月別: 2015年10月

『横浜黄金町パフィー通り』千秋楽

 いよいよ、昼の公演で『横浜黄金町パフィー通り』も最終回。
 行きつけの飲み屋のママとお客さんとか、黄金町のサポーターの人たちとか、妻とか、知っている顔のお客さんが多かった。
 おかげさまで、全回、ほぼ満員で6回公演で500人ほどのお客様に見て戴きました。
 ありがとうございました。
(いえ、僕は主催者ではなく原作を提供しただけなのですが)
 終了後、外で、いくつかの観客グループを渡り歩いて歓談。
 飲み屋組(妻含む)が関内方面へ向かう。
 さっそく劇場のバラしが始まっているけど、ロートルはお呼びじゃなくてケガをするのがオチなので、手伝わず、関内の格安イタリアンで飲んでいる「飲み屋チーム」に合流。
 しばらくいて中座して、午後7時からは黄金町のロックウェルズで劇団の方の打ち上げ会に参加。
 久しぶりに芝居の現場を経験したけど、楽しかった。
 ふだん、一人で作品を作っているので、大勢で作っていく作業は久しぶりで新鮮。
 そのまま、それぞれの終電が近づき、三々五々、人が減っていく。
 長かった公演も終わりである。

ゴールデンタイム

公演三日目。
 4日間全6回公演も、昼の公演が終わると、残すは、同日のソワレと、明日の千秋楽。
 最終公演が終わった後は、即刻、バラしに入るので、感傷に浸るいとまもない。
 みんなそれがわかっているので、マチネ後のソワレまでの空き時間が、少しセンチメンタルな時間だ。
 一緒に苦労してきた仲間とも、明日の最終日が終われば、またそれぞれの場所にもどり、離ればなれになっていく。
 舞台装置の写真を取ったり、ポーズを決めて、それぞれの写真を撮りあったり。名残を惜しんでいる。

『横浜黄金町パフィー通り』公演2日目

 一日に2本芝居を観るというのはとても疲れることだと、思い出しました。演出家の立場で見るクセがついているからなおさら。
 セリフを言っていない役者まで全部同時に見ようとするし、音入れや明かりのタイミングとか、気にしながら、でも大きな流れは絶対見失わない、という。アンテナ全方向。
 幕が開く前は、客入れの手順とかサポートのスタッフの動きとか、(口も手も出さないけど)見てる。
 客入れ前は役者の表情とか、疲れ具合とか、観察しておく。
 経験豊富な役者さんは、開演時間に近づくまでのそれぞれのルーティンがあるので、それを把握する。経験の少ない(と思われる)人はバラバラなことも。
 小説の取材でもあるので、開演中以外でも、劇場にいる間、気が抜けない。
 総じて、プロフェッショナルなメンバーです。出演者もスタッフも多い、大きなプロジェクトだけど、いい芝居を作るために素晴らしい動きをしています。そのまっただ中にいるのは、とても素敵なことです。こういう機会が与えられたことを感謝しています。

劇版『横浜黄金町パフィー通り』初日

 朝まで仕事をしていたので、疲れが溜まってなかなかベッドから起き出せない。
 というわけで、本番前のゲネプロ(リハーサル)の時間には劇場へ行くことができず。
 タクシーを使って、なんとか初日の開場時間少し前に到着。
 初日の幕が開いた。
 悪い稽古環境で、実際の舞台で稽古をする時間も少ない中、役者陣、なかなかの実力を発揮している。
 自分で劇団を持っている人や、劇団四季で「キャッツ」や「オペラ座の怪人」に出演している人よか、実は、なかなかの役者陣なのです。
 終了後は、ホール内のパブで、役者やスタッフと来場者の交流会を開催。
 徳間書店の阿川の担当編集者も来てくれて、ビールを飲みながら歓談。
 その後、見に来てくれた友人と、近くで夕食。

