月別: 2008年4月

小泉政権が残したものの本当の価値

 時事通信が4月に実施した世論調査で、「首相にふさわしい政治家は、自民党の小泉純一郎元首相が21.2%でトップ」だったのだそうだ。
 僕は小泉政権を評価している。
 最大の点は旧来の自民党的スキームを壊したこと。
 郵政民営化を掲げて大勝利したのは、「支持母体の声を聞くのではなく世論全体の声を聞いて政治をせよ」ということだ。実は郵政民営化の是非などどっちであろうと、(たとえ支持母体に不利益であっても)「国民全体の声を聞く政府」に近づいた価値にくらべたらどうでもいいことだといってもいい。
 小泉政権は、大臣の起用スキームも変えた。
 小泉以前には「派閥推薦による大臣の椅子という特権の順送り」であったが、そのスキームも竹中平蔵の起用などで打破して見せた。
 たとえ竹中政策に賛否があっても、「派閥推薦順送り制打破」の利点に比べたら取るに足らない。
 このことは自動的に政官癒着の打破でもある。
 順送りによる無能な大臣は官僚の言うことを聞くだけの人間だが、専門家の大臣によるリーダーシップは、官僚の既得権への切り込みも可能にしている。
 国民年金問題が表に出てきたのも、守屋事務次官の防衛汚職が表に出たのも、知っていながらそれらを隠し続けていた官僚を許さない勢力が実権を持てたからこそだ。
 あいつぐトラブルの発覚にもかかわらず桝添厚生労働大臣は高く評価されている。派閥順送り方式から桝添大臣は産まれないし、「宙に浮いた5000万件の年金」だっていまだに表に出てきていなかったはずだ。
 道路特定財源という「聖域」に手をつけることが議論に上るのも、同じ理由による。国の借金がこれだけ増えたのも、税金の割に福祉や教育が貧困なのもすべて「既得権益」に準じた不適切な支出配分が根本原因なのだから、福祉や教育の充実にも、まず第一に既得権益を打破することが必要であり、それなしでは達成できない。
 ようするに、小泉改革の本質は、郵政民営化でも経済新自由主義でもなく、「選挙区の一部の利権からの独立による国民の全体的利益」「派閥順送り大臣人事否定による官僚も含めた既得権益の打破」なのだ。
 これは日本人が初めて健全な民主主義を手にすることができる方向性の基礎を作ったということだ。
 そのことに着目している人が小泉純一郎を評価しているのだと思う。
 一方で小泉政権の負の側面として「格差社会」が指摘されている。
 これについては別に述べたいと思う。
 けれど、たとえ格差社会になってそれが「負」ことであっても、リーズナブルな努力をする人が飢えて死ぬまでではない以上、健全な民主主義を手に入れることの計り知れない価値に比べたら取るに足りないとまで、僕は思う。
 そもそも「米百俵」のたとえで示したとおり、小泉政権は「ガマン」が必要であることを述べている。目の前の生活をすぐによくする政策は採らないぞ、それはみんなで覚悟しようぜ、といっていたのだ。国民をバラ色の希望で欺いているわけではない。ガマンが必要なマイナスになることもやるよ、と公言していた。
 将来的に格差を効率よく是正するためにも、既得権益で甘い汁を吸う人に税金を移動させるのを止め、国民全体の利益のために働く官僚機構や大臣をつくり、教育や福祉に効率よく税金を投入する基盤を作らなければならない。
 国が膨大な借金を抱えているという現状のなかから、健全なセーフティネットを構築し、充実したよい教育を確立し、日本を国際競争から脱落させないために、最大の敵である「利益誘導で票を集める政治」「保身的で利己的な官僚機構」を改革するのは絶対に必要なことだ。
 小泉政権がすべてにおいてよかったとは思わないし、よいと評価できる点も結果だけ見ればまだまだ不十分だが、方向を変えるために舵を切って見せた、というのは疑いのない事実であり、その成果は今も継続している。
 個別の政策よりも方向こそが重要である、ということを示したのも、日本の戦後民主主義で初めてかもしれない。

強風

 ヨットハーバーへ。
 かなり風が強いが、とりあえず出てみることにする。
 海上は、風速11-15mくらい。幸い波はあまりない。
 2ptリーフのメインにストームジブで追っ手だと8ノットオーバー。
 目一杯には上れない。
 一滴も雨は降らないが、波に突っ込んだ船首から飛沫が飛んでくるので、合羽を着る必要がある。
 眼鏡は、飛沫が乾いて残った塩でレンズが真っ白だ。
 2時間ほど楽しんで、帰港して、ランチを食べて解散。
 夕食後は、取材や執筆準備のメールのやりとりなど。(編集者も日曜の夜に働いている)

