7月4日も静かに終わり。
アメリカと日本を行ったり来たりしていたころ、独立記念日を、心底、楽しそうに、誇らしげに、祝っていたアメリカ人たちを、うらやましく思ったことを思い出す。
独立記念日が近いカリフォルニアのフリーウエイ101を南に向かっていると急に道路がストップしてしまう。すぐ横のモフェット空軍基地のまわりで戦闘機が編隊飛行の練習。よそ見が危険なので幹線道路を止めるんだ。
轟音を立てて彼らは急上昇急降下をしていく。それを見て渋滞した車から歓声が挙がる。
日本で東名高速止めて自衛隊機が編隊飛行、それもショーの練習のために、通行止めにしたら、非難囂々だろうけど、アメリカ人は独立記念日なんだから、そっちの方が大事だとみんな思ってる。
独立記念日には、あちこちで花火が上がる。でも、戦闘機の編隊飛行はあんなにすごいのに、花火はショボイ。そもそも丸く開かない。それを見て、「へへ、日本の方がずっと上だぜ」と僕は一人で日本人であることを喜ぶんだ。
午後5時過ぎ、ヨットハーバーに小さな用事を済ませにいって、ちょっと夕涼みと思ったら、遠くで雷の音。
慌ててバイクで走り出したけど、黄金町の事務所に戻るまでに間に合わなかった。
高架下のバイク駐輪場に入った後も、わずか50mの事務所まですぐには動気出せず、15分くらい待機。
目の前の建築では雨樋があふれて、どどどと滝のように水がアスファルトに叩きつけられている。
少し小降りになったところで、残り50mを歩いて事務所へ。
全部着替えて、エアコンの前に並べて干す。
でも、そういうのも夏らしくていい。嫌いじゃない。
乾くまで帰れないので、仕事。
(そうじゃなくても、仕事場なので仕事)
