月別: 2012年9月

台風17号

 今日で9月も終わりだ。今年も残り3ヶ月。
 まだ1冊しか本を出していない。
 なんとか馬力を出さなくては。
 台風がやって来る。
 走るなら早いうち、ということで、新しいシューズ Nike Lunarglide+4 を降ろした。
 近くの周回コースを4Km。
 出た時は曇っていたのに、途中でカンカン照りになってへばった。
 靴の調子は、能書き通りクッションと安定性はうまく両立している感じ。
 一方、ちょっと靴紐を締めすぎたのか、右だけにした足首サポートのテーピングのせいか、右足の幅の広い部分が当たる感じがした。
 次に走るときは紐を緩くしてみよう。
 今日の具合のままでは、この靴でフルマラソンは走れないだろう。
 天気はドンドン悪くなる予報なので、黄金町には出勤せず。
 夕食はオムライスをつくった。
 午後10時から11時頃が台風のピークだっただろうか。
 午前0時を過ぎて外を見ると、雨が収まり、あっというまに道路も乾いていた。
 満月を見上げながら、近所のスタバまで歩いてみると、なんと早じまいせずに営業しているではないか。
 1時間ほど、仕事。
 午前2時、スタバが閉店になったので、マンションのレセプションルームで仕事の続き。

筋肉痛最盛期

 フットサルの効果で、昨日から始まった筋肉痛が最盛期に。
 仕事場の階段を降りるのが辛い。
 小説のモチベーションが少し回復してきている。
 午後9時過ぎに仕事を切り上げ、カフェ・プアンに立ち寄り、集まっていた仲間たちと団欒。

東京マラソン落選 黄金町フットボールクラブ

 メールで東京マラソン落選の報せ。
 競争率10倍以上の抽選だから仕方がない。
 うう、走るモチベーション、急降下。
 午後、仕事場へ出勤して、夕方7時過ぎに帰宅。
 とりいそぎスパゲッティを食べて、足をテーピング。
 午後9時から11時まで、キャプテン翼スタジアムでフットサル。
 黄金町のアーティストたちの部活だ。
 少し前から走っていたので、いくらかマシだけど、筋力は目一杯。
 右サイドからの絶好のセンタリングをゴール正面フリーでもらってゴールゲット。
 久しぶりに1得点したけど、その他、3本くらい外した。(泣)
 ポケットに入れたGPSによれば、8.7Km走ったことになっていた。
 ランニングと違って細かくジグザグに動くので、たぶん10Kmくらいは走ったと思う。

妻、イタリアから帰国

 午前10時過ぎ、イタリアから妻が帰国。
 荷物が多いというのでYCATまで迎えに行ってタクシーで自宅まで。
 3時間しかねていなかったので、午後昼寝をしたら、寝坊して午後の連絡会は欠席。
 仕事はなしにして、夜は、家の近くのワインバーで夕食。

トレーニングはエンジニアリング

 東京マラソンに申し込んだのは8月31日だったから、トレーニング開始してちょうど3週間が過ぎ、本日から4週間目へ突入した。
 22日の間に走ったのは13日間、本日の10.73Kmで、合計走行距離は79.51Kmになった。
 予定では1ヶ月目は月間100Kmだから、順調に走っているといえる。
 走った日の平均走行距離は6Kmほど。
 10Km以上走ったのが、本日で2回目だ。
 走ったといっても、筋持久力がまだないので、ランとウォーキングを組み合わせている。
 最大心拍数は一般に(220ー年齢)といわれているけれど、それに相当する心拍数163では、全然苦しくないので、もっと強い運動ができそうだけど、スピードを上げる必要はなく、とりあえず6時間ほど走り続けられる筋持久力が必要になる。
 現在の所、僕の身体は循環器よりも筋肉の方が弱い。
 筋肉が弱いうちに強い運動をすると、関節に負担がかかる。
 ふだんから片道3Kmを時速6Kmほどの速度で歩いて通勤している。
 そのせいか、早歩きしたりゆっくり走ったりする限りでは、足はほとんど痛くならず、距離が伸びてくると、腿を持ち上げる筋肉や腹筋が筋肉痛になっていた。
 今日のテーマは10Kmのうち、少なくとも5Kmを連続して走ること。
 ウォームアップがてらウォーキングを始め、600mくらいから走り始める。
 ふと腕のGPSを見ると、全然、辛くないのに思いの外、ペースが速い。
 自然に走力がついてきているようだ。
 それにしても、GPSがあると、その日その日の思いつきで道を選んで走っても、ちゃんと距離とその間のラップタイムとかがわかるので、同じコースを走る必要がまったくなくて、とりあえず飽きることがない。
 便利な世の中になったもんだ。
 当面の目標を「キロ当たり7分30秒で5時間走り続けること」としているので、その前のマイルストーンは、まず、キロ当たり7分で5キロを走り、残りはその日の調子に合わせてどんなペースでもいいから合計10Kmを走ってみる、という感じの中間目標を持っている。
 マラソンは足の筋肉とか心臓の強さだけでなく、8万歩のステップで、できるかもしれない足のマメ、衣服と身体の擦れ、などを克服する必要がある。
(その他、寒さ暑さへの対策、日焼け、栄養補給とか、給水とか、そういうこともある)
 今日は、いつもより速いペースで長く走ったので、足の裏全体が少し腫れてきた。
 このままもう10km走ると、マメになってしまうかもしれない。
 42キロを走る前に、足の裏も鍛えなくてはならないし、どの靴下と靴の組み合わせがいいのかも、試しながら決めなくてはならない。
 でも、早くいい靴下にするよりも、足の裏を鍛えるために短い距離でストレスを与えた方がいいのかなあ。(品質管理でいうところの加速テスト?)
 今までのペースでは、股の筋肉なんてなんともなかったのが、今日のペースになって初めて、筋肉がギリギリの感じになってきた。
 同じ距離でも、走る速度が変わると、弱いところが順番に表に出て来るわけだ。
 というわけで、次の課題がいろいろでてきた。
 身体の課題については、あわてて克服しようとすると、故障の元にもなるから、あくまでも課題として意識して、どうやって克服するかはじっくり対策をしていく必要がある。
 トレーニング内容と同時に、疲労回復のノウハウも蓄積しなくては。
 道具系もフィールドテストをしながらの試行錯誤だ。
 そろそろ靴下を決めていこうかな。
 Plan Do See.
 トレーニングはエンジニアリングだ。

