diary2012

火曜日はきらく亭

 三重の知人から週末に二箱目の柿が届く。
 東京生まれの僕には田舎がないので、いろいろな偶然からつきあいが始まったEさんから、「田舎の親戚」みたいに海の幸山の幸を送って戴くのがうれしい。
 転勤族のサラリーマン家庭で育ったことで「町内のおつきあい」があまりなかったのが、近年、黄金町に仕事場をもつようになって、町内会や商店会の人たちとおつきあいができて楽しいし。
 半世紀以上生きていると、人間、子供の頃、若い頃、には思ってもいなかった経験をするようになるものだ。
 とはいえ、ミカン箱2つの柿を夫婦二人で食べきるのは不可能なので、本日は、黄金町のご近所を回って「もらってください」というツアーから一日が始まる。
 最後はちょうど自転車で通りかかったTさんを呼び止めて、本日とりあえずの20個を配り終える。
 夕食は、火曜日定番のきらく亭の500円定食。
 午後10時に仕事を切り上げて、都橋の「華」に寄る。
 創業49年になる横浜の歴史的名店 Appollo のオーナー・バーテンダーのチャンさんがいる。
 アポロは火曜日が定休で、今日は家族の食事会の後だそうで、息子さんのお嫁さんがとってもいい人で、とダンディな顔をクシャクシャにしてとっても幸せそう。
 場が盛り上がったところに、横浜駅西口のクラブを二ヶ月に一度昔ながらの「ディスコ」に変えてしまう人気DJでもある書評家のKさんが登場。

Trattoria Siciliana Don Ciccio

 久方ぶりに都内へ。
 最寄り駅で各駅停車が来たら代官山へ、急行や特急が来たら下北沢へ、それぞれ取材に行こうと思っていたところ、急行が来たので、自動的に行き先は下北沢となる。
 夕暮れ時の町を歩いて、いくつかの場所を定点観測。
 下北沢の特徴としていくつかのカテゴリーの店が多いのだが携帯電話屋もそのひとつ。
 価格調査がてら見て歩くと、機種変更でいまはスマートホンよりも普通の携帯電話の方が高い。
 スマホをもたせて、月々の通信料の客単価を上げることを目指しているわけだ。
 こちらは、月々の支払いの大きいのは避けているし、トータルの支出でもスマホが高くなるので検討対象外)
 最後は、見たこと感じたことについてメモを取るために、南口駅前のマクドナルドへ。
 約束の時刻が近づいたので、渋谷へ戻る。
 渋谷駅から「学03」というバスで一つ目、渋谷三丁目で下車したところのイタリアン・レストラン Trattoria Siciliana Don Ciccio へ。
 有名店で予約が取りにくく、イタリア料理店としては値段もなかなかなので、自分では行きにくいのだけれど、本日はご接待。
 というか、S社編集さんと『インバウンド』の打ち上げを兼ねた打合せ。
 偶然だが、横浜のイタリア食材のイベントで知り合ったKさんが、最近、この店のフロアマネージャとして移動してきていると、横浜の別のイタリア料理店で聞いていたのだが、案の定、ドアを開けるといきなり出会う。
 料理はどれも美味しい。
 どうやったらこの味が出せるのか、素人ではわからない「料理人の作る料理」だ。
 担当編集さんはワイン好きなので、いつも二人でワイン2本は楽々空けてしまう。
 ごちそうさまでした。
 我々が店を出る頃にはテーブルは2回転目に入っていた。
 交通費
  440円x2 + 120円x2 + 170円

通勤ジョグ

 宅配便で本年2箱目の立派な柿が到着。
 1箱目も戴いたばかりなので、ご近所にお裾分けをする算段。
 普段のように荷物を持たず、ウエストバッグだけ、ジョギングウエアで出勤。
 遠回り出勤路4kmを歩いたり走ったり。
 黄金町バザールは16日まで、いよいよ残り1週間。
 かいだん広場も、ガイドツアーも、たくさんの人出があった。
 昼食は中華「松林」。
 決してきれいとはいえないふつうの中華そば屋なのだけど、wifi が使える。
 あとは淡々と仕事。
 帰りももちろんジョギング。

身体を使う日

 閃きがくる予感がしているので、その準備として、健康維持の活動。
 フットサル中の肉離れで走れなくなってから初めて、昼の暖かいうちに走りに出る。
 近くを3km走ったところで、GPSがローバッテリー。
 近所の距離はだいたいわかっているので、トレーニングには支障はないのだけど、数字が出ないと面白くないので、一旦自宅へ。
 30分、休憩がてら充電して、改めて3km走る。
 ゆっくり入浴して筋肉をほぐし、夕食後、マンションのレセプションルームと近所のスターバックスで仕事。
 今日、12月8日は太平洋戦争開戦の日であり、ジョン・レノンの命日。
 それが僕にとっては、小説家デビュー7周年の日であり、そもそもその10年以上前に、会社員を辞めて小説家を目指すことを決めた、阿川大樹のスタートの日。

