一日病院通いを休んで、本日(18日)改めて北里病院へ。
いやあ、歩行器につかまって妻が立ったのですよ。
15日に手術をして、大腿骨とりだして骨頭を切って代わりに人工骨頭つけて、骨盤削って、骨頭をうけるソケットをネジ止めして、元に戻してキズを縫い合わせ、その晩には、ヘモグロビンが極端に低下して、二度意識不明になり、失血死の可能性があったので緊急輸血をして、それからわずか3日。
立つだけなら支えを必要とせず、歩行器につかまれば廊下を歩ける!
すごい。現代医学。
15年前に右足に同じ手術をしたときには、車椅子から立ち上がるのに2ヶ月くらいかかったと思う。
妻が立ち上がって得意げにこちらを見たときの「えへん、できたよ」という晴れやかな表情はいまでも忘れない。涙が出そうなくらい感激だった。
だけど、いまや、わずか3日です。
それで痛みもないのだと。(まあ、人工関節だから、傷口以外には痛いところはないわけだけれども)
早く動き出すほど筋力の低下が少ないので、リハビリ期間も短くなる。以前なら3ヶ月かかっていた入院期間も今回はわずか3週間の予定。
あまりにも短すぎて立って歩くことのできた感動があまりない。(笑)
人間ていうのはすごいね。