涼しくなってからジョギングがてら臨港パークへ。
海風が涼しい。
シャドウボクシングとか、シャドウピッチングとか、反復横跳びとか、ストレッチとか。
背骨の手術をしてから10ヶ月がたつが、症状は消えたし、日常生活には困らないけど、体力的に回復はしてない。体が硬くなったし、筋力ももどっていない。
体が急に5歳か10歳、年をとちゃった感じがする。
なんとかもどしたいが、毎日、しっかり運動のために時間を作らないとだめなんだろうな。
講義の準備は一種の上演台本なので、工夫を凝らせばきりがない。
教室で人に何かを教えるというのは、まさに舞台を作り上げるということだと思う。
いかにアテンションを集め、いかに伝えたいことを伝えるか。
羅列的に話をしても、聴く人の頭の中に残らなければ意味がない。
教師になる人には演技の勉強を必修にした方がいいと思う。
義務教育の場合、日本中の教室で同じことを教えるのに、すべての教師がバラバラに創意工夫をしている。それって無駄だよね。
もっとも効果のある教え方を研究して、それで練り上げた方法を演技として覚えて実践した方が絶対に教育効果が上がる。
でも、きっと先生たちは、「生徒はひとりひとりちがう」とかいって、そうしようとはしない。
もちろん生徒はひとりひとりちがうが、どうせ先生がひとりひとりにぴったり合わせることなんてできない。ならばいくつかのパターンに分類して、それぞれのパターについて煮詰めた内容の授業をするべきだ。
先生の独自性を尊重して、教育の質の平均値を下げるのは、本末転倒。
僕は、小学生の頃、転校生だったから、同じ内容を複数の先生に習った経験がある。明らかに教師の質、教え方の質にはばらつきがある。駄目な教師には「独自性」なんか発揮させない方がいいわけだ。
少なくとも、知識や考え方を教える部分については、教育にも「品質管理」の考え方を入れて平均的に質の高い教育をしていくべきだ。