Diary

W20+100mX2

 料理するとテンションが抜けるので、昼食は大戸屋。
 その足で、ランドマークのスターバックスへ移動して執筆。すごい、1時間に5枚も書けた!
 5時を過ぎたのでスポーツクラブのプールへ。
 この時間は、デイタイムの会員が出て、勤め人の人が来ていないので、プールに3人しか人がいなかった。
 ウォーキング20分+水泳100mを2本。
 少しだけ、体の柔軟性も改善してきたかな。(前屈で、なんとか床に指が着くところまで)
 米が切れてきているので、スーパーによって米とパンと牛乳を入手。
 4日ぶりに自宅での夕食。ブリの兜焼き、同じくアラ煮、モヤシとピーマンの炒め物、豆腐の味噌汁。
 夕食後、短編のゲラチェックを終わらせ、修正部分のみ、出版社にFAX。
 久々に、「FAX送付状」なんてのを書いたような気がする。

映画化の話

 『D列車でいこう』を読んで、こんな感じに映画化を考えてくださっている方がいます。
 ありがたいことです。
 http://yuusuke320.blog115.fc2.com/blog-entry-132.html
 現実の『D列車でいこう』映画化の話は、まだ内緒の段階なのでお話しできませんが、いろいろ動きはあります。
 どちらにしても、映画は映画の人の作品なので、原作者は映画作りにあまり関わらないのですが、逆に、半分内輪、ほとんど他人、というポジションから楽しみにしています。

負の遺産を資産だと考える若者たち

 2005年まで、横浜の黄金町の大岡川沿いには売春宿が並んでいた。
 春を売るビジネスは行政により一掃され、小さな店舗が残った。
 国際的な観光都市であり、お洒落な町として人気の高い横浜市としては、その歴史は汚点であるらしい。
 もちろん法を犯していい筈がない。が、誰でも知っているその地域は2005年までたしかに売春宿であり、夜、そこを通れば小さな小さなそれぞれの店の前には、挑発的な服装をした外国人が、学園祭の芝居小屋のように、蛍光灯にピンクや青のセロファンを巻いた照明に照らされて立っていたのだ。
 15分とか30分とか、わずかな時間にセックスを売るその場所は「ちょんの間」と呼ばれていた。
 法律はなにも変わっていないが、2005年を境に、行政はそこを「再開発」することにしたのである。いまその歴史自体も消してしまいたい負の遺産であると行政は考えているらしい。
 往時には月70万円はしたといわれるそのあたりの空いた店舗は、いまは家賃5万円で、まがりなりにも飲食店の設備が施されているから、若者がわずかな資金で店を開くことができる。
 金はないけれど実現してみたいアイデアをもった若者が、「消し去りたい負の遺産」を「文化遺産」という「資産」だと考えた。
 この町の町おこしをしてやろうじゃないかと考えた若者がいた。
 そう、新宿ゴールデン街も、都橋商店街も、ほとんど同じ空気をもっている。あるいは新橋のガード下だってそうだ。僕はゴールデン街で飲んでいる億万長者を何人も知っている。何十億円の買い物をした人が、同じ夜、1500円の飲み代を奢られている場面だって目撃したことがある。
 もちろん、いかがわしい悪の巣窟などではないし、ただの貧乏人の巣窟でもない。
 猥雑な空気こそが資産であるというのは、そこに集まる人たちが多くいることが証明している。それを積極的に必要としている人間が少なからずいるということなのだ。
 画一的なクリーンさを求め、過去の歴史をできれば封印してしまいたいと考えた行政と、その町を面白いと思った若者たちは、どうやら、どこか相容れないところがあったようだ。
 夜の9時、僕はそんな若者たちに初めて巡り会い、午前3時まで語り合った。
 ものすごく楽しかった。
 彼らのやろうとしていることは正しい。
 どうしたら、あの町を本当の意味で守っていくことができるのか、僕の頭は回り出している。
以下、彼らの好意により、ちょんの間の中を撮影させてもらった
 建物はものすごくきれいだ。
 同じように以前は青線だったゴールデン街は売春防止法(1956年)施行から立て替えられていない木造建築であるため、かなり老朽化している。だが、黄金町は2005年まで現役の売春宿であり、現代の衛生観念にそってリニューアルされている。
 飲食店であるはずなのに、トイレにシャワー設備があるのが、「そのため」の店であったことを物語る。
 店の裏口も道路に面している。万一の時も逃げ出すことができる構造だ。
 今は月5万円の家賃も、かつてはこの狭さで70万円。つまり、それだけの「上がり」があったということだ。
 物件によっては、ひとつの店の、土地と上屋、さらにはカウンターと二つの部屋が、それぞれの別の所有者になっているという。さらには日本にいない外国人の所有になっていることもあるという。
 このような権利関係の複雑さは、女一人と部屋ひとつが、それぞれにビジネスユニットであったことの名残であり、またそれがこの地区の再開発をむずかしくしている。
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 短いスカートの女が客を伴って昇ったであろう狭くて急な階段
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 壁から壁まで人が横になるぎりぎりサイズのベッドで占められている部屋。
 もはや売春宿ではないので横になっている男性は「客」ではない。(念のため)
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 小さな窓の外は大岡川。春にはサクラが咲き誇る名所だ。
 昼間の外のようすは、こちらの関連エントリーで。

