日: 2012年5月4日

スーパーを巡る旅

 ゴミ出しは、普通ゴミに関しては毎日。
 ガラス(この分類には、PETやプラスチック、アルミが含まれる)は、近所の人の出す日を見極めてその日に、と言われている。
 夜のうちに玄関の前に出しておくと、朝までに回収に来ると聞いていたが、実際は朝10時くらいまでに集めに来るようだ。
 ベネチアには自動車はないから、ゴミ回収員も路地から路地を歩いて集めて回るわけで、大変な仕事だ。
 というわけで、初めてのゴミ出しで、夜に出したゴミが朝になくなっていないから、ちょっとびっくりしたけれど、よそのうちのものもでているから、しばらく様子を見ているうちにやがて、収集員が来て持っていったようだ。
 路地の清掃も、ユニフォームを着た人がときどきやっている。
 全島、どの路地も観光客が歩くし、犬の糞は頻繁に放置されているし、鳩やカモメの糞もあるから、掃除の仕事もなかなか大変だと思う。
 それでも、ベネチアのそうしたインフラはかなりしっかりと機能している。
 明かりにしても、どんな狭い路地にも街灯がついていて、夜中でも真っ暗になる道はない。
 治安はとてもよく、広場のベンチでパソコンを拡げて仕事をしていても、かっぱらいに遭う不安はない。
 さてこちらは、仕事は仕事で淡々とこなしつつ、気分転換に生活改善に手を付ける。
 当面の問題は、食器を洗った後の水切りがないこと。
 ゴミを分別して捨てておくごみ箱がないこと。
 鍋はたくさんあるがフライパンは小さなものしかない。
 洗いやすく、捨てやすくないと、料理の楽しさが半減する。
 ベネチアは「ここへ行けば何でもそろう」という大規模店がない。
 ごみ箱や食器の水切りをどこで手に入れたらいいかわからない。
 というわけで、とりあえずカナレジオのスーパー BILLA へ行ってみることにした。
 歩くと結構遠いのだけど、トラゲット(観光用でない渡し船のゴンドラ)をつかえばかなり近道ができる。
 と地図で確認して最寄りのトラゲット乗り場へいってみるが、岸のこっちにも向こうにもゴンドラの姿はない。いくら待ってもそれらしいものは現れない。
 休業とかいつが運行時間だとかそんな表示もない。
 しかたなく20分以上歩いて BILLA へ。
 この店は初めて行くわけではないが、家の近くのCOOPばかり行っていたものだから、品揃えの豊かさに興奮する。
 それでも調理器具はごくわずかしかなく、買う決心をするには至らない。
 店からリアルト橋よりの Canpo S.Sofia にあるトラゲットは運行していたので、50セントで魚市場のところまで運河を渡ることができた。
 大運河を渡るにしても、リアルト橋は観光客で混雑しているので、用事があって使う通行路としてはひどく効率が悪いから、50セントの渡し船はありがたい。
 広場へでてネットに繋ぎ、BILLAの他の店舗を検索。
 なんと、家の南の近いところにあるではないか。
 というわけで、仕事から帰ってきたカミサンと合流して、S.POLO の BILLA へ。
 カナレジオ店ほど大きくないけど、食料品的には使える。
 夕食は、Penne rosso con tonno e funghi.
 ツナとマッシュルームのトマトソースのペンネ。
 1リットル1.4ユーロで買った箱入り白ワインは不味かった。
 もう少し高いのにしようと思う。