太極拳、恐るべし

 今週は忘れずに太極拳。これで3回目。
 動きはわかってきたようなそうでないような。(笑)
 90分のクラスなのだけれど、そのあいだほぼ膝を少し曲げ、腰をごくわずか折った姿勢でいるわけだ。
 ところがやがて腿や腰の筋肉を使っているという意識がなくなる。
 筋肉を使っていないのに、自分の頭が地上1.5mのところに存在している。つまり、身体が宙に浮いているような感じなのだ。
 不思議な体験。
 心とか意識とかいうものは、肉体と別の存在ではなく、肉体とともに存在しているらしい。
 90分の終わりに、全員で整理体操のようなことをするのだが、50人ほどの人が一斉に同じ動きをしているのに、空気が動かない。空気を切り裂くのではなく腕の動く先の空気を腕に取り込んで後ろに吐き出しているというか、空気の分子が身体をすり抜けているような感じ。
 別にみんな達人ではなく、そこいらのふつうのじいちゃんばあちゃんたちなんですよ。
 スピリチュアルな説明は全然なくて、ただただ動きをまねているだけなのに、心のありようが変わっている。太極拳、恐るべし。
 中華街の龍仙(馬さんの店)の支店が三ツ沢上町の駅のすぐそばにあるので、終了後は、そこでランチ。600円なのに、めちゃうま。
 午後4時、帰宅。
 二時間ほどして身体の疲れが取れてみると心身快調。

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