月別: 2011年6月

ウォーターベッド解体

 新しく購入したシモンズのベッドが明日届く。
 それまでにいままで使用していたベッドをどけて部屋を開けておかなくてはならない。
 ところが、「いままで使用していたベッド」がウォーターベッドなので、さあ大変!
 というわけで、午後一番からウォーターベッドの解体作業。
 まず、石油ストーブに石油を入れるようなあのポンプの先にホースをつないで、ウォーターバッグの水をベランダへ吸い出していく。
 バッグひとつあたり3時間ほどかかる。
 持ち上げて動かせる重さまで水が減ったところで、バッグをベランダに引っ張り出し、ナイフで横を割くと、残りの水が一気に流れ出る。
 バッグの中の綿とビニール製のバッグに分け、それぞれゴミ袋に入れる。
 ベッドのマットに相当するバッグの始末がやっとこれで終わり。
 ここで、日が陰ってきたので、出ているホースを洗濯機用の水栓につなぎ、すべての窓を外から洗う。ついでに手摺りのガラスの内側も洗う。
 最後にガラスをきれいにしたのはいつだったろう。
 ま、とにかくきれいになった。
 夜になってからは、こんどはベッドフレームの解体作業。
 すべての作業が終わったのは午後11時。
 それから台車を借りて粗大ゴミ置き場へ搬出。
 久々に仕事はせずに家で肉体労働。
 疲れるけど、こういう仕事は確実に目の前ではかどっていくから気持ちがいい。

観劇と下北沢

 午前6時台の「中華一番」はガテンな人たちがほとんど。
 夜の間に、ビル掃除とか道路工事とか、そういう仕事をしてきた感じ。
 これが午前4時以前だと、水商売系の仕事帰りの人が多く、午前1時だと、ふつうの昼間の仕事の人の夜遊びの後だったりする。
 24時間営業の店は、時間帯によってそれぞれ違った人間模様。
 定点観測地点として興味は尽きない。
 疲れてぼんやりしているが寝付けない感じで午前10時前まで起きていて、そこからスタジオで2時間ほど仮眠するが、暑くて目が覚める。
 それでも少し頭がすっきりしている感じ。
 
 やっとこさ昼前に自宅に到着。
 そこからまた仮眠。
 午後に起きて、シャワーを浴びて電車にて荻窪へ。
 アトリエ・だるま座にて快児さんの脚本・演出の「ユメノナカノウツツノナカノユメ」の公演。
 芝居を観るなんて何年ぶりだろう。
 終演後、快児さんと連絡先を交換する。
 吉祥寺経由、井の頭線で下北沢へ。
 スズナリ横丁近くのバー「BUDOKAN」へ。
 2週間前にも来たお店。
 近所からヤキトリの出前をとったりして11時過ぎまで飲む。
 30年少し前にプチ・タイムスリップ。

寿司と鰻

 暑いので徒歩通勤は諦めて自転車。
 吉田町画廊でアトリエが隣同士の阿部道子さんが参加しているグループ展「さすらいの日本画展」を見る。
 駆け出しの画家さんだと号あたり5000円が相場なのだそうだ。
 でも阿部さんの「境界」という絵が75000円は安い感じがした。
 残念ながら、今の僕は絵を買えるような身分ではないけれど。
 月例の連絡会。
 その後は、翌午前6時前までかかって、連載小説の直し。
 昼食は回転寿司(1200円)。夕食は吉野家でうな丼(550円)。
 一日の間に寿司と鰻を食うなんて、一見、豪勢だね。
 原稿直しが終了した午前6時過ぎ、中華一番で餃子とビール。それに野菜スープ。(合計1000円)
 スタジオに戻って仮眠。

ハシゴ

 連載小説の原稿の修正。
 午後10時、〆切に目途がついて、疲れてもいたので作業終了。
 
 ちょっとご褒美に夕食がてらハシゴ。
 一軒目は伊勢佐木町5丁目に最近できた「立ち飲み串揚げ処 はるちゃん」。
 めちゃめちゃ素人っぽくやっているので、小説家的な人間観察としては面白いのだけど、客としては疲れる。
 ホッピー(中お替わり)と串揚げ6本で1060円。
 二軒目は日ノ出町(野毛より)の「花澤」へ。
 串焼き3本セット(300円)と生ビール(290円)で590円。
 二軒回って、1650円。安っ!
 午前0時前に帰宅してすぐにバタンキュー。