飛行機の座席の決め方

 今回の沖縄行き、いつものANA127便、席はいつもの76H(二階席前から6列目通路側)。帰りも同じ席をとっている。
 通路側の方が足下が広い。窓側を好きな人が多いおかげで、座席が3つ並んだ列の通路側を真っ先に予約すると、隣が空席になる確率が高い。
 空いているときには3つ独り占めにできる可能性も高い。もしそうなれば、肘掛けを跳ね上げると横になって眠れる。そうするとビジネスクラスよりむしろ快適だ。ただし、シートベルトをふつうのやり方ではできないので乱気流に注意。
 トイレも行きやすい。客室乗務員のサービスも受けやすい。頭上の荷物入れにちょうど手が届く。脱出用のドアから2列目で歩いて6歩くらいだから、いざというときの脱出の際も生き残りやすい。
 窓側は外が見えるという以外には何のメリットもない。そもそも、ほとんどの時間、見えているのは雲ばかりだ。でなければ暗闇。
 二階席は搭乗ゲートからも近いし団体客に遭遇しにくい。逆にデメリットは頭上の風切り音がうるさいこと。(対策は、ヘッドフォンステレオで耳を塞いで毒をもって毒を制す)
 ちなみに、ふたりで旅行するときは、真ん中を空けて通路側と窓側をとると、(他が空いているのにわざわざ真ん中を選ぶ人はいないので)3つの座席を独占できる可能性が高くなる。万一、真ん中に人が来たら、現場で代わってもらうように頼めば、ふつう拒む人はいないので問題なし。

『ガイシの女』(汐見薫 講談社)

 汐見薫さんの新作が出ました。
 デビュー作『白い手の残像』(ダイヤモンド社)以来、満を持しての新作です。
『ガイシの女』(汐見薫 講談社 1785円)
 外資系銀行に勤める岩本杏子(34歳)負け犬キャリアウーマンが企業犯罪の犠牲になった兄の死の真相をさぐっていく物語。
 汐見さん自身、東京外語大卒業後、外資系銀行で働いていたので、いわばかつてのホームグラウンドに舞台をもってきての作品ですね。楽しみです。阿川で言えば『覇権の標的』で半導体業界を舞台にしたようなもの。
 実はまだ読んでいません。これから入手予定。
 ご承知のように阿川はいままで(それから多分次も)「仕事のできる女」というのをメインキャラクタにして作品を書いてきているので、もしかしたら、相通じるところがあるかもしれない予感がします。
 前作『白い手の残像』でも気持ちのいい読後感がありましたが、何しろ小説家でしかもミステリー作家のくせに、お酒が飲めなくて、推理作家協会のパーティでも、真っ先にケーキに手を伸ばしてハリウッド系作家の隣でひたすら「ひとりケーキバイキング」をしているような人なので、たぶん、本作もふつうではない形で楽しませてくれるのではないかと期待しています。

切なる願い 営業をやめないで!!