バブルの残骸でくつろぐ

 まだ、調子が出る「兆し」しかないのと、マラソン・トレーニングで肉体的な疲労が溜まっているので、友人の誘いに乗って「ヒルトン小田原リゾート&スパ」に日帰り旅行をしてきた。
 バブル期に特殊法人である雇用促進事業団がみかん園をつぶしてリゾート開発したものだが、現在、ヒルトンが運営している。(所有者は小田原市らしい)
 3連休の後の平日とあって、全体に空いている。
 広い敷地内にはテニスコートなどもある。
 広いスパとプールのエリアで、泡を身体に当てたり、水中ウォーキングをしたり、25mプールを少しだけ泳いだり。
 目一杯だらだらできてプールサイドのレストランの食事もついて1日3500円。
 そのレストランの食器が雇用促進事業団の頃の名である「スパウザ小田原」のネーム入りのゴールドの縁取りのノリタケ。
 公共の宿泊施設の食堂の食器がノリタケですよ、奥さん。
 たぶん、「フィッツジェラルド」というシリーズのもの。
 ノリタケの公式サイトで調べると、フィッツジェラルドの27.5センチのプレートは「1枚」7980円。
 この施設は総工費445億円だそうだけど、雇用保険料で建てられたものです。嗚呼。
 とまあ、そういうことで憤ってもしょうがないので、夕方までリラックス。
 
 リラックスついでに、横浜までの帰りもJR特急踊り子号のグリーン車でプチ贅沢。
 小田原の「つまみ揚げ」と崎陽軒のシウマイをつつきながらヱビスビール。
 ああ、なんたる幸せ。

黄金町ベネチア化計画

アーティスト・さとうりさプロデュースによる カフェ・プアン
ゲストシェフ・阿川大樹の
 「黄金町ベネチア化計画 バーカロがやってきた」
    9月16日(日) 17時から22時
    黄金町 高架下スタジオ Site-D
 90日のベネチア滞在を終えて、黄金町に戻ってきた阿川大樹です。
 ベネチアには、バーカロとよばれる立ち飲み屋がたくさんあります。
 夕方、仕事を終えた土地の人たちが、いやいや、むしろ昼間っから、ちょいと一杯ひっかけにやって来ます。
 そこで出るのが cichetti (チケッティ)と呼ばれる小さなおつまみ。
 写真2000枚のスライドショーを環境映像に、イタリアのラジオの聞こえる黄金町で、ちょいと一杯を楽しんでください。
 ベネト州の発泡白ワイン・プロセッコ、代表的食前酒・スプリッツ、エミリアロマーニャ州の赤い発泡酒ランブルスコ、などをリーズナブルな黄金町価格で。
 (阿川、ただいま、仕入れに奔走中)
 チラシは、こちら から、ダウンロードできます。
(追記)
 メニュー できました。
 お値段は、各250円から500円くらいを予定しています。
(追記 2012/9/20)
 盛況のうちに終了いたしました。
 たくさんの方々のご来場、ありがとうございました。
 予想外の盛況に手際やおもてなしに不十分なところが多々あったと思います。
 お礼に重ねまして、お詫び申し上げます。

