
(朝の Campo San Giacomo da l’orio = ここのベンチが僕の仕事場のひとつ)
朝一番に下まで新聞を取りに行く。
(家ではインターネットがつながらないのでサン・ジャコモ広場へ「朝日新聞デジタル」をダウンロードしに行くことを「下まで新聞を取りに行く」ということにした)
朝食はスクランブルエッグに昨日のペスカトーレソースをかけたもの。
こっちのプチトマトは枝付きで、一粒一粒、味も大きさもバラバラ。
それが自然なはずなのに、日本の野菜はおかしいと改めて思う。
そういえば、放射能騒ぎの時に、二股のニンジンやトマトが獲れたのを放射能の影響で奇形ができた騒ぐ人たちがいたのを思い出す。
自然というのは不揃いなものなのだ。不揃いこそが自然のなせる技だ。
工業製品じゃないのに、粒の大きさも色も味も全部揃ったプチトマトの方がよっぽど異常。
アメリカもそうだけど、ベネチアの玉子は黄身の色が薄い。
日本の玉子はエサで色をつけているのでオレンジ色をしている。色が濃い方が栄養があると勘違いしている消費者のために赤いエサを食べさせて色をつけているのだ。
(テレビでやっていたけど、ニワトリに緑の餌を食べさせると緑色の玉子も産ませることだってできる)
バスルームの電球が切れた。
朝食後は再び広場でメールのやりとりを済ませ、COOPで買い物をして帰ってくるといういつものパターン。
Posso avere una borsa ?
ゴミを捨てる袋が必要なので、今日はスーパーの袋を買った。一枚10セントを2枚。
昼食はハムとチーズとパン。
ヨーロッパはどこでもだいたいパンは美味しいのだけど、ここのCOOPのパンはいまいちだ。
広場に行くたびにCOOPに立ち寄るのをしばらくの間のルールにしているので、二度目のコープでは、一番安いビール、追加のトマトペースト、追加の発泡水、オリーブの瓶詰め、唐辛子、オレガノ、などを買う。
これで基本的な調味料(塩、砂糖、アチェートバルサミコ、オリーブオイル、白ワインビネガー、黒胡椒、唐辛子、オレガノ、バター、パルメザン・チーズ)が揃ったので、まずまず自由に料理ができるようになった。
シトラスのシロップというのも置いてあって、試しに嘗めてみたら、酸っぱくて少し甘くて、サラダなんかに使えそうな味だった。
イタリア料理は、日本でも家やレストランで食べているので、イタリアに来てイタリア料理だけを食べていても、異国で口に合わないものを食べている感じが全然ない。
日本で食べている料理が、一部分だけに範囲が狭まっているだけのことだからだ。
食事に関しては、どの国よりもイタリアが馴染む。
アメリカでは同じ味なのはステーキとハンバーガーだけで、中華も日本食も日本とは味が違う。
午後3時過ぎ、妻が昼食抜きで帰ってきたので、ペンネを茹でてトマトペーストとチーズをかけるだけの手抜き料理。
瓶詰めの「キノコのオイル漬け」「スタッフドオリーブ」をつまみに出して、ベルギービールを飲む午後。
その後、仕事の続き。
途中、電気のエクステンションコードを買いに出る。
部屋が広すぎるので、電源の延長コードがないと人間が壁に貼りつかざるを得なかったのだ。
バスルームの天井の電球を交換しようと椅子を二段積んで試みるも、カバーの外し方がわからない。
見えないところがどうなっているのか、日本の電気器具の常識が通用しないのでお手上げ。
無理にやったら壊しそう。
とりあえずもうひとつバスルームがあるので、問題解決は明日以降とする。
夕食はサーモンのコットレッタ(薄いカツレツのこと)の予定。

(昨日の買い物)