 マクドナルドの4店で、日付の改ざんがあったそうだ。
 マクドナルドにお願い!
 僕は、古いのでも、書き換えたのでも、一向にかまわないので、絶対に営業を自粛したりしないでください。
 マクドナルドがなくなると、すご~く、困ります。
 どうか貧しい小説家を助けると思って、安易に自粛したりしないで、営業を続けてください。
 お願いします。お願いします。お願いします。
 報道機関のみなさまにお願い!
 どうか僕の大切なマクドナルドをいじめないでください。
 かけだしの小説家の将来のために、マクドナルドを営業停止に追い込まないでください。
 お願いします。お願いします。お願いします。
 ついでに、赤福も、はやく営業再開してくれるようにお願いします。
 事件が起きて、あの味を思い出してしまって、もう、無性に食べたくてガマンできません。
 ちょっとぐらい古くてもかまわないし、いつまで食べるかは自分で決めますから、どうか僕に赤福餅を売ってください。
 お願いします。お願いします。お願いします。
 嘘をついちゃいけないよ。
 でも、消費期限や賞味期限なんて、本来、食べる人が決めること。
 だって、売る人は店頭までしか保証できない。
 買ってからどう保管してどう調理するか、食べる人の胃腸の状態はどうか、なんてことは売る人の知ったことではない。むりに安全にしようとすれば、まだ全然食べられるのに期限が終わるように書くしかないじゃないか。
 たとえば、玉子なんて、冬場なら消費期限(産み落とされてから14日間)がきれてから、実際は47日後でも生で食べられるらしい。

映画『ミッドナイト・イーグル』

 第16回サントリーミステリー大賞の候補は3人。
 大賞の高嶋哲夫さんはもちろん、新井政彦さん(日本ミステリー文学大賞新人賞)、阿川大樹(ダイヤモンド経済小説大賞優秀賞)と、同期3人とも、いまでは作家デビューしています。
 そんな縁で、ときどき3人で呑んだりしています。
 そんな高嶋哲夫さんの話題作を映画化した映画『ミッドナイト・ イーグル』が11月23日から全国で公開されています。
 邦画として初めての日米同時公開。それてすごいです。
 阿川は原作を読んでいますが、スケールが大きくてとっても面白い。まさにハリウッドスケールの物語。
 映画も時間を作って絶対に見に行ってきます。
   映画の公式サイトは、 こちら
   原作の文庫版『ミッドナイトイーグル』は こちら です。
映画についてGyaoのサイトの文章ではこんなかんじ。

【STORY】
 厳冬の北アルプス上空。米軍の戦略爆撃機“ミッドナイトイーグル”が深夜、忽然と姿を消した。搭載された「特殊爆弾」が起爆すれば、日本全土を未曾有の惨劇が襲う。機体回収に向かった自衛隊の特別編成部隊だったが、彼らを待ち受けていたのは想像を絶する吹雪と、敵国工作員の精鋭部隊だった…。
 映画化は絶対に不可能といわれた、高嶋哲夫の同名小説がついに映画化! 雪山の山岳訓練を積み重ね、極寒の北アルプス山岳シーンに果敢に挑戦したのは、大沢たかお、玉木宏、吉田栄作の3人。ヒロインには竹内結子を迎え、2008年のお正月映画第一弾作品にふさわしい壮大なスケールの作品が完成しました。
『ミッドナイト イーグル』
 2007年11月23日 全国拡大ロードショー
 出演:大沢たかお、竹内結子、玉木宏、吉田栄作、袴田吉彦、大森南朋、石黒賢、藤竜也
 監督:成島出/原作:高嶋哲夫「ミッドナイトイーグル」(文藝春秋刊)
 製作:「ミッドナイト イーグル」パートナーズ
 協力:防衛庁、陸上自衛隊、航空自衛隊
 2007年 / 日本