横浜市民ギャラリー 田中千智展

 今日も、忙中、むりやり閑の日。
 横浜市民ギャラリーの「 田中千智展 I am a Painter」へ。
 田中千智は、僕が黄金町に入る前年の第1回黄金町バザールに参加した画家なので、僕はこの人のことを知らないのだけど、いまでは有名になっているということなのだ。
 会場の2フロアを使ったかなり大規模な展示。
 2008年の黄金町バザールで描いた町の人の肖像画が並べられた壁面もあって、そこには知っている顔が並んでいる。
 写真じゃなくて、これほどたくさん知っている人の肖像画が並んでいるというのは、初めての体験。
 ほら、肖像画って、ずっと昔の死んじゃった人って感じがするでしょ。
 最近の作品が力強くてとてもいい。しかも他作。
 成功するにはたくさん描くことも大事だ。
 と、我が身を振り返る。

東京都現代美術館

 黄金町のアーティスト仲間で、劇版『横浜黄金町パフィー通り』のプロジェクトにも参加している岡田裕子さんが、旦那さまの会田誠さんと息子の会田寅次郎さんと一緒に「会田家」というユニットで東京都現代美術館で展示をしている。
 会期は日曜までで、僕が行けるのは今日が最後のチャンス。
 というわけで、忙中、むりやり閑をつくって、美術館へ。
 面白い展示だった。アートの可能性って実に広いなあ。
 東京都現代美術館の帰りに近くのそば屋で好物のたぬきそば。
 さすが、東京の下町! しっかり「底の透けない」濃いダシで美味しかった。
(最近、どこの蕎麦も薄味になってしまっているので、どうも物足りない)
 仕事があるので、芝居の現場訪問はパスして、黄金町に戻り、夕食は水曜ロックウェルズの500円定食。

芝居、小屋入り

 今日から、BankART Studio NYK に小屋入り。
 午後遅く行くと、メインの舞台装置はほぼ組み上がり、照明も設置されている。
 会場の角にはオペレーションのコンソールもできていて、配線の真っ最中。
 天井の高い劇場に入り、頭上に照明がつくと、否が応でもテンションが上がる。
 役者、スタッフ、総出だ。
 芝居をやっている人間は、この始まる前のわくわく感が好きなんだよな。

ついに1万キロ、やっと1万キロ

日曜日、愛車 GB250 Clubman が新車から29年目で、ついに1万キロに到達しました。コンピュータがひとつも載っていないオートバイ。(笑)
(乗り手はしばしばコンピュータを背負っているけど)
 このバイク、NECを8年勤めて中途退職したときに退職金で買うつもりだったら、退職金が余りに少なくて、40万円のバイクが買えず預金を取り崩して買ったバイク。

大岡川周遊クルーズ

 正午から「まちあるき+クルーズ」のガイド。
 まじ、黄金町の町の歴史を案内しながらまちあるき。
 黄金町独特の「ちょんの間」の建築様式を詳しーくご案内。
 次に、今年の5月に竣工した日ノ出桟橋から、23フィートの船で大岡川を下り、みなとみらいから今度は『横浜黄金町パフィー通り』のラストシーンをなぞる形で、桜桟橋まで遡上。
 2回目は午後2時から。
 2つガイドをしたら疲れ果ててしまって、仕事は諦めた。

新人作家到来

 昨日、第7回角川春樹小説賞・特別賞を受賞したばかりの、ピカピカの新人作家・新美健さんが、黄金町を訪ねてくださいました。(ピカピカの47才)(笑)
 12月、ハルキ文庫からデビューです。
 新美さんとはパソコン通信ニフティサーブの「本と雑誌のフォーラム」FBOOK 時代からの友人。
 僕の知る限り、FBOOK にいた人で、後に小説家になったのは、薄井ゆうじ、田口ランディ、神埼京介、大崎梢、山口芳宏、新美健、阿川大樹、かな。他にもいるかもしれないな。
 そういえば、まんが家のすがやみつるさんも、後に菅谷充で小説家に(も)なった。
 新美さんには、少し先輩風を吹かせて(笑)セルフプロモーションのアドバイスをした。