昭和の贅沢

 朝、バイク用のブーツを発見。
 いまメンテナンス中のバイクを買ったときに、それまでのロングブーツを処分して買い換えたショートブーツだ。買ったのは20年前だけど、ツーリングにしか使っていないので、5回かそこらしか履いていない。新品同様。ベランダで風を通しました。
 実は、自分の中で前のロングブーツ(弟からもらった)のイメージが強くて、このブーツをもっていることはすっかり忘れていた。見つかったときはすごく得をした気分。
 やはり弟から譲り受けた皮のツナギはすでに部屋にぶら下げてある。多分、まだ着られる。これは僕がセカンドオーナーになってからすでに22年くらい経っている。
 昨日、店から電話があって、取り寄せてもらっていたヘルメットが本日入荷、ということで、車で取りに行ってくる。
 帰りに港北ニュータウンの吉野家で牛丼。いやあ、ひさしぶりに食べたら、すごく美味しかった。
 もっと貧乏になっても、ときどき吉野家の牛丼が食べられればそれ以上の贅沢ができなくても生きていけるような気がする。吉野家さん、僕に勇気を与えてくれてありがとう。
 帰宅して、引越の片づけを少ししたら、ついにタンクバッグを発見。これも22年以上前に買ったもの。
 地図を入れるところのビニールがけっこう硬くなっているけど、使えるような感じ。ちなみに、コインケースに430円入っていた。ラッキー。
 中に入っていたビニールのカッパはさすがにベタベタになっていたので処分。(当時の値段で1980円のシールが貼ってあった)
 とりあえずホームセンターで2980円で、そこそこのものを買うことができるのは確認済み。
 パンク修理剤は昭和64年に期限切れ。処分。
 少し前に見つけたサイドバッグ(昔流行った U.S.Army の安物)も洗って干しておいたんだけど、かなり黴くさい。泊まりがけでツーリングに行かなければあまりいらないから捨ててしまうか。
 というわけで、用品がそろってきた。
 買うとしたらブーツの防水カバーくらいか。
 実はブーツカバーは買ったことがなくて、かつては雨が降ったらスーパーのビニール袋を履いてゴムバンドで止めていた。そのままではギアチェンジのところが当たって破けるのでガムテープで補強する。それで半日は使えた。
 飯は牛丼でいいけど、久々に「バイクに乗るという贅沢」をするのだ。
 妻が外食だとメールが入ったので、プールに泳ぎに行く。
 150mx3本と、水中ウォーキング。
 夜中になって、冷えてきた。
 地域冷暖房で、エアコンはまさに今日から暖房でなく冷房に切り替わっている。フリースの膝掛けをして、懐炉を点す。昭和にもどったみたいでいいな。そういえば、まもなくレストアからもどってくるバイクは昭和のバイクだ。
 山田詠美を読んでいる。

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