老舗はダメだ

 Baybike で日本大通りまで。
 気分を変えて、カフェで朝食を摂ろうと思い立ったのだ。
 事前調査で10時からオープンしているという “Cafe de la Presse”へ。
 ところが10時に行ったら電気が消えている。
 すぐ隣の新聞博物館のチケット売り場の女性に聞いてみると、10時に開くはずだといって、一緒に戸口まで行ってくれたのが、午前10時10分を過ぎたところ。
 ドアはロックされていたが、なかから男性が出てきて、営業しているという。
 ところが喫茶だけで食事は11時からでないとダメだと。
 ウエブサイトには10時開店と書いてあり、食事のメニューがあり、特にランチタイムの記述もない。どう見ても10時に行けばメニューに書いてあるものを食べることができるとしか解釈できない。
 そもそもちゃんと10時に開店していない時点で、商いをする人間としてアカン。
 博物館が開くのが10時で、博物館を見終わった人が来ることを勝手に限定して想定しているのだろうけど、それならそれでホームページにそのように書いておけばいい話。
 実は経営がアルテリーベだというので、いやな予感がしていた。
 レストラン・アルテリーベは横浜の老舗だけど、老舗にあぐらをかいている、というより、世の中のレベルアップから取り残されてきていて、要するにセンスが古い。「昔の高級なもののイメージ」を追求するだけで質がともなっていない。
 安い店のレベルがどんどん上がって、高い店もどんどんレベルアップしている時代、レベルアップしない昔ながらの老舗は「格好だけの名店」になってしまっている。
 創業大正7年の横濱のれん會メンバーである中華「玉泉亭」も、サンマーメンで有名なだけど、昔の中華そば屋のまま進歩していないので、中華料理のレベルの高い伊勢佐木町にあって、いついっても客がいない。
 みなとみらいの LEONE MARCIANO もアルテリーベの系列なのだけど、ここもダメ。
 まあ美味しいのだけど、値段はそれ以上に高い。
 イタリア料理なのにポーションが小さい。
 値段の分、料理の味ではなくインテリアに凝っているところがバブル時代の感覚。
(パン職人のアンドレアさんが焼くパンはとても美味しいのだけど)
 というわけで今日は、老舗の多くはダメだ、という話でした。