黄金町バザール2014開幕

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 いよいよ黄金町バザール2014が開幕。
 午前10時に事務所に出て、最終チェック。
 夕方6時、オープニングレセプション。
 ものすごい数の来場者で会場の外にまで溢れている。
 外気温も2度くらい上がっている感じだし、室内も人の上記で写真がもやっとしている。
 ひととおりのセレモニーの後、阿川大樹作詞作曲による合唱曲「地図を作ろう 黄金町の歌」が地域の合唱団「コールなでしこ」によって初演された。
『横浜黄金町パフィー通り』のラストシーンを現実の世界で実現するというプロジェクトでもある。
 自分で演奏しない曲を書いたのは「夢の遊眠社」以来初めて。
 歌の初演で何より素晴らしかったのは、パフィー通りと呼ばれた売春街の真っ只中だった場所で、町のお母さんたちが、本当にうれしそうに、そして、誇らしげに、黄金町の歌を唄ってくれたことでした。
 5年間仕事場をもった町に恩返しができました。
 歌っている人たち、そして、それを聞いている町の人たちを見ていて、音楽の持っている力を感じました。小説を書くことは簡単ではないので、音楽活動は実質的に封印しているのですが、音楽をやりたい衝動に駆られます。
 終了後は、徳間書店の人たちと近所の「和泉屋」で軽く飲む。
 雨が降っていたので、電車で帰宅。