コルセット

 2週間前、フットサルをやって以来、どうも腰の調子がもどらない。
 ちょど1年前と似たような感じ。
 このまま悪くなると、7月には歩けなくなり、8月には再手術……という昨年のことが頭をよぎる。
 というわけで、大事を取って、以前使っていたコルセットを着用。
 うん、かなり楽。

今日もお勉強

 天気、どんよりしてきて雨模様。
 お勉強。
 目が覚めると夢の中で考えているし、買い物に外へ出ても考えている。
 廊下を歩いてもトイレに入っても、心の中で腕組みしている。
 脳味噌は24時間、構想を練っている。
 あらすじの前段階の箇条書きが原稿用紙に換算して10枚くらいになった。
 物語の骨組みのうち六割くらいができたかな。
 そろそろ、第五作を離れて第三作に頭を切り換えなければ。
 第四作は、どこでどうやって時間を作ろうか。

イメージ

 スポーツ用品店のシューズ売り場。
 陸上競技用のシューズを見る。
 アスリートが靴を手にするときの気持ち。
 アスリートの為のシューズを作る人の気持ちをイメージ。
 選手が靴に足を通すときのイメージ。
 部屋で、競技場のロッカーで、トラックで、お立ち台で。
 競技場の光。昼、夕暮れ、夜の照明。
 戦いに敗れてシューズを脱ぐ時、勝ってシューズを脱ぐ時。
 コーチングの本を読む。
 走るフォームのイメージ。
 筋肉が躍動するイメージ、筋肉が悲鳴を挙げるイメージ。
 ケガをした足をいたわるイメージ。
 テーピングをする時の気持ち。
 暗くなる頃、Blenz Coffee で小説の構想を短い言葉にしていく。

図書館

 予約しておいた本が用意できたとメールが来たので時速6kmほどのペースで30分歩いて、中央図書館へ。
「日本人の足を速くする」
  為末大 新潮社
「トップパフォーマンスへの挑戦」
  早稲田大学スポーツ科学学術院 ベースボールマガジン社
「スポーツ選手のためのからだづくりの基礎知識」
  小林敬和 山海堂
「ぐんぐん強くなる陸上競技」
  尾懸貢 ベースボールマガジン社
「ドイツ民主共和国の陸上競技教程」
  G.シュモリンスキー編 成田十次郎・関岡康雄訳 ベースボールマガジン社
 (旧東ドイツの陸上競技トレーニングについて書かれた学術的な本 前書きはあの織田幹雄)
帰りも徒歩。
午後4時半、歯医者。スケーリングの二回目。
その後は、また構想へ。
 

考えに沈む

 ひたすら本を読み、考えに沈んでいる。
 昼頃、プールへ。
 ウォーキング20分+75mx2本。
 全身を動かして体が温まる。
 そしてまた構想を考える。
 筍づくしの食生活。

ジャニーギター

GRP_0001.jpg
「かわいい子は旅をしています」
12日のこと。
コザのギタリスト・照喜名薫から写真付きメールが来た。
写真はどうやら万座ビーチホテルの野外ステージで出番を待っている僕のギター。
彼が弾くと、どんな音が出るんだろう。

原稿書きに復帰

 アスリート2日目。
 朝一番で、Wii Fit を使ってヨガを30分。
 身体に血が巡る。
 今年も松阪から筍が届く。家中の鍋を総動員。
 夕方、Blenz Coffee へ仕事に出る。
 資料本読みと、構想。
 この店、今日はどうしたわけか、客席に顔もスタイルもすばらしい美人が多い。しかもみんな賢そう。4人ですよ、4人! などと書いていてもついつい興奮してしまうくらい。(笑)
 
 夕食は、当然、筍ご飯、筍の炊いたん、姫皮の刺身、筍と一緒に送られてきた「熟れてから収穫されたトマト」。(美味しい!!)
 連載エッセイを書く。久々に原稿を書いた。
 アスリートなので早く寝る。といっても午前3時。(やれやれ)

ウォーキング・ブギ

 アスリート1日目。(笑)
 七時半に起きて近くをウォーキングする予定だったが目覚ましを無視してしまい、午前9時起床。
 そのまま家庭の事情で午前中は買い物。
 午後、改めてウォーキングに出る。
 みなとみらい、馬車道、関内、あたりをおよそキロあたり10分(時速6Km)のペースで、2時間。
 現在、ベスト体重よりも3Kgくらい重く、過去最高に近いので、まず減量しないと膝や足首に負荷をかけてしまう。