日: 2013年9月7日

エマージェンシー

 当社比で調子よく朝まで原稿を書いていたので、寝たのは午前6時過ぎになった。
 少し朝型に戻したいので睡眠時間を3時間に決めて午前9時過ぎに目覚ましをかけたのだけど、起きられずにベッドにいたところ、10時15分、電話がかかってきた。
 ラトビア共和国のリーガにいる妻から。
 前日に転んで膝を痛めて歩けなくなっているという。
 しかも、今日は移動日で予定ではあと3時間半でホテルをチェックアウトして、バスでエストニア共和国に向かうことになっている。
 出張を中断して、帰国するかどうか、3時間後のバスに乗るかどうか、早急に判断しなくてはならないことになった。
 こちらではクレジットカードのサポートデスクや旅行保険の状況を調べる。
 もし、なんとかバスに乗れるのであれば、荷物のこともあるし安全のこともあるので、できるだけ同行者と一緒に行動した方がいいが、それができるかどうか。
 向こうも土曜日で病院も開いていない。
 次ぎにケガの状態と対処法を調べる。
 本人は靱帯損傷の可能性もあるといっていたが、こちらで調べた限りでは、症状からしてふつうの捻挫であると一時判断。
 何回か電話して、順に情報を伝える間、向こうは移動のための荷造りを進めていたが、不自由だがなんとか歩くことができるようなので、バスで予定通り移動することに決定。
 持参したロキソニンテープを貼ること、材料があればテーピングするか、もし、なければいま巻いている包帯を少しきつく巻き直してサポートするようにすると楽になるはずだと進言。
 なんとかバスに乗れそうなので、そこでいったんサポートを終える。
 そこから午前中やる予定だった雑用を済ませ、午後6時前、黄金町に出勤。
 しかし、あんまりやる気が出ないので、しばらくいて帰宅。
 家にもどってから少し原稿書き。
 ランニングする予定は達成できず。
 ブエノスアイレスのICO総会の日本とスペインのプレゼンテーションをインターネットで見ながら、原稿の整理。
 個人的には五輪招致は反対だけど、プレゼンテーションは良かったと思う。
 ちゃんとスピーチライターの書いた原稿はいい。
 CMの何倍ものコストをかけた映像は素晴らしい。
 こうして「つくったもの」は「ありのまま」のものよりすごくよかったりする。
 フィクションの世界にいる小説家阿川大樹は、それを見て思わずにやりとしたのだった。