ああ、憧れの外国航路

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 午前11時半、タクシーを呼んで大桟橋へ向かう。
 空いていれば10分のところ。
 時はゴールデンウィーク、最後は大桟橋手前で、大桟橋駐車場を目指す観光客の車で渋滞。
(その先のターミナルへ行く車はほとんどないのに)
 正午、チェックイン。
 目的地が韓国済州島なので、横浜から「出国」となる。
 部屋は10階のバルコニー付ツインルーム。
 出航は15時。
 14時30分開始予定の避難訓練は45分に変更。
 その時刻までに船体探検。
 どこもかしこも人々が右往左往している。
 避難訓練は警報が鳴ったら部屋にもどって救命胴衣をつけて案内にしたがって行動せよ、というミッションのはずなのに、早々に救命胴衣をつけて廊下を歩いている人、集合場所にさっさと来てしまう人などがいて、みんな字をちゃんと読まないんだなあ、という感じ。
 桟橋側では見物の人がたくさんスズナリでこちらを見ている。
 吹奏楽団も待機。
 とりあえず昼食。まずはプールの階にあるビュッフェ・ボレロで。
 14時45分、警報が鳴って避難訓練のアナウンス。
 救命胴衣を付けて客室のある10階から5階へ降り、外のデッキへ。
 頭上に救命ボートが並んでいる。
 モノハル艇もあればカタマランもある。
 15時過ぎ、こちらはまだ訓練中だが、業を煮やした(?)ブラスバンドが桟橋で演奏を始める。(笑)
 15時15分、訓練終了。
 いきなり離岸が始まる。こちらはまだ救命胴衣を付けて下層のデッキにいる。
 上のデッキから感慨無量で桟橋を離れるのを見ながら、外国航路へ出港したかったのに。(笑)
 大桟橋から横浜ベイブリッジへ出る前の狭い通路を通過するときに、タグボートに右舷を押してもらう。観音崎を超えてあしか島沖でもタグボートに押してもらっていた。
 風速は15m前後でやや強い風だけれど、ヨットなら元気いっぱいでかっ飛び状態。
 どうやら客船は背が高いので、横風にはめっぽう弱いようだ。