 すでに見てきた人の情報では、予想通り、とても面白かったということでした。
 以前にはエイプリルフールでお騒がせしましたが、阿川の作品の映画化も、現在、某所で秘密裏に画策されています。それ以外にも、内緒のアクティビティもあり、すべて順調なら、2009年(再来年です)には、阿川大樹原作の映画/TVドラマ作品が、続々、公開されるかもしれません。乞うご期待。

プールの帰りに Swarovski

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 スポーツクラブから、帰宅する途中、ランドマークプラザにあるクリスマスツリーのイルミネーション・イベントに偶然遭遇。
 なんとなくもっていた GR Digital で手持ち撮影。
 レンズがすばらしいので、このカメラで撮影すると、ちゃんと直線が直線に写る。だから天井を見上げると遠近法で吸い込まれるような気分がする。こういう写真は、ズームレンズではなく 28mm 単焦点にしているこのカメラの独壇場。
(携帯サイト用メッセージ:このサイトを携帯で見ている方には、課金が高くなる割に小さく見えるだけなので、残念ながら画像を開くのはあまりお薦めできません)
 プールでのリハビリは、水中ウォーキング20分+25mx4。
 本人、かなりセーブして運動しているつもりなのに、たったこれだけで夕食後には疲労が出て、横になるしかない。
 早く体力を回復したいので運動は必要だが、運動すると疲れて原稿が書けなくなる。ジレンマである。
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結婚記念日 銀座ライオン

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 午前3時、ソファで目覚める。
 ベッドで続きを寝ようかと思ったけれど、意外に頭はすっきりしているので、起きてしまうことに。
 きょうは、24回目の結婚記念日だ。
 物心ついてからの人生の半分くらい結婚生活を送っていることになる。当然、親兄弟と住んでいた期間よりもながい。
 午後3頃、家を出て、新橋から銀座へ。
 七丁目の「銀座ライオン」。この建物は1934年に建造された名建築。
 ビールの注ぎ方のうまい店、料理のおいしい店がどんどん増えている昨今、実は、この店、ビールも食べ物もあまりおいしくない。
 歴史にあぐらをかいて取り残されているところは、電子立国日本の幻影、経済大国の幻影で、とっくに半導体産業は衰退し、ひとりあたりGNPで世界15位(2005年)にまで落ちてまだ坂を転げている途中の、いわば昭和の幻影に生きている今の日本の象徴みたいなところだ。
 でも、歴史というのはかけがえのないもので、味がどうのというのとは別に、ここでビールを飲んでいることに豊かさを感じるのだ。
 祝日の午後5時。年齢層は60歳代中心。20代は外国人より少ない。
 何年に一度しか来ないけれど、銀座にきたらライオンでビールを飲むと決めている、というような人に愛されている店である。
 あとは、銀ブラ。全部の店がきれいなので、歩いてること自体が楽しい。
「ピアジェ」の前にストレッチリムジンがつき、中から降りてきた58歳くらいで若作り、というかんじの男性がひとり、警備員のいるドアをくぐって中に入っていった。
 昨夜の新宿歌舞伎町のようなエネルギーが、僕はとても好きなのだけれど、一方、紅葉や桜が無条件に人の心に安らぎを与えるように、銀座は気持ちのよい町である。
「立田野」であんみつのお土産を買い、家に帰ってから緑茶を淹れて食べた。

松阪牛のすき焼き

 午前6時起床。
 朝型である。ちょっと時差ボケ気味で眠いけれど、悪くない。
 昨日、懇意にしている松阪の農家から松阪牛が届いたので、さっそく今夜はすき焼きだ。スーパーにネギや椎茸を買いに行き、いただいた1Kgのうち、380gほどを夫婦二人で食べる。
 ご飯も炊いたけど、お腹いっぱいでもう食べられない。
 おいしく、たっぷり、いただきました。
 ただし、問題がひとつ。新築8ヶ月のマンションの居間にすき焼きのニオイがついてしまった。窓を開けても、換気扇をまわしても、いつまでもニオイが消えない。
 まあ、とりあず「松阪牛の香り」を楽しもう。(笑)