鎖的に他の缶を腐蝕させたらしく、ほぼすべての缶が漏れていた。
ヨットで8回単独世界一周をしている斉藤実さんがいて、しばし、いろいろ病気自慢の会となる。(笑)
体力と運動能力的に、ヨットに乗れるのもあと10年くらいかな。斎藤さんの年齢(82才)まで乗れる自信は無い。
午前中、横浜美術館「複製技術と美術家たちーピカソからウォーホルまで」展。
芸術作品を精密に複製する(レプリカを作る)技術についての展示かと思ったら、複製可能が技術(版画とか写真とか)を使って新しい作品を作ることがテーマだった。
実際の内容は、富士ゼロックスの版画コレクションと横浜美術館のコレクションから版画と写真をならべたもの。
その足で、黄金町へ出勤。
午後2時少し前、ゲストの女性2名が来訪。
夕方から「夢の遊眠社」の前身である「東大劇研」のOB会なので、それに参加する前に同期の元女優二人が静岡と京都から黄金町観光に立ち寄ってくれた。
ちょうどイラストレーターのイクタケマコトさんがアトリエにいて、中を見せて戴いたり。
かいだん広場で前衛音楽の即興演奏と絵画のペインティングのパフォーマンスをやっていた。
ジャズやロック、ブルース以外での音楽や踊りの即興というのが好きではないので、横を通り過ぎるだけでした。
(即興はハズレが多いので、よく準備され稽古されたハズレのないものを見たり聴いたりしたい人)
女性たちを先に送り出し、午後4時、東大駒場に向かう。
午後5時から、駒場キャンパス内のフレンチレストランで二十人ほどが参加するOB会。
二次会は渋谷のビアレストラン。
昼夜逆転&1日24時間以上の周期で仕事をしていたら、自律神経がおかしくなって時差ボケ状態なので、体内時計リセットのため、日に当たりながら移動して仕事。今日の仕事場は、BankART NYK。ちょうどオープンスタジオです。黄金町の関本幸治さんの部屋がすごくいい。リン・チャーチルさんは、魔女のようでした。
近くのブースに、同じく、黄金町の仲間でもある(あった)片岡純也+岩竹理恵さんがいて、作品の中にしばらく座ってお話ししました。コラム1本書いたら、黄金町の事務所へ向かいます。
年間7万タイトル、毎日200タイトルの新しい本が発売されている日本で、発売6年になる拙著『D列車でいこう』(徳間文庫)を改めて取り上げていただいていることに、著者、深く感銘と感謝の念を抱いております。
文教堂浜松町店、Book Express エキュート上野店、へ、ぜひ、お立ち寄りください。