命日の過ごし方  コザ4日目

 ことしもやってきたジョン・レノンの命日。
 この日の阿川的意味については
  ここをお読みください。
 夕方、パルミラ通りの事務所で仕事をさせてもらっていたら、「これもらってきたよ」というのはFMコザのハナちゃん。
 じっと人の目を見る。つまり僕にそれを取りつけろといっている。
「脚立があればできるよ」というと、ちゃんとどこからか脚立をもってくる。
 というわけで、戸口の前のテントの下にそって、針金でイルミネーションを止めていく。そういや、去年はとなりのコザクラのイルミネーションをつけたんだよね。毎年、商店会のお手伝いをしているのであった。
 午後7時、車のお迎えつきで鼓響館へ。(ドライバーは副館長をやっている従姉妹)
 CHIBIこと宮永英一(館長)とも久しぶりに会う。
 琉球太鼓とドラムの生演奏を間近できいてゴキゲン。
 タクシー(1640円)でコザまでもどり、ミュージックタウンに新しくできた、コザにあるまじき(笑)都会的なライブハウス「Taurus」(チャージ・ワンドリンク付1000円)で照喜名薫と城間健一のデュオを聞く。
 夕食がまだだったのでカルボナーラ(950円)も頼んでみる。
 この店は不動産会社の経営だけれど、都会の店をよく研究していると思う。
 カウンターの隣は黒人と中国人の夫婦。年末には横浜にもくるんだって。
 コザはカジュアルというか服装がどうでもいい町なのだけど、ここにはきれいに着飾った人が多い。そういう場所があれば人はそういうこともしたかったのだ。コザ・ミュージックタウンにはハコモノ行政との批判もあるが、それなりに新しい需要を喚起し、ライフスタイルの提案もなされている。
「うりうりひゃあ」という店ではコーヒーの出前をやっている。お店の子がかわいいので近くの商店街のオジサンの間でコーヒーを頼んで届けてもらうのが流行っているらしいし。いいよね、そういう微笑ましい町。
 午前0時過ぎ、演奏が終わったところで、カオルに挨拶して「SHUN」へ。
 ビール500円でチャージなしなのだけど、お通しのおでんがめちゃウマ。量もたっぷり。おそらく今までの人生で僕が食べたことのあるおでんのなかでもトップクラス。「こういうのはちゃんと金をとらなきゃだめだ、商売が下手だ」といったら、客によっては300円くらいチャージを取ることもあるそうだ。でも、このおでん、500円でも安いよ。出汁もきれいに澄んでいて、高級料亭に匹敵する。
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 午前1時を回ったところで、カオルの店「PEG」へ行く。
 さすがに土曜日なので、人が入っている。
 客の若い男の子がギターを弾くがどへた(笑)。次に外人が弾き語りをしたのだけど、それは聴ける。
 そんなあたりで、店が渾然一体になって、照喜名薫もサーミーも阿川大樹も、ギターを持ち替えたり、マラカスドラムをいれたり、名前を知らない他の人たちもで、ロック歌声喫茶状態が午前6時までつづく。
 店を閉めたところで「〆にSHUNへ行こう」とカオルに誘われ、本日二度目のSHUN。こんどのお通しはポテトチップだった。(笑)
 午前7時過ぎ、解散。
 午後2時以降はさんぴん茶やトマトジュースしか呑まないようにしていたので、体調はきわめて良好。ギター弾いたし。
 とにかく、コザの友たちのお陰で、泣かずにこの日を過ごすことができた。

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