「小説家の仕事とその工学的アプローチ」

 大学での講義のため、早めに家を出て、本厚木駅の立ち食いそば屋でまず「ざるそば」(350円)を食べ、商店街のマクドナルドで、ハンバーガーとコーヒー(各100円)を食べながら時間調整。
 時間を見計らってタクシーでキャンパスへ向かう。
 本厚木にある東京工芸大学工学部で特別講義2コマ。
 タイトルは、「小説家の仕事とその工学的アプローチ」。
 小説家のビジネス的側面からの市場の特性、執筆という作業の特性、文章全体のなかの小説の特性、などを述べた後、固有の問題点を抽出し、工学的アプローチで問題の軽減/解決を図るという試論を提示。
 その例として、小説に特化したコンピュータ環境の紹介など。
 人前で話をするのはけっこう好きだし、とくに若い人に話をするのは楽しい。
 小説というのはどんなに読者がいても、反応が直に伝わってくることはないけど、人前で話をするのは、逆に時々刻々それが伝わってくる。もともと演劇人だし、そういうのがわりと好きみたいです。
(というわけで、講演のお仕事依頼は鋭意、前向きに検討させて頂きます)
 終了後は、「学部長応接室」でお寿司をご馳走になる。
 午後8時半過ぎまで、大学の先生や学生を交えて、産業のことや政治のことなどをあれこれ話した。
 横浜駅までもどってきたところで、閉店間際の焼鳥屋に立ち寄って、ご褒美(笑)に焼き鳥4本と瓶ビール。(1200円)
 夜遅くなってから、小説に復帰。

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