月別: 2011年9月

祝・角川春樹事務所創立15周年

 シーツとベッドパッドの洗濯をしているあいだに食器洗い。
 運動に出たついでにニトリで枕と枕カバーを買う。
 本日は都内なので黄金町へは出勤せず。
 午後、神保町へ。
 せっかくカレーの聖地・神保町に来たのだから、と、まず古書センターの二階にある「ボンディ」でチキンカレー(1450円)。
 うーん、不味くはないけど、いまどき美味しいところはたくさんあるからなあ。1500円という値段だとどうしても評価は厳しくなる。
 料理というのは老舗が美味しいとは限らない。
 外食業界は競争が激しくものすごく進歩の速度が速いから。いまやコンビニ弁当はそこいらの食堂よりも絶対に美味しいしね。特にそば屋とカレー屋はそれが顕著。
 日本蕎麦は老舗で美味しいところもあるけれど、現在のトップレベルはたいてい歴史の新しい店だ。
 白山通りのロイヤルホストで、向かいのビルの出版社と打合せ。
 単行本のスケジュールが来年2月にほぼ決まり。
 その後、やはり白山通り沿いの如水会館で「春樹事務所創立15周年祝賀会+第三回角川春樹小説賞授賞式」。
 僕の中の角川春樹社長のイメージは四十代だったので、ちょっとびっくりした。
 もちろん人間の年齢だから僕が追い越してしまうわけはないのだけど。
 しかし、永遠に四十代のイメージを人に与え続ける人というのもすごいと思う。
 10年ぶりに再開された角川春樹小説賞は、審査員・北方謙三、今野敏、角川春樹。
 受賞作は又井健太『新小岩パラダイス』。
 会場出口で頂戴したので電車の中でちょっと読んだけど面白そう。
 乾杯の音頭は紀伊國屋書店社長、中締めは森村誠一。
 森村誠一さんは毎年、つまり今までに15回、このパーティでスピーチをしているのだそうだ。
 森村誠一・角川春樹といえば映画「野性の証明」「人間の証明」などで一世を風靡した。
 始めて参加するパーティだったので、知っている人がいるかどうか不安だったけれど、推理作家協会のソフトボール仲間が集まっているテーブルがあって一安心。
 終わり頃は、『D列車でいこう』を「NHK-BS週刊ブックレビュー」で紹介してくれた吉田伸子さんとか、『D列車でいこう』文庫版の解説を書いてくれた東えりかさんをもっぱら黄金町へ勧誘。新聞で『D列車でいこう』を紹介してくれた西上心太さんももしかしたら来てくれるかな。
 僕は黄金町観光特使みたいなものなので。(笑)
 午後8時に会がはねて、執筆期間中につき、まっすぐ帰宅。

バッテリー充電

 二輪駐車場の月極料金を払いに行くのを兼ねて、オートバイで通勤。
 本当は遠回りして少し走ってスタジオへ出ようと思っていたのだけど、
 1)携帯電話が家にないので、スタジオにあることを早めに確認したかった
 2)夏の間に乗らなかったためバッテリーが弱っていた
 という理由により、結局、最短距離で出勤。
 本日は黄金町バザールが休みなので、スタジオ周辺に人通りがない。
 バッテリーを外して室内で充電開始。
 バケツに水を汲んで、駐車場で埃をかぶったバイクを洗車。
 その他、昨年11月の事故修理以来、外したままになっていた部品を取りつけたりと、軽い整備も。
 あとは短編を書き継ぐ。
 午後九時前、疲れたので帰宅。バッテリーはフル充電だ。

短編執筆中

 構想モードを抜けて、短編執筆本格スタート。
 まず、Baybike で横浜公園のモリバコーヒーで書く。
 そこから徒歩で黄金町へ。
 途中、関内の味奈登庵でもりそば300円。
 ここはこれで腹一杯になる。とてもじゃないが大盛りなんか食べきれない。
 スタジオで続きを書いていると、ニューヨークにいるはずの知人が当然ガラス戸の外に。
 隣に短期で制作をしているアーティストの知り合いなのだとか。
 しばし、歓談。
 また執筆に戻り、初日としては快調。
 まだ先が少しあるので飛ばしすぎないように、そこそこで切り上げる。
 午前零時前、帰宅。
 心と体の体力の配分がこの商売のキモと最近つくづく思う。
 その一方で、ガンガン書ける自分も作っていかなくてはならない。
 こちらは、おそらく無駄な気力の消費を省く心の省エネが必要だ。たぶん。
 夕食は皇膳門の回鍋肉の定食。680円。

さらに、祝・30周年

 午後3時、アーティスト連絡会。
 短編のイメージが固まったところで、午後7時過ぎ、昨日と同じ馴染みの飲み屋さんへ。
 ママには創作上も調べものに協力してもらったり世話になっているので、こういうときはご祝儀代わりに連日顔を出す。
 小さな店のキッチンから本格的でとても美味しい中華料理が出て来る。魔法のような店だ。
(ふだんはメニューが限られているけど、30周年記念ということで特別に仕込みをして腕を振るっている)
 午後9時、店を出て家路へ。

祝・30周年

 本日も小説誌向けの短編の構想。
 午後10時過ぎ、そういえば……と思い出して、行きつけの飲み屋さんの開店30周年に顔を出す。
 食べ物はほとんど残っていなかったけど、カラスミをちびちびかじりながら酒を飲む。

うう、調べもの中

 資料を調べていたら、小説としての先行作品があることがわかり、読んでおかなければならないハメに。万一、似てしまうと困るので。
 というわけで、本日も読書が仕事の中心になってしまった。
 早く書きはじめたいけどしょうがない。
 頭の中は構想モードで、人とコミュニケーション取れない状態。