特発性創作意欲欠乏症

 創作意欲がない。
 もうそろそろ一ヶ月くらい、実はこの状態。
 根本的な打開策を探る毎日。
 事務所にいっても同じだし、家に居ても同じ。
 というわけで、近所のスターバックスへ出て行く。
 少なくともインターネットが通じないことは、安易な逃げ場を断つ効果はある。
 とりあえず改稿中のファイルを開いて、そのあらすじを抽出する作業。
 ついでに、気になるところはその場で直す。
 本当にやるべきことはそういう細かな修正ではなくて、大きな構造的な変更なのだけど、心がそれを拒否しているので、まずは、自分の原稿に浸る。頭の中にいまの物語をしまい直す。
 それが効果を産むかどうかはわからないけど、何もしないでぼんやりしていて、神様が降りてくるのをただ待っているわけにはいかない。
 いや、実は、ずっとこの一ヶ月ほど、そうやって神様が来てくれるのを待っていたのだけど、お出ましにならないので、別な手段が必要だと判断している。
 東京マラソンに出てみよう、と動き出したのも、心の有りようを変えるため。
 イタリアにいる間にスターバックスの向かいにオープンしたビルの下層階の飲食店はけっこう人を集めている感じ。リーズナブルな店が多いから。
 何度も書いているけど、みなとみらいでは高級飲食店は成り立たないのだ。
 マンションの住人は近所でたくさん金を使おうと思わないし、オフィスビルで働いている人は普通の会社員だし、乳母車を押しているママ友も、デートしている若い人も、お金がない。
 値段の高い飲食店が繁盛する場所柄じゃない。
 みなとみらいの「食」への需要は、ふつうの日常生活の需要そのものなのだ。
 みなとみらいじゃなくても、いまは高級感を売りにする時代ではない。
 むしろ見かけからして「いかにも安そう」にしている店が流行っている。
 ふつうの居酒屋だった店が、通りから見た外観を屋台風や立ち飲み風に改装する時代だ。
(見かけだけ安そうで実はそれほど安くない、という詐欺のような店があるくらい)
 ちなみに「特発性」は医学用語で「原因が不明」の病気につけます。突発性ではありません。(笑)

東京マラソンにエントリー

 ふとした思いから、東京マラソンにエントリーした。
 競争率10倍の抽選だから、参加が認められる確率はそう高くはない。
 とはいえ、2月の本番まで6ヶ月しかないので、準備期間はギリギリで、当選結果がでてからでは間に合わないから、さっそく、トレーニングを開始した。
 制限時間は7時間だが、3万人がスタートラインを切るまでには30分ほどかかるから、42Kmを実質6時間半で走りきらなくてはならない。
 むりをせず、完走だけを目指すなら、なんとかできるところまで身体を作れるような気がしている。
 心配なのは右の膝だ。
 フットサルなどの強い運動をすると、必ず最初に右膝から痛み始める。
 きちんと筋肉を付けて、衝撃のかからないランニングフォームを作らなくては。
 いつまでも治らない肩も気になる。
 7時間、腕を振り続けることができるだろうか。
(痛む日には腕を前に出して自分の腕を支えるだけで痛む)
 自分の身体が資本の仕事だから、無理をせず、故障をしないように目標を持って力をつけたい。
 8月31日に、とりあえず、時速7kmほどの早歩きで、6.5Km。
 本日、朝、半分ほど軽いジョギングを入れて、4.4Km。
 コンドロイチン+グルコサミンも摂取を開始した。
 普段からわりと歩いているせいか、いまのところ、足の筋肉よりも、腹筋と腿を持ち上げる筋肉に筋肉痛が出ている。
 ゆっくり長く走る(歩く)練習をするために、水筒をホールドするウエストポーチを買ってみた。
 トレーニング自体を楽しむために、GPSのついた腕時計の購入も検討している。
 思い出した。自分の身体と会話をするのは楽しい。

サッポロラーメン

 時々、サッポロラーメンが食べたくなる。
 ところが一時は興隆をきわめたサッポロラーメンも、いまは絶滅危惧種になりつつある。
 代わりに九州系の豚骨ラーメンばかり増えている。
 僕が中学生の頃から増えつづけたサッポロラーメンは、高校時代から大学時代にかけてどんどん増えていった。
 中華料理屋はともかく、ラーメン専門店といえば、ほとんどサッポロラーメンだった。
 通っていたのが都立戸山高校だったから、一番近い「えぞ菊」にはよく行った。
 その頃は別に有名店じゃなかったと思うし、ラーメンに有名店が存在するという概念自体がなかったと思う。
 今はどうだ。
 本格中華とはまったく関係なく、横浜はラーメン激戦区。(らしい)
 自宅から徒歩通勤の約3kmの路上に、ラーメン屋はたくさんあるけど、サッポロラーメンの店はまったくない。
 というわけで、遠回りして、ランチの時間帯に関内駅近く常盤町の「味の時計台」へ行ってきた。
 ラーメンごときに750円なので、僕としてはプチ贅沢だけど、久しぶりに食べる味噌ラーメンはとても美味しかった。
 僕は、トンコツより味噌ラーメンだし、細い麺より、太くて縮れた麺の方が好き。
 基本、ラーメンには600円までしか出す気がない人。
 だからシャーシューメンは57年の人生で3回くらいしか食べたことがないし、その他のトッピングも載せない。
 他に店がない場合をのぞけば、行列ができているような店は素通りする。
 なので、たいていは「そこいらのただのフツーのラーメン」を食べることがほとんどなのだけど、あまりにもサッポロラーメンが食べたくなった日だったのでした。
 トキよりも、僕はサッポロラーメンの絶滅を危惧している。