「会社、売ります!」(徳間文庫)まもなく発売

「幸福な会社」の続編・「会社、売ります!」(徳間文庫)の予約受付が始まりました。
ここしばらくの阿川大樹は、
  7月 1日 「会社、売ります!」(徳間文庫)発売。
  7月 6日 「インバウンド」連載開始。
          小学館の文庫サイズの小説誌 Story Box にて巻頭、一挙120ページ。
          書店によって売り場が色々ですが、小学館文庫の棚にあることが多いかも。
  7月10日 黄金町落語会
          阿川大樹初の落語台本書き下ろし「黄金町」の初演です。
          今回、初めて新作に挑戦する金原亭馬吉さんの落語会。
          当日は、阿川の新作の他に、いつもどおりの古典落語も。
          馬吉さんとのトークライブもあってもりだくさん。

オファー

 朝ご飯は簡単メニュー、たらこスパゲティ、140g。
 新しい仕事のオファーあり。
 今日も気温が高いので、節電のため、午後4時出勤。
(家の方が早い時間は涼しい)
 メールにて、初めてのおつきあいの出版社から別の仕事のオファーあり。
 とりあえず会ってみることにする。
 午後7時過ぎ、整骨院まで行くが、金曜日なので大混雑。
 あっさりやめにして本日二回目の食事は「聚香園」の五目チャーハン650円。
 仕事の調子が出たのは、午後10時に近づいてから。
 結局、午前2時まで仕事をして帰宅。
 家にあったサンドイッチを食べる。
 ここのところは執筆時期ではないので、あまり腹が減らないので、しばしば食事をするのを忘れる。いや、思い出しはするのだけど、「まあいいや」と思っていると忘れる。(笑)

オーケストラ、司法制度、ゴールデン街

 午後2時半から、みなとみらいホールで神奈川フィルハーモニーの公開リハーサルを取材。
 ホールのステージ横の席から、オーケストラ全体を見下ろしながら、チャイコフスキーの交響曲5番を聴く。
 上から見下ろすから、楽器の配置によって、音が立体的に聞こえる。
 アコースティックな楽器に関して、僕は解け合ってひとつになるハーモニーよりも、楽器がビビッドに存在感を示している状態が好きなので、演奏会の時にも同じ場所で聴きたいくらい。
 小説家的な興味で、楽団員の年齢服装、持ち物、などを観察。
 コンサートマスターの服装と髪型が「ヤンキー」なのが面白い。
 コンビニの前でバイオリンもってウンコ座りしていそうなのだ。
 楽器の本数をパートごとに勘定したり、椅子を観察したり。
 チェロのパートは全員、ピアノ用の高さを調節できる椅子。
 コントラバスは6本だけど、一人だけ弓の持ち方が違う、とか。
 演奏は思った以上にレベルが高かった。
 管楽器もとりわけ主席の人たちの音はとてもきれいで音楽的。
 もちろんCDで聴くベルリンフィルよりも生の神奈川フィルの方が全然いいので、もっとカジュアルに聴きに来たいと思う。
 学生だと1000円の席があるし。
 実は、学割目当てで(?)放送大学に入学しようと検討中でもある。
 さて、次は駿河台の明治大学でシンポジウム。
 みなとみらいの駅から電車に乗ろうとすると、S社の編集者からメールが来ている。
 ちょうど駿河台へ行くからシンポジウムの前の空き時間で会うことに。
 午後5時45分、明治大学の学生用のラウンジで、連載小説の打合せ。
 午後6時半からは、シンポジウム「検察、世論、冤罪 Ⅱ」。
 足利事件弁護人の佐藤弁護士、村木さん事件の弘中弁護士、2審で逆転有罪になった芳賀研二なども登壇して、裁判制度の問題点などを討議。
 非常に抑制の効いたフェアなやりかたで、問題点をディテイルと一緒に提示した、まれに見る優れた構成のシンポジウムだった。
 市民運動的「糾弾大会」にしていないところもいい。
 テーマももちろんだけど、小説家的な興味の中でもいろいろ思うところがたくさんあった。
 書くときりがないので、いずれ小説の中に生きてくるでしょう、とだけ書いておく。
 めったに出てこない東京だし、ということで、新宿ゴールデン街のなじみの店へ立ち寄って、バーボン飲んで、終電で帰宅。

