AGAWA Taiju

横浜へ帰る

テニスと会議のため、横浜にもどることにした。
お盆のUターンラッシュを回避するために、事前情報では午後に出るのがよいということだったので、先に家を出て、茅野市内のサイゼリヤで昼食を摂り、しばらく原稿書き。
諏訪インター近くのアルペンでテニスのガット交換ができるかどうか下調べに。
ちょうどヨネックスのキャンペーンをしていて、会員になると張替手数料無料ということなので、アプリをダウンロードして会員になり、ラケットを持って店に入り直してガット張りを注文。思いがけずに用事が安くすんだ。横浜にもどって交換するより長野で交換する方がスケジュール的にも都合がいい。
そこで高速道路情報を見ると、空いているどころか、かえって混んでいる。

さらに4時間ほど出発を遅らせる必要があるので、いったん家にもどることにした。

19時過ぎ、渋滞はまだ続いているが短くなりつつあるので、とりあえず出発。
渋滞していない初狩PAまでいってそこでようすを見ることにした。
かなりの雨が降り始めて、諏訪南ICまでの道で前が見にくい状態。
高速に入ると次第に雨が上がった。
疲れたので、初狩の手前、双葉SAに入る。その先、何時間かかるか分からないので、ラーメンを食べておく。(初狩PAの食堂はもう営業していないので)
食事をしている間に渋滞が解消して、そのあとは順調。23時半過ぎに帰宅。
『終電の神様』 第一集
お陰様で、重版になりました。
ありがとうございます。
横浜へ戻ったら見本が届いていました。

控えめにテニス 終戦記念日

お盆のピークでリゾートに来ている車はとても多いが、テニスは意外に人が少ない。家族や親戚が来ていて、サービスするのに忙しいのかな。
始めて間もなく雨が降り始めるが、雨雲レーダーを信じて雨宿りして待っていたら、予想の通りに止んだ。
テニスサークルのメンバーは50名ほどいるのだが、入会以来、そのうち20人ほどの人とプレーしただろうか。
あとは静かに過ごす。
NEXCOの渋滞予測と、現況がまったく一致していないので、明日の予測も信じられない。少なくとも現況に合わせて予測を変えていないシステムって役立たず。

満蒙開拓平和記念館

 

 今日は山の家から120Kmほど車で走ったところ、長野県下伊那郡阿智村にある「満蒙開拓平和記念館」の取材。
 小さな施設だけれど、テーマの背景を説明したビデオ20分、体験者の聞き取り全部で100分以上など、2時間半ほど滞在したが、ビデオ以外の体験者の文字起こしまで全部は読み切れなかった。
 13年間しか存在しなかった「満州国」へ、国の都合で半ば騙され強制されて開拓団として移住していった家族たちのことを中心に、彼らの為に土地を奪われた中国人、ソ連参戦で運命を変えられ命を失ったり、家族が離散した人々、シベリア送り、残留孤児の問題、生糸暴落などによる農村の貧困、など、国と国民の関係を考えさせられる、とてもフェアで事実の積み上げによって考えさせられる展示になっている。
 戦争と国家と国民について考えるには、広島の平和記念資料館、糸満のひめゆり平和祈念資料館などが、どちらかというと戦争の被害者として悲惨さを伝える形になっている施設に対して、被害者であり同時に加害者であることを感じとることのできる、この「満蒙開拓平和記念館」の方が多面的でよい施設だと思った。
 どのように国民が戦争を支持していたのか、ということもとてもよくわかる。政府や軍部がむりやり戦争に引っ張っていったばかりでなく、情報操作によるものであったにしても、国民が戦争に歓喜し、積極的に関わっていったことが、とてもよくわかる。
 戦争は「被害者」としてそれだけ悲惨であることを知っても、それだけで防ぐことはできない。なぜ、戦争を始めたか、そして始めた戦争をどのように国民が支持したか、ということを考え、被害者ではなく「戦争をしていた当事者」としての意識を振り返らなければ、防ぐことはできない。
 日本国民は日米開戦を大喜びし、心の底から「戦うことが正しい」と信じて戦争を始めたのだ。
 日本に戻ってきた残留孤児だけでなく、日本人の子供をあずかって自分の子供として育て、後に、国交回復で日本の肉親が見つかって育てた子どもを手放すことになった中国人の母親、ノルマと競争心から生徒に開拓団への参加を半ば強制した教師、など、とても多角的な体験談で構成されている。
 毎年、8月になると繰り返される被害者としての「悲惨な戦争の姿」ではなく、国民が当事者であったことをもっと考え続けなければならないと強く思った。
 片道2時間かけて行ったかいがある。できてまだ9年ほどだそうだが、もっと知られてよい施設だと思う。
 満蒙開拓団で出て行った人数は長野県が突出しているとのこと。
 それにしても、沖縄戦の日本軍にせよ、満州の関東軍にせよ、戦況が悪くなると、国民をそこに残したままさっさと先にその場から逃げていく日本の軍隊ときたら。
 夜、花火の音が聞こえる。
 こんな山の中で、と思っていたら、遠く諏訪湖の花火大会の音らしい。