公衆無線LAN

 いままで月に210円の mobilepoint を契約していたのだけど、マクドナルド以外ではほとんど使えないし、マクドナルドでもつながらないこともあるので解約。
 代わりに月額380円の wi2 300 というサービスを契約。
 実は、先月のうちに決めていたのだけど、契約月と次の月が無料になるので、12月1日になるのを待っていた。これで最初の62日無料だ。
 wi2 がいいのは、第一に、横浜市内の繁華街などでは店舗だけでなく路上もかなりカバーされていること、第二に、MACアドレスを登録しておくことで5台まではログイン手続きなしで自動接続ができ、しかも5台同時に使うことができる。
 ほぼ常時持ち歩いているノートパソコンと iPod touch の同時接続はけっこう快適。
 都内や横浜のスターバックスには全部あるし。
(もともとスタバには at_starbucks_wi2 という無料のサービスがあるけど)
 通信速度も多くの場合、けっこう速い。
 つながるだけならすでに980円SIMで docomo 回線で接続できるので、速度が欲しいときに wi2 の届くエリアに入れば、合計月額1360円で、事務所や自宅以外の場所でもリーズナブルなネット環境が手に入る。
 スマホでテザリングをするのが快適なのはわかっているけど、月々数千円を払うほど外にいない生活だからこれで十分。
 そんなわけで、iPod touch がほとんど iPhone と同じに使えて、さらに便利になりました。
 カフェで仕事をするのにネットが「つながらない」方がよかったりもするのだけど。(苦笑)

ポーランド・ポスター展

 美術展を見るついでに馬車道のブリックでランチ。
 ヨコハマ創造都市センターで本日まで開催中の「ポーランド・ポスター展」へ。
 それほど期待していなかったのだけど、かなり楽しめました。
 そこから徒歩で事務所へ出勤。

カニ三昧

 昨日、クール便で立派なカニが2杯届いた。
 というわけで、昨夜の家庭内イタリアン・ディナーにつづいて本日はカニ。
 すでに茹でてあるもので到着日より2日以内に食べるように書かれてある以上、本日中にふたりで2杯を食べなくてはならないではないか。(笑)
 ほとんどカニだけで腹一杯。
 至福。

58歳になりました

 誕生日が来て58歳になりました。
 57歳の1年は、イタリアに滞在したり、スランプに陥ったり、新しい体験をしました。
 生きているっていいなあ。
 中学生の時からなりたかった小説家にやっとなって、まだ駆け出しですが、書かせてもらえること、生きていることの幸せを噛みしめています。
 今日は、いつもよりも早く帰宅して、自宅でイタリア風の食事を堪能しました。
 五十肩だったり、フットサルをするとすぐケガをしてしまったり、肉体の方は老朽化していることを自覚せざるを得ませんが、気力と体力の続く限り、小説が書ける自分でいたいと思います。
 やりたいことになんでも手を出してきた人生でしたが、少し自重して、一番大事なことにもっと心を砕くようにしたいと思っています。

党首討論会ネット生中継

 ニコニコ動画で、党首討論会のインターネット生放送があった。
 90分の番組終了の時点での120万人ほどの視聴者がいた。
 複数のネット中継で送り出されているので、実数はもっとで、報道によれば140万人が見たそうだ。
 テレビ視聴率にすると1%強に相当する。
 番組編成に縛られるテレビ局に比べて、ネット中継は時間が自由になることもあって、ネットの影響はいよいよ大きくなってきている。
 選挙運動へのネット使用の解禁はそろそろ時間の問題になってきている。

TPPの不思議

 選挙の争点のひとつでもある(らしい)TPPについて、十分知識がないことに気づいたので、関連書籍を読み始めた。
 僕は政治経済に関心の高い方だと思うけど、TPPの内容自体があまり報道で語られていないので、よくわからない。
 その割に「TPP反対!」の声はよく聞こえてくる。
 みんなが知らなそうなことなのに反対の声だけ妙にたくさん聞こえてくることがなんとなく不自然な感じがするので、以前からずっと気になっていた。
 反対の人の意見の中には「アメリカの陰謀」「アメリカだけが有利になる」というような言説が多い。だけど、特定分野で国情によって有利不利は出るだろうけど、相互的な国際合意で、そもそもアメリカが全面的かつ一方的に有利になんてなり得るのだろうか、というのも大きな疑問だった。
 日本の国民皆保険制度が危ないなどという意見も聞くが、通商協定でどうなったら健康保険制度に危険が及ぶのか、というのも僕の50年の人生の常識では腑に落ちない。
 TPPについては「亡国」だの「売国」だのの扇情的な言葉も多く、経験的にはそういう言語感覚の人の論説は信用できないことが多い。
 そうはいっても、そもそも内容が分からないので僕自身は反対も賛成もしようがない。
 というわけで、TPP賛成反対のそれぞれの立場だと思われる本をとりあえず1冊ずつ読んでみている。