羽毛布団を自宅で洗う

 羽毛の掛け布団を数日かけて洗うプロジェクト。
 洗濯機の「毛布洗い」モードで「洗剤の王様」という洗剤で洗う。
 空気で膨らんで沈まないので、ある程度濡らしたところで中断し、脱水をして萎ませてから、あらためてやり直すというのがノウハウ。
 洗濯が終わったら、浴室に提げて浴室乾燥機で乾燥する。
 乾燥機のタイマーの最大は6時間だけど、それでは乾かないので、合計で8時間ほど必要。途中で濡れて固まってしまった羽毛たちを手でほぐしてやるとなおよい。
 その間、浴室が使えないので、時間のアレンジが肝要。
 我が家はシャワーを使う時間がまちまちなので、妻の予定も確認しておかないと、そもそも「羽毛布団洗濯」が始められない。
 というわけで、薄手厚手それぞれ2枚ずつの合計四枚を、何日かかけて洗います。
 もともとニトリで買った安物なので、「失敗してもいいや」でやってみたけど、もう二度ほど洗ってみて、ほとんど問題ない。
 家で洗えるとわかっているので、いまでは布団カバーもかけていません。その方が肌触りがいいし。

短い人生の節約

 午前中、新しいHDDレコーダーが届いたので、午後はセッティング。
 HDDレコーダーは4台目。
 SONY/東芝/SONYと買って、今回もSONY。
 1台目は2002年に日韓ワールドカップを全試合見るために購入。アナログのモデル。後、容量が足らなくなって2台目を買うが、東芝のモデルは操作性が悪くて32インチの液晶テレビを買ってデジタル化した際にSONYに買い換え。
 現役は2007年製の400GBのものだけど、容量がいっぱいになるまえにタイトル数の制限がきつくて、しょっちゅう消去を繰り返さなくてはならない。
 我が家は映像を楽しむことはほとんどなくて、資料として番組を録画するので、画質はどうでもいい。長時間モードばかりでの録画になる。なので、400GBになる前に300タイトルの制限が先に問題になるわけだ。
 いざ買おうとして調べても、カタログにもマニュアルにも録画可能な時間ばかり書いてある。で、タイトル数に制限があることは書いてあるのだけど、その制限がいくつなのかは書いてない。なんてことだ。
 というわけで、「お客様購入相談室」なるものに電話をして確認したところ、999タイトルだそうだ。ならば、現在の機種から大幅に改善されるということで1TBでブルーレイのモデルを新規購入に至る。
 これで、前のと合わせて1.4GB/1299タイトルの録画ができる。
 我が家の基本要求スペックは、1.5倍速で早見ができることと、タイトル数が十分確保できること。
 テレビはできるだけ生で見ない。録画してから1.5倍速で見ることで、例えばNHKの7時のニュースを20分で全部見ることができる、というわけ。
 暇な時間に「楽しみのためにテレビを見る」のではなく、忙しい中、情報として「テレビ番組を利用する」わけなので、録画装置を利用して時間の節約をする。
 本日、さっそく、サッカー・オリンピック予選 U-22日本代表対クェート代表の試合を録画しつつ、30分遅れて「追っかけ再生」で見始めて、ハーフタイムの待ち時間なしでフル観戦。
 試合が始まっているのがわかっていて、敢えて生で見ることなく、最初の30分はまずシャワーを浴びて、次に裏番組のNHKニュースを見て、それを見終わってからタイムシフトでサッカーを観る。これで、サッカーの番組の2時間内にシャワーとニュースまで埋め込んだ。これぞライフハックなり。
 ここまでくると、残りの人生は短いからね。

ベッド取り替えプロジェクト

 本日も出勤せず自宅で読書。
 夕方、自転車でベイクオーターの眼鏡店へ。
 雨が降り出したのであわてて帰宅。
 改めて徒歩でニトリへ行き、ベッドのチェック。
 午後7時半、妻が仕事から帰ってきたので「ベッド買い換えプロジェクト」本格発動。
 以前住んでいた場所で使っていたウォーターベッドはよかったのだけど、引っ越して寝室が狭くなったために小型のウォーターベッドにしたら、これがあまり調子がよくない。
 妻も僕も、短い睡眠時間で仕事をすることが多いので、ベッドは商売道具。
 時にぎりぎりまで時間が短いからこそ「睡眠の質」で突然死や自動車運転中の事故死のリスクが大きく変動する。もちろん仕事の能率も。
 新山下のホームズのベッド売り場がなかなか充実していた。
 いくつか試して、シモンズのポケットスプリングのベッドに決める。
 関内で中華料理を食べて帰宅。
 寝る前に、さっそく横浜市のサイトで粗大ゴミの予約申込み。(古い方のベッドの廃棄のため)