町へ降りる

朝は雨。
昨日にひきつづき、読売新聞、今度は(大阪、西部版)に大きく新刊の広告が出たらしい。

昼頃、Amazonで、『終電の神様』シリーズ4冊が、実業之日本社文庫の売り上げ第1位から4位を独占状態だった。
その後、最新刊以外が品切れになって順位を下げていく。

東京横浜方面は台風の接近ですごい雨が降っているようだけど、長野県茅野市はいたって平穏。

山を降りて町へ出てみた。
自由農園で野菜を補充して、ユニクロで値引きされているTシャツ3枚買って、ニトリでベッドサイドの読書灯、ペッパーミル、など調達。

サイゼリアで昼食。
ずっと一人で自炊なので、他人の作るご飯がおいしい。

最後にツルヤへ寄ってその他の食材を補充。

明日は阿智村まで満蒙開拓平和館の取材に行こうかな。

Amazonで順位上昇

読売新聞に大きな広告が出たらしく、Amazonでの『終電の神様 殺し屋の夜』の順位が上がってきた。
新刊だけでなく、既刊本も売れている。ありがたい。

テニス、のち、やっと温泉

朝のテニスの後、しばらく自宅でのんびりして、夕方、縄文の湯へ。
ほぼ駐車場が満杯の状態だった。
ただまっすぐ帰ってきて、早めの夕食。
家の駐車場も一杯。
夏のリゾートのピーク。

温泉へ行き損なう

終わる間際なら空いているかなと、縄文の湯へ向かうが、途中で忘れ物に気づく。タオルも下着も置いてきてしまったではないか。
同様のポカは二度目。
戻って出直すともう閉まってしまう。
そのまま帰ってしまうのもガソリンの無駄なので、すき家で牛丼を食べて夕食とし、イオンに寄って、少しだけ買い物。
自分で作らない食事はおいしい。(笑)

テニス、のちゴロゴロ

早朝テニス、今日は3時間。
といっても交代なので、実質は半分。
ちょうどいい運動という感じ。
温泉へ行こうと思ったけど、結局、自宅でゴロゴロ。
テニスの日はウエアが汗びっしょりなので洗濯をする日になる。

清里 夢の跡

かつて栄えた観光地である清里のいまを取材。
一等地であるはずの駅前の地域の半数以上の建物が営業をしていない。
荒れ果てた姿を見ると気分が下がるので、完全に、鉄道で来る観光地では亡くなっている。
別荘地は関係者以外入れないようにゲートが作られている。
必要性があってのことだろうけど、それもすさんだ空気を醸し出している。
学校などの施設が固まっているところは人気がないのが当然としても。
行きは中央高速を諏訪南から須玉まで使ったけど、帰りはオートバイツーリングのロケハンをかねて、ずっと八ヶ岳横断道路を使ってみた。
ツルヤで二度目の買い物。
もらった野菜がまだあるので、買ったのは少なめ。

 

 

妻を茅野駅へ送る

「中三日、人工透析をしない」というチャレンジを終えて妻が横浜に帰るので、茅野駅まで車で送っていく。
横浜まで車で帰ると、途中、事故通行止めなどで予想以上の時間がかかって透析を受けられなくなるリスクがある程度あるので、よりリスクの低い特急あずさによる帰宅とする。
JR茅野駅前の駐車場に車を止め、発車時刻まで一緒にいてから、改札で別れ、僕は予定の立ち食い信州そば。
あたりには他に美味しい蕎麦がたくさんあることもあって、期待したほど美味しくなかった。
桜木町駅の川村屋や、東神奈川駅の日栄軒のほうがおいしい。
茅野駅東口至近の駐車場は30分まで無料、49分駐車したが料金は100円だった。