日: 2010年9月8日

台風の雨に喜ぶ蛙かな(自分)

 台風がやってきた。
 驟雨の中、バスで出勤。
 ふつう、雨っていやなものだけど、あまりにも雨が降らずに暑い日ばかり続いていたので、土砂降りでもちょうどいいくらいの「いいお湿り」だ。
 阿川版「浦島太郎」に間違いを発見して、急遽、版下差し替え。やっぱり編集者がいないと恐いなあ。
 電子出版で出版社を通さずに作家が自ら「書籍」を出版できる、などといわれているけど、僕は自分の取り分を減らしてでも編集者にいて欲しい。
 そのあとは連載エッセイ。
 今年の日本の夏が暑いか。その感覚を文章でカナダにいる読者に伝えるエッセイ。
 そもそも言葉で表現できない「感覚的なもの」を文字で伝える、という作業が楽しいのですね。
 ああ、小説家でよかったなあ、と思う。
 その後、考えごとをしていたら、いつのまにか、午前3時になっていた。
 寝る直前に食べるのはよくないので、ほど近い「欽ちゃん餃子楼」で餃子とビール。
 美味しい餃子でした。
 壁に誰かのサイン入り色紙が貼ってあり、「欽ちゃん餃子桜」さんへ、と書いてあったのがしみじみ笑えた。
 仕事柄、時々、サインをしたり色紙を書いたりするのだけど、ふだんパソコンで字を書いているので、手で漢字が書けなかったりするわけで、こういう間違いは人ごとではないのだけど。
 というわけで、自宅についたのは午前4時40分。
 わずかに明るくなり始めていた。
 それからまだ仕事中の妻を手伝ったりして、午前5時半、就寝。