日: 2012年5月28日

ベネチアの路地と社会システム

Rxxx.jpg
(どんな小さな路地にも設置されている街路灯)
 月曜日。紙ゴミの日。
ベネチアのゴミの分類;
 普通ゴミ(鉄もここに含まれる!)
 ガラスゴミ(PET、プラスチック、ガラス、アルミ)
 紙ゴミ(新聞雑誌などだけでなく鼻をかんだ紙も含めすべての紙はこの分類)
 普通ゴミの回収は月曜から土曜の朝。
 ガラスゴミは火木土の朝
 紙ゴミは月曜の朝。(他の日もあるかも)
 その他、道は作業員が頻繁に清掃している。
(でも、それ以上に頻繁に犬が糞をしていく)
 夜のうちに家の前にゴミを出しておくと、地域によるけど、うちの場合、午前8時過ぎに回収していく。
 このあたりの公共サービスはなかなか充実している。
 ベネチアは路地の街だが、どんな狭くて短い行き止まりのような路地でも、必ず公共の街灯がついていて夜は明るい。
 意外にもベネチアには夜暗い路地はひとつもないのだ。
 街灯にはすべて管理番号がつけられている。
 ベネチアに限定すれば治安はものすごくいい。
 深夜1時に、若い女性一人がミニスカートで歩いているのも普通。
 そのかわり、まともに税金を払っている人は、なんだかんだ収入の4割ほどの税負担。
 その代わり医療費も無料。もちろん出産経費も。
 イタリアは高負担高福祉の社会だ。
 とにかく食べ物が安いので、住むところさえあれば、収入が少なくても生活は楽だ。
 電気代が高いので、蛍光灯型電球がとても普及している。シャンデリアにも!
 問題は、払うべき税金を払っていない人が多いこと。
 聞くところによれば、国民の半分以上が税金を払っていないという。
 ベネチアは観光客からできるだけたくさん金を取ろうという姿勢がはっきりしている。
 ホテルに泊まると宿泊税一日ひとり3ユーロ。
 水上バスは市民は1回1.5ユーロ、旅行者は7ユーロ。
 1週間以上滞在するには住民登録が必要で、そのための費用がなんと約150ユーロ!
(でも、ユーロ圏の移動が自由でパスポートチェックがないので、多くの場合、1週間以上滞在していると行政が把握するのは事実上困難)
 ちなみに、日本では増税論議が盛んだが、各種控除などで日本人の8割は所得税が10%以下。
 消費税が5%。
(年金や健康保険を別に取られているとはいえ)これで税金が高い、増税はケシカランといっているのはとても不思議な気がする。
 増税は無駄をなくしてから、というのは正論に聞こえるけど、僕は間違っていると思う。
 無駄をなくす能力が政治家や官僚にあるならそもそも財政危機になったりしない。
 能力とやる気のない人たちに、できないことを期待するのは非現実的だから、無駄をなくすのを待っていたりしたら間に合わない。
 必死で小説書いているより、生活保護を受けた方が収入が多い、という程度には日本の福祉は充実している。
 税金ぐらいもっと払おうよ。
 て、比較の仕方が変かな?
 今日も、夕方、散歩。
 いよいよ脱稿が近い。
Rxxx.jpg