濱マイク

 本日も朝食はシリアル。
 マンションの中庭で、20分ほど軽い運動。
 Bybike で関内駅まで。
 そこから伊勢佐木町を歩いて黄金町へ。
 途中、マクドナルドで100円のハンバーガーを買って、ハンバーガー無料券をもらう。
 スタジオではネタ本の読書。
 午後7時から、日ノ出スタジオ前の大岡川でシネマ・ジャック&ベティ主催の野外映画上映「我が人生最悪の時」(濱マイクシリーズ第一弾)。
 途中、「住民に説明がなかった」と知っているオバチャンが支配人に苦情を言っていて。どちらもよく知っている人なのではらはらした。
「濱マイク」は黄金町が舞台なので、見慣れた景色が出まくり。
 シネマ・ジャック&ベティの向かいにあった「日劇」の2階に濱マイクの探偵事務所がある、という設定なので、もちろん、ジャック&ベティも何度も出て来る。
 監督は林海象。
 割と最近まで、僕は林海象を「りんかいしょう」という台湾人だと勝手に思いこんでいた。
 午後9時前、映画は終了。
 中華一番で「本日の日替わり」(タンメンとミニ豚トロ丼)600円。
 全部食べるとカロリー過多なので、適当に残す。
 農家のみなさん、ごめんなさい。アフリカの子どもたち、ごめんなさい。

ダイエット

 朝食はシリアル。
 出勤途中、その1。
 いきつけのマッサージで50分。
 ああ、身体に血が通う感じ。
 出勤途中、その2。
 竜宮美術旅館の Lcamp でコーヒーを飲む。
 ここのコーヒーは本当に美味しいので、ちょっとした贅沢をした感じ。
 昼食は中華一番のラーメン。
 短編のネタが絞り込まれてきたので、ブレインストーミング的にいろいろなことを書き出していく。
 最近では、白い紙に万年筆で書くのがマイブーム。
「書いている」感触が脳味噌への刷り込みになっていく、ような気がする。(当社比)
 午後11時過ぎに帰宅。
 夕食がまだだったので、お茶漬け。
 ちょっと体重を減らしたいので、執筆佳境でないときは少しカロリーを抑える。
 それでもビタミンなどのバランスには気を配っている。
 スポーツ選手と同じで、小説家は身体が資本。

豪遊

 朝、編集者からメール。
 短編の掲載枠が一ヶ月ずれたので、〆切を一ヶ月延ばしてくれと。
 出版社の方から〆切を延ばしてくれと言われたのは初めてのケースだ。(笑)
 原稿を渡したのに掲載が一ヶ月延ばされて次の号になったことは最近もあったけれど。
 
 〆切が延びても、仕事の量が減るわけではなく、別の仕事の予定もあるので、こちらとしては一ヶ月先に執筆すればいいということにはならない。
 月末には書き終えて、すぐに別の小説を書かなくてはならない。その先のもその先のも待ってもらっている。
(と書くとすごい売れっ子みたいだけど、それくらいでないとこの世界で食べていけない)
 というわけで、ただのんびりできるわけではないけれど、今この瞬間としては大いにやる気をなくす。
 別のメールで、夜の予定もキャンセル。
 マッサージに行く予定にしてたけど、こちらは予約が取れず。
 というわけで、何もかも肩すかしの一日。
 それでも、家を出て黄金町に向かったけれど、軽い出社拒否症で、なんとなくまっすぐスタジオに出たくない。
 数日前から串揚げを食べたかったのを突然思い出し、午後5時になるまでダラダラ歩いて時間を潰す。
 午後5時、伊勢佐木町の立ち飲み串揚げ屋「はるちゃん」へ。
 串揚げ5本とホッピー(中お替わり)で1020円。
 次はそこから徒歩1分の曙町の「フライの店 總彌」へ。
 ここはかなりディープな店。
 フライは基本50円か100円。ただし2つずつ出る。
 あじ(100円x2)、なす(50円x2)、いかげそ(50円x2)、酎ハイ(300円)で、合計700円。
 フライ屋だけど、ほとんど衣がついていないから素揚げに近い。(笑)
 と、念願の串揚げ屋を二軒ハシゴ(豪遊だ!)してから出勤。
 午後6時から、やっと仕事開始。しかも酒飲んで。
 こういうのは自由業の特権。
 資料調べをしながら小説のアイデアを考える。
(執筆のフェーズではアルコールは飲まないけど、発想を待つときには、いろいろ、なんでもあり)
 午後11時前、帰宅。

野分け

 風雨のあいまを縫って黄金町へ。
 午後、黄金町バザールは台風のため閉場となる。
 こちらは、ぼんやりと考えごと。(これが今日の仕事)
 風雨はどんどん強くなり、干潮時刻なのに目の前の大岡川の水位も上昇。
 ガラス窓のすごい勢いで雨が打ちつけられてくる。
 実は、子供の頃からこういうシチュエーションはけっこう好き。
 子供の頃、台風が来ると雨戸のすきまからずっと庭を見ていたりしたものだ。
 午後9時半過ぎ、雨は上がり風も収まってきたので、自転車で帰宅。
 道路上に木の枝や破片が多くてパンクしないように避けて走るのがなかなか大変だった。
 マンションに着くと玄関前の大きな木が横倒しになっている。
 自分の家(自分だけの家ではないが)に台風でこれだけの被害が出たのは生まれて初めてだ。
 妻もまもなく帰ってくるので、自転車を置いて、近所のスーパーへ。
 野菜を買ってきて、夕食はこの秋初めての鍋。
(午後10時過ぎの夕食は我が家ではわりとふつうの時間)